ダークギャザリングに問題児2人 ただし、最強。 作:すぱーくしーど
最恐心霊スポット巡りが無かったある1日。夏油と五条は家で駄弁っていた。
「たけのこかきのこって言ったらさ、やっぱきのこだよな?」
「悟ぅ〜。たけのこかきのこかってのは、以前話したつぶあんこしあん以上の派閥争いだよ?私はもちろんたけのこだね」
「はぁ?きのこじゃねぇのかよ〜。たけのこも美味いけどさぁ、やっぱチョコ食ってるんだしチョコ感強いきのこの方が良いって……」
「言いたいことも分かるよ。たけのこに比べてきのこはチョコレートの比率は多いよね。けれど、きのこのクラッカーより、たけのこのクッキーの食感……あぁ、ちょっとたけのこの里買ってくるね。食べたくなってきた」
「俺も行く〜、ま、買うのはきのこの山だけど」
「各々、好きなものを食べればいいさ」
五条と夏油がコンビニから帰ってきたあと、買ってきたお菓子をつまみながら、話していると、話の流れが呪術関連になっていった。
「そういえば、傑。お前も反転術式使えるようになったんだよな?その後どうよ?」
「反転術式については、とにかく効果や効率をあげるよう反復しているよ。怪我はなくても反転術式は回せるしね。あとは、反転術式と呪力操作の併用、反転術式のアウトプットが今後の課題かな」
「アウトプットかぁ〜、あれ憂太と硝子ぐらいしか使えるのいないんじゃないかなぁ……」
「乙骨……か。あの時は悪い事をしたなぁ……」
「ホントだよ、婚約者?恋人?うーん、まぁ大事な人?……とにかく!大事な相手をぶんどろうとしたんだからな、反省しろよ」
「あぁ、反省してるよ。というか、悟もアウトプット出来ないのかい?君は何でもできると思ってたよ」
「まー、最強でも出来ないことはあるのよ。でも、これからは出来るようにならないといけないかもな」
「そうだね、夜宵ちゃん達の身代わりが無くなった時や、私達でも反転術式が間に合わない時にアウトプットが出来ないと……大事なときに見てるだけなんて嫌だからね」
遠い所を見るように呟く夏油に、悟は相槌をうつ。
「そういえば傑は領域の展開とかできんの?極の番は使ってたよな?」
「あー、領域はまだだね、極の番は使えてるよ。そういえば悟は極の番ないのかい?」
「俺はねぇ……かな。茈がそれに当てはまるかもしれねぇけど……。でも、現代最強に胡座をかかずに、術式の発展つーか、磨ける所は磨きてぇな。あの1つ目火山にも無限突破されてるし……領域展延だっけな」
「領域展延……かい?それは知らないな」
「領域展延は、領域展開と違って、自分の周りに領域を薄く延ばすんだ。それされると無限も削られて、攻撃も通るようになっちまうんだよ」
「なるほど。領域を纏うことでバフ効果を得ると共に直にぶつかることで領域によるアドバンテージを得る感じかな。領域展開で広がる領域に無限の効果は適用されないしね」
「そんな感じかな。それに攻撃してみた感じ、防御力も上がるっぽい」
「領域展延か……。それって術式が焼き切れることは?」
「あの呪霊共は生得術式と領域展延を切り替える様に使ってたから、焼き切れるってことはないな。ただ、領域展開と違うところは、領域内っていうのは無いから術式の必中なんてものは無いな。俺の無限対策っていう意味合いが強いかもな」
夏油はアゴに手を当て、少し考え込む。暫くすると、頭を上げ悟の方に顔を向ける。
「私もいずれは領域展開を習得したくてね。だけれど、その前に領域展延だね!悟、練習相手になってくれるかい?削られる役だけど」
「あぁ、いいぜ。俺も無限の強化につながるしな。早速、外でやるか!」
「怪我させちゃったら反転術式のアウトプット練習にもなるし」
「はっ、そう簡単に怪我するかよ」
「さすが、五条悟だね」
「おうよ!」
2人は和気藹藹としながら、家の外へ向かっていった。
不定期更新なので、ゆっくりとお待ちください…。