ダークギャザリングに問題児2人  ただし、最強。   作:すぱーくしーど

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最強の拠点完成

 

 夏油達が呪いが満ちた家の主を取り込んだ同日に、夜宵達も特級相当のSランクを捕獲することに成功していた。曰く、下手したら螢多朗共々死んでいたということだ。近づくだけで首が切断される呪い、聞くだけで死んでしまう呪いとは恐ろしいものである。

 そんな戦いから数日が経過し、五条と夏油は自宅となる家を清掃していた。

 

「悟〜、そっちの部屋掃除終わった?居間と風呂はもう終わってるからさ」

 

「終わってねぇよ〜。お前と違って呪霊をルンバみたいに掃除させられねぇの、まだ掛かるぜ〜」

 

「最強も意外と不便だね」

 

「お前がいるから大丈夫だろ」

 

「はっ、こちらを褒めたって呪霊は出さないよ?」

 

「けっ、バレてるか」

 

 時刻は午後1時。日も最大まで昇りつつあるため、暑さと湿気から、2人は学ランを脱ぎワイシャツの袖を捲っていた。そんなタイミングで現れたのは、詠子であった。

 

「二人共、アッツい中掃除お疲れ様〜!おぉ〜すごい、見違えてキレイになってるね!はい、差し入れ!」

 

 そう言って、詠子はアイスクリームを持ってきたのだった。

 

「いいのか!?ありがとな!詠子!」

 

「わざわざありがとうございます、詠子さん」

 

 2人は掃除を中断し、アイスを食べる。その暑さからあっという間にアイスは無くなってしまった。

 

「いいの、いいの〜。元々、夜宵ちゃんが買いたい〜って言ってた家だもんね?それがこうして二人の家になるなんてねぇ〜」

 

「不思議な縁ですね」

 

「そーいや、詠子はさ、霊見えないんでしょ?大丈夫なのか?色々とさ」

 

「コラ、悟。すみません、詠子さんコイツこういうやつなんで……」

 

「あー、いいのいいの。夜宵ちゃんから運転とか頼まれてるからね。それに皆で色んな所に出掛けられて嬉しいの!」

 

「……遊び気分か?このs……」

 

「おい!傑!!ワリぃね、詠子。コイツ急にスイッチ入るからさ……」

 

「う、うん。大丈夫だよ〜。……結構コワイ子なのね、夏油君。まぁ、そんなことより、もう大分キレイになったんじゃない!?」

 

「おお、中は大分片付いて来たぜ」

 

「……。すみません。取り乱しました。ある程度綺麗には出来てますよ。良かったら見ていきます?」

 

「いやいや、遠慮しとくよ〜!あ、そういえば夜宵ちゃんから伝言があるんだった![さとる、すぐる。2人にもSランクのスポットに行って欲しい。可能なら霊を殺さず捕まえて来て。よろしく]だって~。よろしくね!」

 

「りょーかい!Sランクってーと、あの、えーなんだっけ?特級みたいなもん?」

 

「悟……。以前夜宵ちゃんが説明してくれただろう?

 

S…通るだけでも危険

SS…生者が行くべきではない場所

SSS…評価規格外

ランク不明…造作もないレベルか、SSSランクか

 

私達の階級で表すなら、Sが1級〜特級下の下、SSが特級、SSSなんて、特級の上澄みという形じゃないかな?」

 

「ま、俺らならなんとかなるでしょ、傑」

 

「そうだね、悟」

 

「わぁ……、二人共すごい自信。夜宵ちゃんとけいちゃんが前に行った所はSランクで、二人共あとちょっとで死ぬところだったって言ってたよー。まぁ、私は置いてけぼりくらったんだけどね……んじゃ、お掃除がんばってね〜!」

 

 

「あざっした〜」

 

「ありがとうございました」

 

 手を振った後に小走りで去っていく詠子。その姿が見えなくなるまで2人は手を振って眺めていた。

 

「傑〜、もう終わった?」

 

「終わったよ、君の担当してた部屋もね」

 

 

 

 

 

 

 

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