ルビコンで出前始めました   作:黒色の鬼さん

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また少しずつ評価‥‥‥‥ありがたや‥‥‥‥。
誤字報告も…………ありがたや…………。

おかしいな?……いつ、出前できるんだ……?


第3話

 

 また少し日付がたって、今日の仕事を終えてからボスの方からACに乗らないかという誘いが来た。

最近は目標のために前よりも仕事を増やした事で評価が上がったのだろうか、有り難いことにこれで俺もACのパイロットの仲間入りである。

 

 愛着があったとはいえ、BAWSの2脚だと地上で作業してた時は正直に言えば生きた心地がしなかった、他の連中は全く思ってなさそうだったけども。

 

 そんな事を思いながら通路を曲がり先にいたのは………。

 

「おや?ツバメではないですか!カーラに呼ばれたのですか?」

 

 ここを裏切る予定のイカれ野郎ブルートゥが目の前に立っていた。

 

「ツバメ?どうかなさいましたか?体調が優れなければかわりに、私がカーラへお伝えしておきますが。」

 

「いや、大丈夫だ、ブルートゥ…それよりお前もカーラに呼ばれたのか?」

 

「いえいえ、私は偶然ここを通り貴方と会えたのです、これは運命なのかもしれませんね……素敵だ………!」

 

「あぁ…うん………俺ちょっと急いでるから。」

 

「おや?そうですね、お急ぎのようですしまた今度お話しましょう………あぁその時が待ち遠しい…楽しみです………。」

 

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 言われたガレージに着くと技師数人とボスがいた。

 

「やっと来たねぇ、待ってたよ。」

 

「お疲れ様ですボス、遅れてすみません。」

 

「別に大丈夫さ、仕事の後の急な呼び出しだからね、でもま、生意気な口聞いたら一発ぶん殴ってやろうかとも思ったけどね?」

 

 どう反応したらいいか困っていると冗談だよと苦笑しながら言った。

 

「さてツバメ、アンタの乗る機体はコイツさ。」

 

 後ろにはゲームで見慣れた初期機体LOADER4が整備されていた。

 

 ゲームの記憶を思い出し憧れのACに乗れると思うと胸が高鳴り、本当にいいんだろうかとボスに再度、確認をしてしまう。

 

「………ボスここまで来て言うのもなんですが…本当に乗ってもいいんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もちろんタダとは言わないさ」

 

 え?っと無意識に口から言葉が漏れながら、ボスの顔を見るとニヤつきながらも、少し困ったような顔をしてこちらを見ていた。

 

「さて、ここからが本題なんだが、あと数時間後にはウチにコヨーテスの連中が大勢攻め込んでくる。」

 

「ゑ?今からコヨーテスの連中を、いつもならラミーやノーザーク達が出ると思いますが……。」

 

「ラミーもノーザークもこの前の戦闘で少しばかりダメージをもらいすぎてね、ブルートゥにでてもらおうにもタイミングが悪い事にアイツの機体は今整備中で動かせないのさ。」

 

 つまり単機でいきなり戦えと?この世界では初めての操縦でMTが相手だろうけど、それなりの規模で来られたら流石にコッチがあの世行きだぞ?

 

「チョ、ちょっと待って下さいよ、いきなり乗っても、全員を相手には戦えませんよ?俺、MTは操縦してもACは一度も……戦闘も多少なりはしましたけど、勝手がいくかどうか………。」

 

「まぁ…そこら辺は流石に考えてるさ、今回ばかりは仕方なくだが、正面の敵はチャティが相手する、アンタには裏から来る奴らを掃除してほしい、MTも何台か回す、正面が片付けばチャティにも応援に行ってもらうつもりだよ。」

 

「………敵は結構多いんですかね?」

 

「おや?少しはやる気になったかい?…………そうだね、今回は奴らもそれなりに雁首揃えてやって来る、初めての操縦だろうが頑張ってもらうしかないよ、そのかわりこれが済んだら機体はアンタの物だ好きにしな。」

 

 ため息を吐き頭を掻きながら分かりましたと答える、ゲームの防衛以上の敵が来るのだろう、まさか初陣がこんな事になるなんて。

 

