ルビコンで出前始めました   作:黒色の鬼さん

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相変わらず読みにくいかもしれませぬ、気を付けていますが、コレ本当に恥。

またまた沢山のコメント、誤字報告ありがとうございます、色々と助かっておりますゆえ。


第15話

 

 イグアスと一緒に酔いながら帰った俺達は、早速基地の奴らに酒をバラ撒く事にした。

 

 最初こそミシガンの野郎にどやされるだの言ってたが、酒の匂いには抗えずどんどんと本数は減っていきレッドを除くほとんどの奴らの手に渡っていった。

 

「ゴクゴク………あ~マジで最高の酒だぜコイツは。」

 

 酒を配るのを後ろで堂々とサボりながら呑んだくれるイグアスに多少イラつきはするが同感だなと答え、どんどん配っていく。

 

「そのためにもこうやって配って、無理矢理にでもミシガンの野郎に許可を貰わなくちゃいけねぇんだ、テメェも手伝えよイグアス。」

 

「商売の心得を叩き込まれたG4様の方がお上手だからな、ここで飲んでたって変わらねぇだろ。」

 

「それは関係ねぇだろが、配るだけだろ手伝えボケ。」

 

「うるせぇカス。」

 

 一通り罵り合うと重い腰を上げて他の奴らに配り始める、まったく素直じゃねぇ生意気な野郎だ事で。

 

「おいヴォルタ、悪いが俺にも一本貰えないか?」

 

「おう良いぜ、ほらよウイスキーとビールだありがたく飲むんだ…な………。」

 

 ニタニタと笑うナイルとその後ろで。

 

 

 

 

 地獄からやって来たような顔をした、鬼の形相と言っても生優しいくらい化物みたいな顔のミシガンが腕を組み、仁王立ちして俺達を睨んでいた。

 

「俺達が留守の間、面白いことをしてるじゃないか、ヴォルタ…イグアス……。」

 

「あ、ヤベ。」

 

 一足速く逃げようとするイグアスだったが。

 

「逃しはしません!!イグアス先輩!!」

 

「ちょ、テメェ!何しやがる、離せレッド!!」

 

「離しません!イグアス先輩やヴォルタ先輩には憧れや恩もありますがコレは見逃す訳にはなりません!!」

 

「マジで離せレッド!!俺は関係ねぇぞヴォルタだ、ヴォルタが全部やった!!」

 

 適当に俺に罪を擦り付けようとするがナイルが前に出て口を開く。

 

「イグアス、お前の部屋から隊員達に配った物とは別に大量の酒を見つけた。そのクソみたいな言い訳は通らんよ、そんなものはな。」

 

 俺達をゴミを見るような目でコチラを睨むナイル。

 

「さてミシガン、このバカ共はどうする?俺としては酒そのものを飲むのは構わんが。まさかレッドガンとあろう者共がそのまま酒に溺れ風紀を乱すとはな。」

 

 今まで黙って見ていたミシガンが口を開き話始めようとして、冷や汗がダラダラと流れ、マジで殺されると覚悟する。

 

「俺もそう思う……さてヴォルタ、貴様からは何か意見はあるか?今なら聞いてやろう………だが……それで罰が軽くなるとは思うなよ、いつもの遠足が優しいと思うぐらい今から追い回してやる、勿論イグアスも一緒にな。」

 

 意を決して酒を武器にミシガンと交渉する、コレで俺だけ助けて貰えないかと一か八かと口を開く。

 

 「な、なぁ、ミシガン…コイツは、この酒はアンタのためにも拾って来た酒なんだ。アンタは酒が大好きだろだからもし、この酒が美味ければ俺だけでも見逃してくれねぇか?」

 

「は、はぁ!?ふざけんなヴォルタテメェ!!裏切るつもりかテメェ!!」

 

「うるせぇぞイグアス!!先に俺を売ろうとしたのはテメェだろうがクソボケが!!」

 

 

