ルビコンで出前始めました   作:黒色の鬼さん

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前回が長〜い、今回が、短〜いのか?


第11話

 RaDを抜けて一文無しと言うわけでは無いけども、次に行動を移すには少々金が足りないので、スマートベーカリーと持って来てた小麦とトウモロコシを使いパンを作り始める。

 

 目指すはルビコン解放戦線の基地だが、お得意様になる予定だし売り出すためにも壁に向かうとしよう、生きて帰れたらいいが。

 

 作ってる間にウォルターに通信を入れておくとしよう、フレームは送ったが今後安定するまでは援助が出来なくなるからな、早めに建て直さないと。

 

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 調査を進めて行くと通信が入る。

 

「ヨォ、ハンドラー・ウォルター。」

 

「名無しか、この時間帯に通信とは珍しいな。」

 

 名前、所属等が不明なため「名無し」と呼んでいる、ずっとお前では会話がしづらい。

 

「あ~、本題に入る前にフレームは届いたか?」

 

「あぁ、617達が次の作戦でどれを使うか相談して決めている所だ、とても役にたっている、いつもすまないな。」

 

「なら良かったよ、ただ本題なんだが……。」

 

 歯切れが悪そうな、名無しに疑問を覚える何かあったのだろうか?

 

「トラブルか?」

 

「まぁね、今までいた拠点を追い出されたから悲しい状況なんだ。」

 

「ふむ俺達に何かできる事はあるか?」

 

「種の送り場所が変わる事とこちらの状況が安定するまでは資金等の援助が困難になる。」

 

「大丈夫だ、アイツらはパイロットとして優秀だからな資金の方もまだある、とりあえずお前の状況をどうにかしたほうが良い、お前がいなくなれば617達がきっと悲しむ、俺としても支援してくれる取引相手がいなくなるのは困るからな。」

 

「泣ける事を言ってくれるぜ………なら、レッドガンのとある2名に依頼がしたいが連絡先を知らないんだ調べて教えてくれないか?」

 

「ならレッドガンには俺の古い友人がいる、俺から依頼を出す事も可能だが?」

 

「いや、依頼は俺個人からするよ………それとだな!」 

 

 手を叩くような音を出した後名無しから画像が送られてくる。

 

「鉄の入れ物か?」

 

「コイツの中身は酒さ。」

 

「酒?……まさかとは思うがレッドガンに売ると言う事か?」

 

「そ、サンプルは依頼を出す2人に持って帰ってもらい、返答次第で売り込む、そこでなんだが………。」

 

「………買うように話をつけろと言う事か?」

 

「いや、まぁ一言言っておいてくれれば助かるよ。」

 

 少し面倒だなと思うが良くしてもらっているためNOとは言えないが、ため息を吐きたくなるのを620の淹れたフィーカと共に飲み込む。

 

 それよりも汚染された土地、戦争状態の惑星でありながら食品の製造を行うとは。

 

「ん?」

 

 ふと気配がすると思い後ろを見れば618がパッドを持ちこちらを見ていた、中を見れば文章が書かれており内容は「お酒は美味しいの?」だそうだ。

 

「618…お前にはまだ早い、手術をして20を超えたら飲んでみるといい。」

 

 少しがっかりしたような顔になるが、文章を新たに入力していく。

 

『ウォルターも一緒に飲んでくれる?』

 

「………あぁ、その時になればな、今は仕事の話をしているから………」

 

「ん?誰かと話してると思ったらハウンズの1人か?てか618って何歳?」

 

『15さい!!』

 

 しまったと思うがもう遅く、マイクをミュートにしていなかったと頭を抱える。

 

「…………まだ15だ、だから酒は飲ませられない。」

 

「え?じゃあ…待てよ……?まさかとは思うが……617達3人も同い年くらいかぁ………?」

 

「………あぁ、そうだ。」

 

 少し長い沈黙が続いたが先に口を開いたのは名無しだった。

 

「なんか………改めて、取引したのがアンタの所で良かったよ………。」

 

「…………あぁ、心から感謝している。」

 

 1人618だけが首をかしげて表情は無いが何故か楽しそうにこっちを見ていた。

 




 農業するのに適してそうな基準が雪がなくて砂漠でもなくて景色が良いだと1箇所しか思いつかなかった、最悪温度調整とか出来そうだよねあそこ。(ネタバレ)

匂わせ2名
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