ガッチャマンクラウズ~未来を築く転生者~   作:ハヤナリ

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はじめて画像を入れてみました。

たいぶ下手ですが見て下さればうれしいです


4:覚醒

気が付くと俺は知らない場所にいた。

 

「あんた、誰だ?」

 

 俺の目の前に現れた男は優しく微笑んだ。

 

「もうすぐさ、もうすぐ全てのことを思い出す。もちろん僕の事もね」

 

 意味不明な言葉に僕は思わず怒鳴り声をあげてしまった。

 

「なんの事だよ!!」

 

「君はまだ自分の本質を知らない‥‥。君の本質こそ、運命を乗り超える力。逆を言えば、その運命は必ず君に襲い掛かる。

 その本質こそ、心こそが‥‥‥

絶対因果(ぜったいいんが)のNOTE。」

 

 俺は男が言ってることを理解できなかった。男は手の平から光を生み出す。

 

「なんだよそれ‥‥‥」

 

「君の力だよ??」

 

 男はそれを俺の胸へと押し付ける。光は俺の中へと溶け込むように消えていく。

それと同時に激しい電流が俺の体を駆け巡る。

 

 

 

 

 

「うわあああああ!!」

 

 大声と同時に戸谷は起き上がった。時刻は8:00。

戸谷の服は汗で湿っていた。

 

「夢‥‥‥!?。」

 

 体を起こすと手に何かの感触があった。

 

「手帳?」

 

 その手帳をめくったが何も書かれてはいなかった。手帳を閉じると表紙には鳥と羽を合わせたような奇妙な絵が描がかれていた。机に手帳を置いた戸谷は外が騒がしい事に気が付く。

 部屋を出た戸谷は驚いた。目の前のアパートが炎に包まれていたのだ。

 戸谷は部屋に戻り服に着替えた。衝動に駆られたのだ。理由は分からない。だが動かざるにはいられなかったのだ。

 部屋を出る直前、机に置いた手帳を手にする。

 現場での印象はかなり違った。距離があるにも関わらず熱気が自身の体に伝わってくる。

 

「誰か!あそこに子供が!!」

 

 戸谷は野次馬が指さす場所を目で追った。

そいつが言ったとおり、ベランダには4~6歳ほどの子供がいた。

 戸谷はスマホを手にするとGALAXに問いかけた。

 

「X!!消防車が来るまで、あとどれくらいだ?」

 

「現在、渋滞が発生しています。到着予定時刻は30分後です」

 

「30分じゃ間に合わない!!」

 

 戸谷は周りを見渡した。目線の先にある公園に向かって走る。

 水道の蛇口をひねり、水を被る。そして、ありったけの空気を吸うと炎の中へと突き進んだ。

 

 

 

 マンションの中は正に地獄だった。崩れるガレキを避け、エレベーターへ向かう。ボタンを押すがエレベーターに変化はない。

 

「くそ!!」

 

 視界に写った非常階段。戸谷は階段を駆け上がる。

 子供がいた階にたどり着いた時には火が周りきっていた。子供がいた部屋を探しだした岡屋はドアノブを握った。

 

「開いてる!」

 

 戸谷はトビラを開き、ベランダへと向かった。

 

 ベランダにいた子供は怯えきっていた。

 

「もう大丈夫だよ‥‥‥」

 

 戸谷はその怯えを取り除くようにやさしく声をかけた。

子供の手に握られた特撮ヒーローの人形。それを見た戸谷はあることに気が付いた。

 

「そうか‥‥。一度は逃げたものの。この人形を思い出して戻ってきたのか」

 

 戸谷は玄関の方を見た。玄関から溢れ出す火が部屋の家具を次々と燃やす。

子供は素直だ。不安の表情を隠そうとはしない。

 

 

―――――運命を乗り越える力

 

 

 戸谷の脳裏にその言葉が響いた。

それと同時にポケットに入った手帳が激しい光を放つ。

その光は地面と頭上に巨大な光の輪を創り出した。

 

 

 

 

 あれから数分後、子供がいた部屋は爆発を引き起こし、それを引き金にマンションは倒壊を始めた。

 野次馬は唖然とした表情で、その光景を見つめていた。

 だが、その入り口から黒い鎧をまとった者が現れた。

赤い瞳を持つそいつは子供を抱き抱えていた。

 その子供を降ろしたそいつに野次馬がたずねた。

 

「さっき、少年が中へと入ったのだが‥‥‥。」

 

 そいつは凛とした態度で答える。

 

「大丈夫‥‥。安全な場所に避難させた」

 

 そう言い残したそいつはどこかへと消えていった。

 

 

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