ルビコンで出前始めました   作:黒色の鬼さん

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リアルが忙しすぎて凄く久しぶりでございます。

今回も多くの感想等ありがとうございますです。



第14話

 封鎖機構のヘリによる攻撃から距離をとり、それぞれ場所を移動していく。

 

 何となく予想はしてたけど、やっぱり来たらしいさてさてこのメンツなら油断しなければ普通に勝てる相手だとは思うけど。

 

「おいヴォルタ!!話が違うじゃねぇか、誰が封鎖機構の警備は手薄だって?!」

 

「俺だって知らねぇよこんなの!!なんでいるんだよクソ!!」

 

「そりゃあやっこさんの設備が1つ2つ停止してるなら、確認しに来るだろ?」

 

「クソッタレ最悪だぜ畜生!!」

 

「まぁまぁ、イグアスは距離とってライフルで攻撃、俺とヴォルタはグレネードとミサイルで対処するよ、狙われたら建物使って避けていきな。」

 

「うるせぇ分かってんだよそんな事、指図すんじゃねぇ!おい、イグアス!」

 

「テメェはさっさとそれ終わらせとけよクソ鳥野郎。それと追加で報酬も要求させてもらうからな。」

 

「ゔゑ?」

 

 そんな事を言いながら無理矢理に話を切り、二人でヘリを攻撃し始める。

 

 イグアスが囮になり、ヴォルタがミサイルをメインに攻撃する。

 

 ヘリの動きが荒々しく止まったと思えば二人による集中砲火が始まり、素人からみても虫の息であることが分かるほど黒い煙が上がる。

 

「…手間取らせやがってクソが。」

 

 

 イグアスのリニアライフルが放たれ、着弾と同時にヘリが大爆発を起こす。

 

 何アイツら、化け物並みに強くない?

本編で621にやられてるけど、連携による隙のない攻撃が強すぎる………。

 

「おい鳥野郎、仕事は終わらせてんだよな?」

 

「あ、いや、すまないすぐに始めるよ。」

 

「チッ…終わらせとけって言っただろうが、この役立たずがよ。」

 

 二人にあれこれ小言を言われながら作業を進めていくのだった。

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「よし、これで終わりだ!」

 

 ECMも停止させ二人に報告する、さてここからはビジネスの話だ。

 

「よし、それじゃあ報酬を寄越せよ?勿論ボーナスもつけてもらうぜ。」

 

「………そのボーナスなんだけどね?物で払うのはどうかなと思うんだけど、いいかな?」

 

「…鳥野郎テメェ調子に乗ってんのか?」

 

「いやいや、とても真剣だよ。警戒するのは分かるけど、ちょっとACから降りて話さないかな?」

 

「………だったらテメェから先に降りるんだな。」

 

 しぶしぶと言ったかのように了承を貰う、とりあえず話までは出来そうだ。

 

 ここからだぞ、頑張れよ俺。

 

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 ヴォルタと共にACから降りて鳥野郎を確認して思った第一印象は、余りにも平凡で普通そうな顔でナヨナヨした面白みも無さそうな奴。

 

 本当にコイツはドーザーって連中の1人だったのかが疑問に思えるほど平凡だった。

 

「ア~、こうやって顔を合わせるのは始めてだね。改めてドーザーのツバメだよろしく。」

 

 手を差し伸べ握手を求めてくるが俺もヴォルタも鳥野郎を睨み付ける、汚え手で触るんじゃねぇよクソがよ。

 

「………それで、追加の報酬なんだけど、コレどっちが飲む?」

 

 鉄製の丸みのあるボトルをコチラに差し出してこれだと言う、フザけた野郎だ。

 

「たかが水がボーナスとは随分と安っぽいなそうだろイグアス?」

 

「そうだなヴォルタ、コレはレッドガンのキツいしごきが必要か?」

 

「いや、俺達流にシメてやろうぜ。」

 

「珍しくお前に賛成だぜヴォルタ。」

 

 シメてやろうと鳥野郎に近づくが慌てて説明を始める。

 

「待て待て待て!コレは水じゃなくて俺が作った商品なんだよ、今から飲んで毒がないのも証明するから。」

 

