ダークギャザリングに問題児2人  ただし、最強。   作:すぱーくしーど

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仕事…


いざ、寶月家へ

 

「螢多朗、ちょっと来て」

 

 問題児2人と愛依は、螢多朗に連れられ、寶月(ほうづき)家へと来ていた。全員はリビングに通されたが、夜宵から呼び出される螢多朗。リビングから離れ、2階まで来ると、夜宵が話し始める。

 

「あの二人なに?」

 

「あー、あの人たちは宗教系の学校に通ってる人でね、もしかしたら夜宵ちゃんの目的に協力してくれるかなって」

 

「あの二人は異常。とんでもなく強い?何かしら力を感じる。まるであの子達みたい…」

 

「あの子達?呪いとかちょっと知ってるって言ってたし、多分だけどそういう力?みたいなの持ってるんじゃないかな」

 

「そう……。分かった。で、あの女の子は?」

 

「あの子は家庭教師の生徒だよ。あの子は何か憑いてる気がしたから、夜宵ちゃんのアレが増えるかなって」

 

「それはナイス。ま、あっちで詳しく聞いてみよう」

 

 ある程度方針が決まったのか、二人はリビングに戻る。

 

 

「まずは自己紹介。寶月夜宵、小学生、好きなこと心霊スポット巡り。よろしく」

 

「五条悟でーす、好きなものは甘い物。よろしくぅ〜」

 

幻燈河螢多朗(げんとうがけいたろう)です。大学生で、家庭教師のバイトをしてます。よろしくね〜、なんて……」

 

「私は神代愛依!好きなものは、えーと、ご飯を食べること!お菓子も好き!!よろしくね!華の女子高生だよ!!」

 

「呪術高専に所属してます、夏油傑です。学年は2学年で、悟とは同級生です。皆さん、よろしくお願いします」

 

 奇妙な自己紹介が終了した。それぞれ性格が出た紹介であったが、すぐに流され本題に入る。

 

「まずは愛依。私は心霊大歓迎、だから安心して頼るといい。確かに憑いてるから、とりあえず捕まえる」

 

 愛依は、こんな幼女に任せて大丈夫なのかと思ったが、人形に紐を巻き付けぐるぐる巻く光景を見て、その疑念はなくなってしまった。

 

「捕獲完了。あと一人いるみたいだけど、あんまり悪い気配はないと思う、仲の良い知り合いか家族の霊だと思う」

 

「ありがとね、なんか楽になったかも。それに、もう一人はきっとお兄ちゃんだと思う。私の不運体質に巻き込まれて亡くなって……。見守ってくれてるんだ……」

 

 涙を流しながらお礼を言う愛依。その彼女の瞳からは星の刻印が消えていた。

 

 一連の儀式を見ていた夏油と五条は驚いていた。小学生が、霊の捕獲をやってのけたからだ。

 

「なぁ、傑。これって呪霊操術みたいなもんか?」

 

「いや、これは別物だよ。私の場合は呪霊を直接取り込み使役することが出来る術式を持っているから出来ることだ。これはどちらかというと縛りと契約による強制使役に近いね。低級でも、下手すると縛りのペナルティが来るかも……」

 

「なるほどな、雑魚でも命に関わるか」

 

「でも、私達の世界とこの世界は似ているが別物だろう?縛りのペナルティ等、世界の差があるのかもね」

 

「だよなぁ……。あと霊と呪霊は同じじゃねぇよな?強さに関係なく人語を話したり、人の形をしてる」

 

「こちらの世界は、負のイメージの集合体というより、個人の怨嗟、魂が残るようだね。蠅頭(ようとう)のような力でも、人格が残るみたいだ」

 

「つまり、こんな感じか?

元の世界

負のイメージ→それらが集まって形を成す→呪霊誕生

 

今の世界

人が死ぬ→魂が残る→霊誕生」

 

「うん、基本はそれで合ってると思う。けど、この世界でも呪霊のような存在が生まれてるかもしれないし、逆もまた然りだろうね」

 

「ま、そんなもんだよなぁ〜、でこの猫かぶりはどうする?」

 

「私達だけでもアレだから、2人に聞いてみようか」

 

「内緒話はもう終わった?2人には色々と聞きたいことがある」

 

 夜宵は、五条達の話がまとまるのを待って、そう声を掛けた。

 

「おう、どんとこい」

 

「答えられる限り答えるよ」

 

 

 

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