ダークギャザリングに問題児2人 ただし、最強。 作:すぱーくしーど
リアルが本当にバタバタと……
忙しい訳ではないのですが、
精神的に……
「夜宵ちゃん!夏油さんから連絡が!!」
螢多朗は、来たメールを夜宵と詠子へ見せる。
「ランク不明で、行方不明者が多数の廃村。しかし、逸話や背景が分からないことと、詳細の位置が分からないからあの2人にお願いした。まさか、こんな短時間で見つけるとは……。あの2人、思った以上にデキる……」
夜宵は2人の評価を上げて感心していると、再び携帯が鳴った。
「けいちゃん、夜宵ちゃん!見て!これは……」
詠子は、自分の携帯画面を見せる。先程の螢多朗とは違い、どこか焦っているような、不安を感じている様子だ。
「え?これはどういう……?」
疑問の声を上げたのは螢多朗だった。新たなメールには思いも寄らない文面が記されていた。
五条悟
件名:何もない
本文:低級の呪霊……、あ、幽霊だっけ?
なーんにもいないよ〜、つっまんねぇの。
ランク不明って特級みたいなもんかと思ってた
のに……。
歩き損歩き損。原宿よって帰るわ〜
明日か明後日また作戦話し合おーぜ。
しかし、このメールが送信されて3日、未だに夏油と五条の姿は見えない。
O市廃村を探索したが、びっくりするほど何も出てこないため、つまらないメールを送った五条。しかし、メールだけに留まることなく隣の夏油にも愚痴をこぼしていた。
「んだよ、何がランク不明だよ。こんなのケータローやエーコで問題なく出来んだろ。あのトリオがやりゃ良かったじゃ〜ん……。つか、しょーこは元気してるからなぁ……。すぐるもどきもいて、俺も封印されてでやってられないんじゃない?あーもー、早く原宿行こーぜー!糖分、生クリーム、チョコレート!!」
「悟ぅ〜、収穫がゼロだったからってグチグチ言い過ぎ……。色々と気になる言葉も出てきたけど、そうだね。硝子にも迷惑かけて出て行っちゃったからね。もし、謝れる機会があれば謝りたいよ。最後にあったのは新宿の喫煙所か……」
五条と夏油は、廃村を3周ほどしたが、特に何か見つかった訳でもないので、廃村から出ようとした。しかし、瞬時の呪力反応を六眼は見逃さなかった。
「傑、呪力反応だ。ほんの一瞬だったけどな」
「なるほど……。この廃村に入ること自体は問題ないのか……」
「あぁ。きっと廃村に自由に入ることを許可する代わりに、廃村から出るときには条件、なんなら出られなかったりするのかも」
「そういう縛りか。だから廃村内では何にも無かった。そして、ここからが本番かな?悟」
「油断すんなよ傑。状況を考えると結構な縛りである可能性が高い。それこそ、特級レベルかもな」
夏油と五条は周囲を警戒しつつ廃村の出口へと向かう。段々と出口が近づいてくるが、周囲には何の反応もない。
「悟、君の目で何か分かるか?私も呪霊で周囲を見てはいるが……」
「反応なし……。なんだ、コケオドシかよ」
「悟ぅ、君が油断すんなって言ったんだよ」
「ホンット、一瞬の反応だったからさぁ〜。結構警戒必要だと思ったんだよ」
警戒をほとんど解いた五条と、警戒はしているものの意識を少し緩めた夏油。そのまま、廃村と山の境に足を踏み入れようとした瞬間、2人の視界は暗転した。
お久しぶりです……。
少しずつ更新していくかも?