 そう言ってボトルを開けて一口飲むと、シブい顔をしながら俺達にまた差し出す。

 

「………わかった分かった飲んでやる。だが変な物だったらテメェ覚えとけよ。」

 

「おいおいマジで飲むのかよヴォルタ?」

 

 このままじゃ埒があかねぇと言いながらボトルをひったくるように掴み匂いを嗅ぐ。

 

 「………は?」

 

 素っ頓狂な声と共に再度匂いを確かめると目を見開きながら鳥野郎を見る。

 

俺も鳥野郎を見るとニヤニヤとヴォルタの方を見ながら手を出して、飲んでみろと言ってるように催促する。

 

 そのままヴォルタは一口、二口、ゴクゴクと喉を鳴らしながら飲む。

 

「プハァ〜!!マジかよ酒だぜ!!」

 

「ハァ!?」

 

 鳥野郎はニヤニヤとした顔をしたまま口を開き説明し始める。

 

「それは俺が一から作った酒。ほとんど飲まないから味がわからないけど、ほぼ天然素材で作り上げた物だからな、市場で出回るやつよりかは良い物の筈だ。」

 

「ちょマジかよ、おいヴォルタ俺にも寄越しやがれ!!」

 

「やなこった!コイツは俺のもんだぞテメェ……おい殴るな!溢れるだろうが!!」

 

 すると横から鳥野郎が新しくボトルを差し出す。

 

「喧嘩しなくてもまだストックはあるから、ほら飲んでみな。」

 

 俺はそのボトルをひったくり、キャップを開けると中から勢い良く泡が飛び出してくる。

 

 ふざけんなといつもならキレる所だが明らかに匂いが違う、そのまま浴びるように飲めば喉越しが良くスッキリとした味わい。

 

「マジかよお前、ビールまであるのか!?」

 

「今あるのはその二種類だけだけどね。どうかな、ボーナスはこの二種類をそれぞれ六本ずつ二人に渡す事で納得?」

 

「ゴクゴク……あ~、基地で買う高いだけのクソ不味い消毒薬みたいなやつよりも別格だぜ。俺はこれでもOKだ、イグアスオメェはどうだ?」

 

「ゴクゴク………まぁ生意気な奴だが酒は気に入った、俺も文句無しだぜ。欲をいえばもっと欲しいけどな。」

 

 

 鳥野郎はまたニヤニヤしながら実はもう一つだけ依頼があると言って話し始める。

 

「君達レッドガンまたはベイラム相手にこの酒を売ろうかと考えてる、だが胡散臭いドーザーから買わないのは普通に考えて自然な流れだろうね。」

 

「なら、俺達が間に入ることで売る許可を得やすくする、ってことか?」

 

「まぁそんな所、とりあえず酒をこのコンテナの中に詰め込んでるから持ち帰って配ってほしいんだ、別に頼んだ人からミシガンの許可を貰ってるからね、安心して持って帰って広めてくれ。」

 

「ん?……俺達がここにいるのミシガンは知ってるのか?」

 

「いや、場所は知らないんじゃないかな?とりあえず引き受けてくれたら報酬金と酒を追加だよ、やるかい?」

 

 今日はとことん良い小遣い稼ぎだな、明日はミサイルでも降ってくるんじゃねぇか?

 

 




これにてザイレム制圧編は終了でございます。

ここからツバメによるザイレムを居住用ビフォーアフター編に入ります。

え?墜ちる?だい、だ、だ大丈夫だ問題無い。

最近と言いますか、感想等に対し返信したほうが良いのかどうかなと考えてはおりますがどうしようか悩んでおります、でも一つ一つ読ませて頂いてますので、そこの所はよろしくお願いいたします。

出来る限りこうした方が良くなる等の感想も取り入れてますが納得のいくものに仕上がってるかは分かりませぬ実力不足で申し訳ないですハイ。

スロー、スロー、ペースですがクイックも入るように頑張りますので気長に暇があれば読むくらいの感覚でよろしくお願いいたします。

今回も読んでいただき、ありがとうございました。
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