「とりあえず、装備の方はどうなってますか?丸腰では戦えませんよ。」

 

「それも安心しな、装備もFCSもジェネレーターも良いのを積むつもりさウチにある出来る限りの一級品、後はアンタの腕次第だツバメ。」

 

 決めたのなら用意しなと肩を叩かれ、大急ぎで準備を始めるために、とりあえず何したらいいですかと聞き返す。

 

「スゥ~…ハァ~………。」

 

 特大のため息を吐かれながら

「機体の準備はコッチでしておくから、アンタはいつも通り仕事の支度だよ!!!!」

 

 滅茶苦茶、尻を蹴り上げられた………イタイ………。

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 説明を聞き終えた俺は、裏手で待機している仲間の元へと向かっていた。

 

 初めてACに乗り感動したかったが、これから戦闘が起こる現実にそんな暇は無いと焦燥感に駆られていた、少しすると無線から仲間の会話が聞こえてきた。

 

「しっかしまぁ、あのツバメがACに乗るのかよ大丈夫なのかぁ?初めて動かすんだろ?」

 

「別にいいじゃねぇか、初めてとはいえ俺たちの中では珍しく比較的マトモな部類だろうからな、むしろ楽できるんじゃねぇか?」

 

 比較的とはなんだ比較的とはお前らの中では一番マトモだっての。

 

「でもよ、ラミーを乗せても良かったんじゃねぇか?」

 

「アイツ、俺はマッドスタンプにしか乗らないんだぁ〜ってガキみたいに泣きじゃくってボスに蹴り飛ばされてたぜ?」

 

「あぁ、そうそうそのまま伸びちまってよ、ノーザークの野郎も違う機体で無理矢理出撃させるなら別料金で支払え、何てバカな事言うからよ、同じくボコボコにされてたぜ?」

 

「でも、あの時は俺達も一緒に蹴りまくったろ?」

 

「そらぁ、アイツ俺等に金借りっぱなしだからよ?」

 

「自業自得だよな!」

 

「だな!!」

 

 ギャハハハハと大声で叫ぶドーザーの仲間達、こういう所はRaDで良かったな、なんて思ったりして。

 

「お!意気地無しのツバメがやってきたぜ!!」

 

「おいおい!巣のベッドで縮こまってたんじゃなかったのか!!」

 

「エーンエーン、コワイヨー!ギャハハハハ!!!!」

 

「ヨォし、全員そこ並べぇ〜コヨーテ狩りの前にテメェらをミンチにしてやる。」

 

 ぎゃあーぶっ殺されるぅとかミンチにされるぅと、ワイワイガヤガヤそれぞれのMTがガチャガチャしだす。

 

「ツバメ、聞こえているか?チャティ・スティックだ。」

 

「チャティ、今回はよろしくお願いします。」

 

「あぁ、ボスからは話を聞いている、こちらが片付いたらすぐに応援に向かうそれまでは持ちこたえてくれ。」

 

「えぇ…マァ…出来る限り頑張ってみます。」

 

「あぁ…そう固くなるなボスならきっと楽しめと言うはずだ、期待しているぞ。」

 

「はい、ありがとうございます。」

 

 チャティと改めて無線で挨拶を交わし気を引き締める、もうそろそろコヨーテスがやって来る時間だ。

 

「全員聞こえているかい?」

 

 ボスの無線が入る、もう目視出来る範囲までは来てるのだろう。

 

「もうそろそろお客さんが大勢来る………遠慮はいらない、あのクズ共をあの世まで送り届けちまいな!!」

 

 ボスの無線で周りのドーザー達から雄叫びのような声が上がる、何台かのMTは銃やミサイルを空に向かって撃ちまくる、コーラルもキメてハイになってるのだろう。

 

 そうこうしているうちに、BAWSの2脚や4脚のMTだけでなくRaDで作ったトイボックスなどが大勢押し寄せて来る。

 

 さて、仕事の時間だ。




機体出ましたね、初期機体です、今後の展開で多分変わります多分。

武装は結構ガチガチだと思われます、知らんけど。
次でお出しします……ハイ…………。

評価や誤字の報告ありがとうございます、自己満足で書いてるだけなので驚きと感謝でございます…………ハイ……。
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