時間は少し前に戻り。
_________________________________________________
地味に頑丈だなこの鍵、ちゃんと牢屋しやがって。
鍵を開けようと少しづつ削っていたら誰かがコッチに向かって走ってくる音がするので糸鋸をベルトに急いで隠す。
「ツバメ!大丈夫かぁあ!?」
「イヤァア!?………ってラミー?何でこんな所に?」
「お前が俺達を裏切って牢屋にブチ込まれたって聞いてよ!!お前やってないよな!そんな事!!」
「あ、あぁ、やってない………大丈夫かラミー?」
何か目の焦点が合って無いと言うか妙に据わってるというか。
「もしかして、コーラルキメすぎた?」
「まだキメてねぇえ!!」
あぁ、なるほどキメてない副作用か……え?
「ラミーが……コーラルを……キメてない……だと…?」
「言ってる場合かぁあ!!!!」
「うぉ、ビックリした、うるせえよ正論言うなよ。」
「ツバメ、ヤバイんだよ!俺達ドーザーの中にお前を裏切った罪で殺せって言ってる奴らもいるんだよ!!あぁマズイぜマズイぜマズイぜぇ!!!!」
「落ち着けって、なんとなくいるだろうなとは思ってたよ、ソイツらは俺を嵌めた本物の裏切り者とグルだろうしな。」
多分、ブルートゥの息がかかった奴らだろうな、本編ではレールキャノンを1人では持ち逃げ出来ないだろうし、複数人と共に行動を起こしたはずだ。
「だったらなおさらお前がしてないって皆に教えなきゃ!!その裏切り者ってどいつだ!!俺が捕まえてチェーンソーで切り刻んでやらぁ!!」
「……ラミー、その裏切り者がブルートゥだって言ったら信じるか?」
「………ハ?いやブルートゥもドーザーだがアイツは誠実で紳士な野郎だぜそんな訳が………」
「ほらみろ、信じるわけねぇ。当たり前だろうがな、アイツは最近出て来た俺なんかよりも皆から信頼されてる、そんな奴が俺を裏切り者だと言ってみろ、嘘か本当か分からなくたって皆首を縦に振るに決まってる。」
「でもよ、ボスとチャティはお前が裏切って無いと思って色々やってくれてるからよ…このまま待ってお前が何もしてないって分かったら解決だろ?!」
「その前に邪魔な俺は背中から刺されるか、この高さから地上まで突き落とされるだろうな。ラミー、俺はRaDを抜けるつもりなんだけどさ頼みがある。」
「抜けるのか!?オイオイオイそしたら俺は何食って生きてきたらいいんだよ!?」
「そこかよ、まぁここから出たら箱詰めして持って来てやるよ、それより俺をここから出して欲しいんだ、まだやる事が沢山合ってな。」
「……オイオイ、マジで言ってんのかよツバメ?そんな事をしたら俺はボスに………。」
「それともう1つ、このチップを持ってて欲しい地図のログだ、多分だが近いうちに俺が抜けたら本物の裏切り者が動くはずだ、だからコレが示す地図にはその時に建て直すための資金が入ってる、頼めるか?」
「………本当にブルートゥが裏切り者なのか?」
「俺の事を信じるならな、アイツは言動だけ紳士で表面だけ誠実なイカれクソ野郎だよ、どうする?俺をここから出すか?」
ラミーは顔を下に向け悩んでいたが、両手で自分の顔を叩き。
「………ヨシ!!下がれよツバメ!」
巨体のラミーは助走を着けて牢屋に向かって走り。
「ウオラァ!!………アダァア!?」
そのままタックルしたが牢屋の扉は開かれずラミーは弾き飛ばされた。
「……ハァ~……。」
思わず頭を抱えてため息がでる、気持ちは嬉しいけど本当にコレ託して大丈夫かな。
_________________________________________________
「とりあえずは俺のガレージだな、行くぞラミー……ラミー?」
返事が無いと思ったらコーラルキメてた、何やってんだコイツ。
「……ハァ~、だ、大丈夫だ、ちょっと、ちょっとだけだ、ハハッ、ボスに逆らっちまった、ハハハッ。」
「………安心しろ、その行動がそのうちボスの助けになる、それだけは信じな。」
「そうだ、そうだよな、お前は俺の弟みたいなものだ、信じない訳がねぇ。」
「誰がいつ?お前の弟になったんだバカヤロー。」
「今決めたんだよ俺の方がデカイから兄貴だ。」
「ただのデブじゃねぇか。」
「なんだとこの野郎!?」
「やんのかこの野郎!!」
二人してゲラゲラゲラと笑い合う、なんだかんだあったが一番仲が良かったのはラミーかもしれない、そう考えるとなんだか名残り惜しいなここを出るのも。
さて、ガレージだがまぁ、見張りやら何やらいるよなでも4人か、少ないな。
「ど、どうすんだよツバメ。」
「とりあえず、殴る。」
レンチとハンマーを両手に構えて戦闘態勢に入る。
「俺はどうすればいいんだ?………待てよ、今どっから出した?」
「ズボンの中、とりあえず片付けたら俺のACの装備を着けといてくれ。」
「分かった、気を付けろよ?」
