ダークギャザリングに問題児2人 ただし、最強。 作:すぱーくしーど
暖かい景色
「ごじょー先生!!起きてよ!!ごじょー先生!!」
「ったく、この人は自分から呼び出しておいて……」
「すやすやと安眠中ですもんね、小突いて起こそうかしら」
五条が目を覚ますと、久しぶりに聞いた様な気がする若者達の声。どうして、と思うのも束の間、自分の生徒達を呼んでいたことを思い出した。
「あー、ごめんごめん。こう見えてもおれ……僕忙しくてね〜。僕が呼び出したんだよね?なんだったっけ?」
寝起きということもあるのか、または別の要因があるのか脳が完全に覚醒しておらず、寝ぼけたような状態の五条。
「五条先生が言ったんですよ、俺達が一級推薦されたから詳細について説明するって……最近発見された未登録の特級呪霊についての情報もあるとか」
「おお、改めて聞くと俺達もうすぐ一級なのか……!ナナミンと同じかぁ……!」
「気が早いわよ、一級推薦ってことで、これから任務を行って、その評価次第で昇格かどうか決まるんだから」
「あー……。そっかそっか、ごめんごめん。寝ぼけてて……んで、恵が言ってくれたけど、君達1年生3人は一級推薦ってことで、任務を受けることになった。任務の結果次第で一級に上がるかどうか決まる……まぁ、特級レベルがポンポン出たりはしないんじゃないかな、さすがに。今ん所確認されてる未確認の特級呪霊についてはどうせ僕が担当することになるだろうし……。とにかく、死なずに任務を遂行出来ると思ってるよ。なんてったって、僕の教え子だし?」
「詳しい任務の話はないんですか……。これなら別に五条先生に話を聞かなくても……」
「そんなこと言うなよ伏黒〜。せっかくごじょー先生と話せたんだからさ!それに、任務の詳細はげとーさんに聞けばいいだろ?」
「そうね、夏油さんならしっかり説明してくれるだろうし」
教え子の話を聞いていた五条はアイマスクの下の目を見開いた。聞き間違いではなければ、その名前は……。
「お、げとーさん!!」
「こんにちは、夏油さん」
「こんにちはー、夏油さん」
「やぁ、皆。元気にしてたかい?交流会振りかな?それに五条先生も」
部屋の扉から現れたのは間違いなく、紛うことない親友本人だった。
「傑……だよな。どうしてここに?」
「あれ、伝わってなかった?今回一級推薦の任務に同伴することになったんだよ。東堂君も冥冥さんも同伴できないし、こちらの任務もちょうど空きが出来ていたからね」
「そうか……」
いつもの飄々とした態度とは違う様子に、生徒の一人、虎杖が疑問を抱く。
「せんせー、大丈夫??なんか変なの食った?」
「五条先生は腐った食べ物食べても反転術式で腹痛とかはなんとかなるはずだから、何か別件じゃないか」
「いやー、便利ね。反転術式って」
それぞれ、話し始める生徒たち。また、話を切り替えるように夏油が口を開く。
「ちょっと、悟は忙しさもあって寝惚けてるみたいだ。ちょっとしたら、任務について話すから教室に戻っててくれないか?」
「「「はい(!)」」」
そうして、生徒たちは部屋から出ていく。そうして、部屋の中には夏油と五条の二人だけが残った。
「さ、悟。話をしよう。君、どこまで覚えてる?」
不定期で申し訳ないです……。