ダークギャザリングに問題児2人 ただし、最強。 作:すぱーくしーど
霊を司る少女達との再会
「やっぱ、この店のパフェなんだよなぁ〜!くぅ~!あまっ!糖分が脳ミソに直撃して、全身に駆け巡ってるぜ……」
「帰ってきて最初にパフェだなんて、悟らしいというかなんというか……。夜宵ちゃん達と話さなくて良かったのかい?こちらでは1週間ほど経ってたんだし、状況報告ぐらいは直接したほうが……」
「すぐるー、かたっくるしいー。メール送ったし、大丈夫だろー」
夜宵達は、1週間ほど音信不通だった五条達から連絡が来たので、無事を喜んでいたが、届いたメールを見て、その内容に落胆していた。
五条悟
件名:無事だよ〜
本文:O市廃村の、ちょっとダルい霊に異なる世界にぶち込まれてたけど、俺と傑は生きてるよ〜!怪我もしてないし、なんなら強くなった!
PS.この世界に戻ってこれたので、いつものところでパフェ食べてる〜。糖分補給終わったらそっち向かう!
「ランク不明の所で1週間も音信不通……。何かあったのかと心配してたら電話もなしでいきなりこのメール……五条はどうなってるの?」
「まぁまぁ夜宵ちゃん……。悟くん達も気を遣わせないようにっていう結果かもしれないしさ!それに、ランク不明のO市廃村を攻略したんでしょ!?戦力も強化されたみたいだし、次、あの2人も一緒に心霊スポット行ったらきっと楽に攻略できるよ!ね!?」
「ふふふ、けいちゃんから心霊スポットの話が出るなんて……!大分コッチ側に染まったんじゃない?で、夜宵ちゃん!次はどこに行くの?」
少し機嫌が良くない夜宵を慰めるけいたろう。そして、慰めの言葉であっても、けいたろうからオカルトに対して前向きな言葉がでて喜ぶ詠子。そして、その流れをそのままに、次の予定を確定しようとしていた。
「詳しくは、2人が戻ってきてから話す予定。私と詠子で行った家が中々危なかったから次はあの2人の実力を見てみたい、私達は見学みたいな感じで行こう」
「いや〜自分で言ったことだけど、もう撤回したい気分だよ……」
「けいちゃん!男に〜?」
「二言は〜?」
詠子と夜宵はからかう様にけいたろうに続く言葉を言わせようとする。
「あ~、もう!ない!!男に二言はない!ないですよ!行けばいいんでしょ行けば!!」
「でも、現地に行く前に、寄りたい所がある。そこは私達だけで行こうと思う。あの2人の無事も分かったし、今から行けば丁度いい時間になりそう」
「えぇ!?いきなり!?」
「善は急げ……!」
「じゃあ、行きましょー!」
あれよあれよと言う間に準備が整い、車に乗り込む3人。けいたろうは何か言いたげな様子だったが、2人の手際の良さを目のあたりにして、言いたかったことも出てこなくなっていた。
「れっつごー!」
「すと!」
「早く傑くん達帰ってきて〜……」
走り去る車と偶然すれ違う夏油達。夏油は夜宵が持つ呪力反応を、五条は車内にいるこの世界の知人を六眼が見逃さなかった。
「お?今のは……!」
「あぁ、夜宵ちゃんだね。けいたろうさんや詠子さんも一緒だったかな?」
「今は糖分キメてんだ、六眼がギンギンだぜ……!」
「え、糖分で六眼の精度って変わるものなのかい?」
「わかんね、気分」
「まったく……術式開示してる時の語彙力はどこ行ったんだい笑」
「そんなゴチャゴチャいらねーだろ、お前なら伝わる」
「そうかい……。じゃ、私たちも行きますか!」
「行くぜ!悪霊退散!!」
夏油は虹龍を召喚し、五条と共にその背に飛び乗る。
夜宵達が向かう先へと問題児2人、急行。