ダークギャザリングに問題児2人 ただし、最強。 作:すぱーくしーど
神の強力な一撃と、虚式 茈、極の番 うずまきの衝突は凄まじく、辺り1キロまで衝撃が及んだ。この衝撃は、後に局地的な地震や不発弾の暴発だと言われ、神と最強の激突という事実は明らかにされてはいない。
「ケホッケホッ、煙いなぁ。大丈夫か?傑」
「コホッコホッ、本当砂煙が……。あぁ、大丈夫だよ」
周りを見回すが、神の姿は見当たらない。
「どうだい、悟。何か分かったかい?」
「あの野郎に逃げられたっぽいことは分かる。あんな呪力したやつが死んだら六眼で分かるからな」
「そうか、でもまぁ撃退したんだし、ひとまずは私達の勝利かな」
神と最強コンビの戦い、一戦目は最強コンビが勝利を収めた。
「あぁ、そうだな。所でお前呪霊のストックは大丈夫なのか?うずまきって……」
「あぁ、8000体の内、2000体ほど使わせてもらったよ。だから残り約6000体かな、これからまた増やしいていこうと思ってるよ」
百鬼夜行時より、呪霊が多くなっていたことに驚いた五条。夏油は話を続けている。
「この世界に来たときに、高専から百鬼夜行までの呪霊が全てストックに入っていたんだ。だから虹龍や特級もチラホラあるよ」
「頼もしいな、傑」
「君の方こそ。ずいぶん余裕だったじゃないか、悟」
「まぁな。ヤツが本気だったらまだ分からなかったけど、こちらの様子見みたいな動きだったからな。まともにやったのは最後の光の球ぐらいだろ」
「たしかにね。あの球、すごい高密度の呪力だった。あれが市街地に当たったりしたら……。恐ろしいね」
「俺の無限も、もしかしたら突破されてたかもしれない……」
「私達もまだまだ強くなれそうだね、悟」
「だな、傑」
二人は拳をぶつけ合い、勝利とこれからを祝った。
夜宵達は、愛依のマンションにて、愛依が神の花嫁として20歳になると連れて行かれてしまうことを知る。また愛依のマンションに潜んでいた脳幹男を永い間動かせないようにするとともに霊が寄り付かない用な仕組みを作っていた。その後は、愛依と共に寶月家へと戻っていた。
夜宵の部屋には今までの霊達が集められている。それらは夜宵達の命を守る身代わりであると同時に、蠱毒による、普通の悪霊より更に強い卒業生を作る仕組みとなっていた。
通常、霊は質より量、圧倒的な数による暴力には勝てない。しかし、愛依に憑いていた霊はその原則を破っていた。
夜宵の部屋の人形はほとんど破壊されており、また部屋は霊達の血で染め上げられていた。
「えっ!?なにこれ!?部屋が血だらけ……」
「この人形は……さとるやすぐるが持ってたはず……」
『僕の愛依を守ってくれてありがとう。愛依から流れる僕のエネルギーを狙ってゴミ共がうようよ寄ってくるんだ。ちょっと野暮用でそちらに顔を出せなかったけど、愛依が無事で何より』
「ひっ……。昨日の……」
『僕の花嫁を守ってくれて助かるよ。これは、野暮用で少々ストレスが溜まってね、ちょっと発散させて貰ったよ』
「ロリコンが余計なことを……痛い目にあわせてやる」
『言っただろ?ストレスが溜まってるんだ、フザけた事を抜かしてるとひどい目に合わせるぞ』
「助けて、螢多朗。ロリ神に酷いことされちゃう」
「そういう酷いことじゃないと思うよ……」
野暮用とやらで本当にストレスが溜まっているらしい。神の言葉が段々と汚くなっていく。
『あのクズ共といい、お前らといい……。はぁ、乳の小さい女に価値など感じないが、貴様らが負けたら蒐集品になるのはお前だ。覚悟しておけよ』
「ロリ神には、一同総出で奴隷の位を用意仕る」
「ぼ……僕の生徒に
夜宵は神に対して、中指をあげると共に大胆な宣戦布告を行う。反対に螢多朗は怯えながらも、勇気を持って神に反発した。また、部屋に残っていた人形はガタガタと震えている。この震えは怯えではなく殺意の高まりによる武者震いであった。
『面白い、その時にはちゃんとお相手しよう』
そう言うと、神は姿を消した。残ったのは震えている人形達。
夜宵はこの後に何が起きるか予想がついていた。螢多朗や詠子と共に一旦家から出ると、10分ほどして部屋に戻った。そこには、今までの霊とは比べ物にならないほどの強い力を持った悪霊がいた。
悪霊……
神VS最強コンビ初戦は神の戦線逃亡により、コンビのWin!
って、前の後書きにも書いた気がする……。