ラミーにドロップキックをして一悶着あった後日、早々に仕事をしながら今後どう動くかを考えた結果、農業で作物や穀物を作りミールワームの肉を使って加工した物を高値で売り払うという作戦を考えた。
正直なところコーラル汚染や気候、封鎖機構など問題は沢山ありはするけど、もしも可能になれば解放戦線や企業の連中に売れば莫大な資金を得られる。
問題は場所と方法である、ルビコンの外から種や加工前の材料を何者かに送り届けて貰えればいいが、惑星封鎖の衛星による邪魔がはいるだろう。
あとは野菜や穀物を作るための場所、沢山作り出せばいいが、その分規模が大きくなり奪われる可能性が出るため、土地ではなく解放戦線のストライダーのようなデカい乗り物に農地や加工場を作ればいいのだが、そんな都合の良い物あるはずもなく。
まぁ………1つだけ心当たりがあるが上手くいくかは分からない。
土に関しては汚染の少ないところから用意するしかないのだが……確か砂漠……いや、最初のステージ密航で、621が地上に降りた時、木があったはずだからそこの土を使うとしよう……。
原作まで2年と少し………間に合うだろうか、すぐにでも動かねば。
_________________________________________________
数ヶ月ほどたったがラミーのバカが軽くちょっかいをかけてきたり、ブルートゥの変人が話かけてきたり、ノーザークのバカが返す気もないくせに金を貸せと言ってくる以外は特に問題は無く、計画は進んでいき野生の芋?のような物があったのでミールワームのフンを肥料の代わりとして栽培したが味はそこそこ、大きさそこそこの物が出来上がったのでラミーに毒見してもらった。
特に問題は無かったので改良すれば味や大きさが良くなるだろう、まぁその方法も分からないけど試行錯誤するしかない。
地味に驚いたのはac6のミールワームがフンをすること、まぁ口があるなら普通に考えればするか?
_________________________________________________
少し前にスパナをぶつけてから蹴りを食らう以降、なんだかツバメの様子がオカシイ、前々からだがさらに1人でいることが多くなり、俺のイジりにも前ならナヨナヨしてたが軽く頭を殴ってくるくらいには気がデカくなっていた。
それを他の奴らが調子にのんなって絞めに行ったが返り討ち、大声を上げながらハンマーをぶん回しながら背中を追い回すアイツを見て強くなったなと思う、先輩としても鼻が高いぜ。
「ナァ、ラミーちょっといいかい?」
「ンぉ?なんだよ~ツバメぇ、お前もやっとコーラルを……」
「それは遠慮するよ、それよりコレなんだけどさ?」
煙が上がる茶色い泥玉みたいなのを鍋に突っ込んで持って見せてきた。
「あ?何だこれ?新しい武器か、小さいし泥丸めただけじゃねぇか、何だこれ爆弾か?」
「芋だよ芋、地上で仕事してた時にたまたま見つけてさ、水で茹でてみたんだ1つどうかと思ってさ?」
「ほぉ~んどれどれぇ?」
1つ手に取りかじってみたが………
「オイオイ、ツバメぇこれ結構旨いじゃねぇか!」
「そう?なら良かったよ、ちょっと心配だったけど、何ともないかい?」
「コーラルほど良くはねぇけどよ、まぁ普通の飯なんて久しぶりだしよ!!ありがとなぁ!!」
「とりあえず喜んでもらえて良かったよ、ところで体は何ともない?舌が痺れるとか、お腹が痛いとか?」
「むぐぅお?ゴク……、何だよ〜俺の体調まで心配してくれてよぉ!今日は滅茶苦茶優しいじゃねぇか何とも無いぜ!!なんてったって無敵のラミー様だからなぁ!!」
「あ、そうなんだじゃあ次の仕事あるから、また。」
「オウ!また持って来てくれよな!!」
俺はあんな後輩を持って幸せ者だぜ!!