ダークギャザリングに問題児2人 ただし、最強。 作:すぱーくしーど
邂逅
また不幸な体質とそれに関係するだろう霊の気配を感じ取っていた。
「もー全然答え分かんない!アイス食べれなかったじゃん!!ヤケだヤケ!パフェもう一個頼む!!」
正解ごとにおやつを1つあげるゲーム形式で授業を始めようとしたのは良いものの、一向に正解は出ず、
「少々お待ち下さいませ〜」
ウェイトレスが
螢多朗は、水が愛依に掛かるタイミングで目をつぶってしまった。愛依ちゃんに水が掛かってしまったかもと思い、目を開けると……。
「おいおい、大丈夫か?気をつけろよ」
「まぁ、良いじゃないか悟。こうして奇跡的に水が掛からなかったんだから」
目の前には身長が190以上はあるだろう男二人組、学ランのような服装をしていることから、高校生ぐらいだろうか……。サングラスを掛けた白髪に前髪が特徴的な細目。どのタイミングでこちらに来たのか分からなかったことと、身長が高めなことから、螢多朗は怖がっていた。
「どうも、私は夏油傑。こっちのサングラスが五条悟です。よろしくね。実は私たちは宗教系の学校に通っていてね、いわゆる心霊だとか呪いに少し詳しいんだ。……、ほら悟も挨拶して」
「五条悟です!よろしく〜!」
「ど、どうも。大学生の幻燈河螢多朗です。家庭教師のバイトをしてて、こちらは生徒の神代愛依ちゃんです」
怯えている螢多朗とは反対に、いきなり現れた高身長達に興味がありそうな愛依。
「わぁ〜、身長高いね!私、高1!二人は?」
「俺たちは……。あー、高2かな。一個上。……だよな?傑」
「え、私に振るかい?まぁ、そうだね、大体そのくらいか、よろしくね、愛依ちゃん。よろしくお願いします、螢多朗さん」
「二人共、よろしく〜」
螢多朗は、夏油が行った最初の挨拶に期待していた。
『宗教系の学校』、『心霊や呪いに少し詳しい』この言葉が嘘でなければ
「あ、あのファミレスで話すのもあれなので、少し場所を変えませんか……?それに、愛依ちゃんにも話すことあるんだ」
「私は良いよー、お二人は?」
「だってさ、どうする?傑」
「色々と聞きたいこともある……。うん、是非ご一緒させていただきます」
「俺らも行くぜー」
「なら、行きましょう。僕の最初の生徒の所へ」
本来は会うはずの無い、問題児2人と少女の願いと呪いを解こうとする螢多朗達と出会い。
この出会いが、彼らの物語に今後どのような影響を及ぼすのか。それは、彼らにはまだ分からないことなのである。