「お前こそ、姿見られんなよお前までここにいられなくなるぞ。」
「分かってらぁ。」
こっそり後ろから近づくと会話が聞こえてくる。
「それにしてもツバメが裏切り者なんてな、今でも信じられねぇぜ。」
「あぁそうだな、でもよブルートゥが言ってんだほぼ黒だろ。」
「でもよぉ、アイツだったらもっと上手くやると思うんだけどよぉ結構バレバレなの残しまくってたんだろ?」
「仕事だけ出来て、悪さは出来ないってか?」
「どちらにせよ、アイツが裏切り者だなんて残念だなどうなっちまうんだろな。」
「中には殺せって言ってる奴もいるらしいんだ、少しやり過ぎだと思うんだけどよそういうのは。」
「でも、俺達の金を持って行きやがったからなでもやり過ぎだよな。」
「そうだよなぁ、さてと早く終わらそうぜ。」
「そうだゲブァ…!?」
話が終わる頃合いを見て右手のレンチで1人殴る。
「な!?ツバ…!?」
「ヨォ」
走り込んだその勢いで左手のハンマーで殴る。
「野郎、どうやアガッ!?」
「オイ!ツベェヘ!!!!」
両手のレンチとハンマーを投げて顔にぶつける。
「よし。」
ラミーを手招きして呼ぶ。
「や、やっちまったのか?」
「殺してないよ、気絶させただけだ。」
たぶん………。
「とにかく、始めよう俺は向こうで出ていく用意する頼んだぞ。」
「オウ!このラミーに任せておけ!!」
さて、計画の証拠を燃やさないとな、今の育ててるやつ…燃やすのかぁ〜………つらいなぁ。
_________________________________________________
ツバメがどこかに行ってる間にACの準備をする、1人でやるのは初めてだけど、何とかなったなヨシ。
「スンスン、何か焦げ臭いな?」
ツバメが向かった所から、何か焼ける匂いがすると思えばツバメが帰ってくる。
「オウ、用意できたのかツバメ?機体の準備は出来てんぞ!」
「あぁ、片付けは済ませたよ。」
「じゃあもう乗るんだろ?早くしないと誰か来ちまうぜ?」
ツバメから目を離してガレージの扉を開けるスイッチを押す。
突然、後頭部に鋭い痛みが出て倒れてしまう。
「ッ………!」
「悪いなラミー、こうすりゃお前はここで襲われた事になるからよ。」
失いそうな意識を必死に耐えてツバメを見ると、視界が霞んでよく見えないがこっちを見ていた。
「ボスの事、頼んだよ。」
そうツバメは言い残し、俺は意識を失った。
_________________________________________________
気が着けばマットで寝かされていた。
「お!?オイ!!ラミーの野郎が起きたぞ!!」
「ラミーお前大丈夫だったか!?」
「お、俺はいったい?」
「頭殴られて記憶が飛んだのか?お前はツバメのガレージで他の4人と一緒にぶっ倒れてたんだよ。」
「そうそう、後ろからガツンとやられてたな、大丈夫か?」
「あ、あぁ、無敵だからか痛くねぇ。」
「…頭殴られてまともになるかと思ったけど無理か、やっぱり手遅れだ。」
「そうだな、ラミーとりあえずコーラル吸うか?」
何となくバカにされた気がするが、コーラルを吸って気持ちを落ち着かせる。
「なぁ、本当に大丈夫かよラミー?」
「あ?あぁ、大丈夫、大丈夫だ俺は無敵だからな。」
ポケットの中のチップを握りしめ言い聞かせた。
_________________________________________________
私はカーラと共にツバメが起こした火事現場に来ていました。
「まさか、こんな所に隠し部屋があるなんてね、よく見つけたもんだよツバメは。」
「えぇ、秘密の部屋なんて、ロマンがあって素晴らしいですが、なぜここに土が?」
「あぁ、あたり一面に土とその上に何かを燃やした灰とボロボロになった通信機だな、どこのメーカーだ?」
土を手に取れば、何かが燃えたような灰があり育てていたのか土が好きでその上に何かを置いていたのか、もしくは……。
「お花畑でも作ろうとしたのでしょうかね?」
「フッ、ありえるかもね、この部屋見るともうよく分からんがな。」
カーラは疲れたから帰るよと、悲しげに帰っていきました。
「そうですよね、友の旅立ち、別れとは悲しいものです、けれども彼はきっと私と皆からのサプライズを楽しみ喜んでくださった筈です!」
あぁ、RaDの事は私に任せて下さいツバメ、大きなプレゼントを貰いそのお礼に、温かい花をカーラ達に贈らせてもらいます。
あぁ……その日が待ち遠しい。
RaDでの生活?………終わったわ……。ガンガン!!(蹴り)
多数感想を誤字報告を頂きありがたやありがたや助かりますマジです。
まだまだ続きそうです、長い………。
次からは更にキャラが登場予定それに伴いRaD達はお休みでしょうかね。
これからも妄想ではありますがほどよくお楽しみ下さい、誤字報告、感想、本当にありがとうございます。