ダークギャザリングに問題児2人 ただし、最強。 作:すぱーくしーど
渋谷に現着した計7班。最低人数による連携にて特級呪霊を見つけ次第祓うという作戦であったが、特級呪霊側もただ後手に回るわけではなかった。
特級呪霊の1つ、真人による地上への改造人間の大量放出。その数は2000を超えていた。大量の改造人間により、班ごとの連携はもちろん、班内の連携も取れず、改造人間対応側と特級呪霊対応側の2つに分断されてしまう。
それに加えて花御と漏瑚、2体の特級呪霊が駅構内に同時出現。
特級の同時出現に対し、呪術師側は現在取れる最大のカード、五条悟と夏油傑の特級呪術師コンビで対応していた。
「花御よ、こいつらは儂らで食い止めるぞ」
「|मुझे पता है। दूसरा आदमी भी काफ़ी ताकतवर लगता है।《分かっています。もう一人の男も中々の強者のようですね》」
「チャッチャッとやるぞ〜、傑。火山頭は俺がやるから、雑草の方は頼んだよ」
「分かった。あ、出来れば完全に祓わないでくれないか。取り込みたいんだ」
「りょ〜かい。んじゃ、火山頭。第2ROUNDと行こうか」
漏瑚の頭が掴まれ、五条と共に線路の奥へと姿が見えなくなった。花御は漏瑚の援護をしようとするが、夏油によって阻まれる。
「君の相手は私だよ、よろしくね、草系の呪霊」
「
五条は勢いそのまま、漏瑚の頭を線路に叩きつけた。間髪入れずに蒼を使用した殴りを連打し、蒼を込めて蹴り飛ばす。その間漏瑚は全力で呪力による防御を行っていたが、ダメージは少なくなかった。
「うーん、これさぁ前にも似たような状況あったよね?一対一じゃ勝てないってさぁ、学ばないわけ?ま、今回は俺が分断させた訳だし酷な話か」
「まだだ、まだ終わっていない!!」
炎を面展開し、視界を防ぐ。六眼には目眩ましはあまり通じないが、漏瑚には一瞬時間を稼げればよかった。上方に火炎を放射し、穴をあける。そしてそのまま上に向かって跳躍した。
「上には生徒達が……。面倒だな」
現代最強は即座に後を追い掛ける。五条と漏瑚の対決は地上に移行した。
その頃、夏油と花御は攻防を繰り広げていた。フィジカルと呪具、使役している呪霊を駆使し多様な攻撃を重ねる夏油と、攻撃が致命傷にならないよう術式も使用しガードする花御。その攻撃中、夏油は花御の隙を伺っていた。
呪霊は目の前にいる男のレベルを見誤っていた。現代最強と謳われる五条をどうにかすれば良いと考えていたが、敵は五条だけではなかったと知る。
花御は早くも切り札を切ろうと考えた。術式による樹木召喚で夏油と呪霊を足止めし、印を組む。
「
花御の領域が広がる。地は草花が咲き乱れ、空は晴天。後方にはねじれた大木が天をつらぬくようだ。夏油は辺り一面を少し見渡した。
「領域には領域を……だったっけ?それなら悟や皆との訓練の成果をここで披露しようか。観客は君一人だけどね」
夏油は悠々と、片手で印を組んだ。
「領域展開
夏油の印は、転法輪印という印を参考にしました。
簡単に言うとOKサインみたいな感じです。
転法輪印の手を縦から横にしたイメージです。