「黙れこの役立たず共が!!!!」

 

 ミシガンが大声を出し、ただでさえ静かだったこの辺りが、さらに温度が低くなったかと錯覚するほど静かになる。

 

 俺の手から酒を獲り、キャップを開けて飲む。

 

「フム、悪くない酒だ……。」

 

 ミシガンのその一言に勝ったと思ったが。

 

「悪くない美味い酒だが、無断でACに乗り出撃、そのまま許可を出して無い物を持ち帰り、無断で他の隊員に配り風紀を乱した。貴様これだけの問題を起こして酒一本で許されると思っていたのか、G4?」

 

「ヒェッ………。」

 

 化物の顔のままコチラを笑いながら睨むミシガンに息が止まった。

 

「レッド!!そこの役立たず二人を捕まえておけ!!それと、飲んだくれの貴様ら全員も同罪だこの役立たず共!!」

 

 ミシガンのその号令に周りにいた奴らも顔を青ざめつつ、直立して背筋を伸ばす。

 

 

「愉快な遠足が始まると思うなよこの役立たず共!!全員地獄の走り込み、まずは1500周!!遅れたものはさらに3倍走って貰うぞこの役立たず共!!!!」

 

「「「「「「「「「「「「「「「「ハイ!!!!!!!!!!」」」」」」」」」

 

「分かったらさっさと走れ!!!!」

 

 

 飲んでいた隊員全員が、基地の外に一斉に走り出て行く。

 

「ヴォルタ、イグアス…貴様らは10000周だ。」

 

「「え゛!?」」

 

「異論は認めん!!!!さっさと走りに行けこの、大馬鹿者共がァァ!!!!!!!!!!」

 

_________________________________________________

 

 

 後日、飲んだ酒を口からまき散らしながら走りきった俺達は、配った酒の購入許可が降りたことに大喜びしてお互いにガッツポーズをした。

 

 報告をツバメの野郎にすると報酬に金と酒の両方が送られて来たが。

 

イグアスの意見でアイツに自腹で武器とフレームを送る事にした、俺もイグアスもアイツに死なれて酒が飲めなくなるのは困るからな。

 

 ミシガンとナイルの野郎共もアイツの酒は気に入ったようで、仕入れておけと偶に言われるようになり最近は機嫌が良く、少し訓練が楽になった気がする。

 

 相変わらずレッドは酒に弱いが美味い事は分かるらしい、たまにチビチビと飲んでる姿を見かけるようになった。

 

 五花海の野郎は酒を転売するつもりだったらしいが、元々の値段が民間での金額と同等で安いからか早々に諦めていた。

 

 もし転職先にするならアイツの所も良いかもな、護衛の一人や二人なら雇ってくれるだろう。

 

 諦めてたが、またイグアスと一緒にミシガンの顔面に一発入れるのを頑張るか?

 

 一発入れたら、そのまま転職するか?それもアリだなガハハ。

 

「まぁた気持ち悪い笑い方してんなヴォルタ。」

 

「うるせぇぶち殺すぞ。」

 

 今日も今日とてクソ生意気な相棒と酒を飲みタバコを吸う、上の連中や今の現状はクソみたいだが。

 

 体に染みるこの酒とタバコは美味い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?あれ?クソ………………おいヴォルタ、タバコ一本寄越せよ。」

 

 もうそろそろいい加減テメェの金で買えやボケナスが。




今回は後日談、レッドガンにて酒の許可を得る回でした。

次はどの視点になるかは少し考え中でございます、多分ツバメにはなると思いますが………。

 いつも沢山のコメントありがとうございます、一つ一つが心に来ます、贈り物を下さって……素敵だぁ………。

そして誤字報告、確認はしていますがやはり多い………そしてそれを見つけて下さる方々本当に助かりますぇ。

そして評価をしてくださってる方々、本当にありがとうございます、こんな文章の作品でも評価いただきとても嬉しく思います。

また次も頑張らせて、いただきます。
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