ダークギャザリングに問題児2人 ただし、最強。 作:すぱーくしーど
旧I水門の報告会も無事終わったかと思ったが、愛依の乗った新幹線が脱線事故を起こしたと知った夏油と五条。2人はファミレスでの雑談を止め、現場へと急行していた。
「ったく、人使い荒いなぁ…!あのちびっ子!」
「文句言わない!皆は本業があるんだから。この世界では自由な私たちが動くのは当然だろう?」
「わぁーってるよ。それに愛依もあんな近くで怪獣大戦争されたら危ないだろうしな。愚痴ぐらい言わせろって」
「はいはい……。まぁ悟らしいというかなんというか……」
マンタの呪霊に乗って、数時間程で夏油と五条が現着。その場には、以前戦った神と同一とは思えないほどの、想像を絶する残穢が確認できた。
「あのロリ神、まだ全然力出してません〜ってこと?めんどくせぇなぁ」
「あの時の最高出力で追い払ったつもりだったんだけどね……。それに悟」
「あぁ、分かってる。残穢からみて相手も神クラスだろ。神がポンポン出過ぎなんだよ、バーゲンセールでもやってんの?」
「この残穢を残す相手を2体も敵に回すか……。夜宵ちゃんもけっこうやんちゃするね。私たちでも骨が折れるだろうに……」
「まぁ、大丈夫でしょ。これから夜宵達も戦力集めて、俺らだってレベル上げてくんだし。神だろうがなんだろうが俺たちにとってはちょっと強いレベル上げモンスターみたいなもんでしょ」
「悟ぅ〜。君は本当に大胆不敵というかなんというか……」
「まぁ正直、俺一人ならちょっとしんどいかもだけど、傑もいるからなるようになるでしょ。愛依も病院に運ばれてるみたいだし、もう戻ろうぜ」
「そうだね。この残穢でここら一帯には蠅頭のような霊も寄ってこないみたいだし」
五条と夏油は現場から戻る際に寄り道して地元のお土産を購入。夜宵たちに渡しつつ、自分たちの拠点に戻ったあとはゆっくりと過ごしたのだった。
愛依が無事であることを知った夜宵は、学校でほっと一息ついていた。その様子に本来いるはずのない呪いが囁く。
「へぇ、神憑き無事だったんだ。よかったじゃん」
「いきなり話しかけないで。誰が聞いてるか分からないし、視える人がいるかもしれない。それに成り代わりの件だって……」
「成り代わり?なにそれ……へぇ。それは俺分かるよ。肉体と魂が明らかに違うんだろ?触れたら一発だ」
「術式……無法すぎない?」
「俺らは特級っていう一番上に該当する呪いだよ?そんな弱いわけないじゃん」
夜宵達が学校では霊を使役することが難しいため、真人が分身、姿を縮めてそれぞれにボディーガードとしてくっついていた。
「最初は退屈なだけかと思ったけど、意外とそんなこともなさそうだ」
真人は学校に漂う呪いの気配をひしひしとその身に感じていた。
すみません。
久しぶりに更新しました。
ゆっくり、本当にゆっくりと更新します……
※懐玉・折玉の映画、edの1枚絵達が素敵でした…