インフィニット・ストラトス 希望の無い希望を贈る少年   作:古明地こいしさん

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対抗戦そして乱入者

『これよりクラス対抗戦をおこなう!』

 

織斑先生の声が響く、そのまま始まるのは一夏VS鈴だ

 

「どっちが勝つと思う〜?やっぱりおりむ〜?」

 

「...」

 

「そんな怖い顔しないで、とりあえず純粋な意見としては鈴が勝つかな。鈴と一夏は対等な状態だ。技も一緒に覚えてきたしな、その上で鈴はまだ使える技、覚えさせたからな。一応一夏にもだが...近づけないと意味ないからそこは一夏次第だ」

 

ちゃんと2人には私情はないと言ったがジト目だ。そりゃそうだよな、でも一夏が覚えた技は鈴に教えた技を遥かに上回る力を持つ、それさえ出来りゃな

それより

 

「セシリアと箒はこっちいていいのか?応援する方は一夏だろ?」

 

「ですが試威さんは先生でもあります。意見を聞ければと」

 

「私もセシリアと同じだ。一夏には勝ってほしいのは本音だがどちらが強いか気になるのでな」

 

理にはかなってるし本気だろうな

 

「じゃあどっちが勝つかしっかり見てよう」「」

 

果たして一夏は鈴の数十の技を捌ききれるか

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ一夏!さっさとやられてアタシが強いって証明されなさい!」

 

「そんな簡単に負けてたら努に悪いんでな!それに1組のみんなのためにも勝つ!」

 

始まった試合、ブレードしかない俺は直ぐに鈴に突撃したが何か空砲らしい物が来るのがわかり身を捻る

 

「あら?分かったの?」

 

「散々足で空砲出してりゃな」

 

「でも麒麟児、技の鈴ちゃんとはアタシの事よ!」

 

なんだ?風?いやこれは竜巻!?

 

「くっ!?」

 

「どう?龍風に動きを封じられた感想は。さて、お腹行くわよ!」

 

鈴は足空砲を使い一夏の下へやってくる

 

「移動法を学んでるのはアンタだけじゃないのよ。基本技は覚えたから!断絶拳!」

 

「がァっ!?」

 

 

 

「やられっぱなしじゃいけねーぞ。一夏」

 

 

 

 

 

 

「へへっ...今のは効いた...けど、これで捉えた!」

 

左手はしっかりと鈴の甲龍を掴んでいた

 

「なっ、バカ!変態!離しなさい!」

 

「(この距離で出来る技は少ない、だったら)一陣!」

 

強く放つ振動を使った技、ブレードを振動させるという荒業をしなければならないが手首の動きで可能かどうか決まる

最初は成功

 

「これくらい「二陣!!」ッッ!!」

 

本能的にマズいと鈴も察したのか攻撃ではなく逃げに足空砲を使った。しかし二陣の方が早く当たってしまった

 

「大参陣!」

 

負ける。でも一矢報いてやろうと再び断絶拳を放とうとしたその瞬間、ビーッとアラートが鳴り響きお互い止まる

どちらのシールドエネルギーが尽きてこれ以上は...という意味ではない。

警報だ

 

「なに!?なに!?」

 

「本音、落ち着け。深呼吸、深呼吸したら俺達と行動するぞ。織斑先生、何があったんです?」

 

『謎のISがこちらに向かっている。みなパニック状態だ。隔壁も降りて外部からは開けられない』

 

このタイミングで謎のIS、隔壁閉鎖、パニック状態は起こるものとして...

 

「今ここにいる俺、簪、本音、セシリア、箒で隔壁を斬ってあけます。避難誘導は本音と箒が。謎のISへの対処は精密射撃が得意なセシリアを。織斑先生、どうですか?」

 

『本来なら布仏と篠ノ乃も作戦への参加は認められないのだが...避難誘導が終われば2人も避難すると言うのなら認めよう』

 

後ろで山田先生の織斑先生って声が聞こえるが後で山田先生に謝っとこう。心配かけたなって

 

『作戦開始だ!』

 

「はい!ということだ。簪と本音は東、俺と箒は西のゲートに行く。セシリア、しくじるなよ?」

 

「教えを無駄にする気はさらさらありませんわ!」

 

俺達5人は行動を開始した

西ゲートに着くと打鉄を使いゲートを斬り伏せた

 

「お前たち!押すなよ!あと走ったりもするな!時間はまだある!一夏達が時間を稼いでくれてるんだ!無駄にするな!」

 

「...陰で一夏へのポイント稼ぐんだな。箒」

 

「う、うるさい...私も避難する。気をつけるのだぞ」

 

「誰に物言ってんだか、お前たちの師匠だぞ?それじゃあな!」

 

俺は確認するために打鉄を一旦戻し走って戦いの様子を見る。レーザー兵器か、一夏は戦ったことがあるから戦えてるな。鈴もレーザーを自慢の風で逸らしてる...けど決定的な打点がない。打点が...そう、今のままではな

 

「2人とも!離れろ!」

 

俺の声が聞こえたのを合図にセシリアのマークIIIの一撃が肩を貫く。ビーム兵器において何が必要か?そもそもライフルは近接武器じゃない。俺達のように戦うのにこんな近くじゃ意味が無い

故にセシリアには空高く、見えない位置まで飛んでもらった

遠距離狙撃武器、突然の攻撃がライフルの真骨頂だから

 

「セシリアにはわざと搭乗者部分以外を頼んだが...やっぱり感情を何も受け取れない辺り、無人だな。一夏!鈴!お前ら全力でやれ!援護はセシリアに任せろ!誤射なんてないって信頼しろよ」

 

「でも中の人が」

 

「無人機だ!そいつからは感情を受け取れない!とにかくやれ!学園めちゃくちゃにされていいのか!主人公!」

 

喝を入れてやると一夏の目の色が変わった。やる気になってくれたようだ

 

「...鈴、行くぞ」

 

「ええ、あそこまで言われたら...ね、主人公としてやってやるわ!」

 

「え?」

 

「え?」

 

「早くしてくださいまし!!」

 

一夏は抜刀状態にしている

鈴は拳を開き、左手て指で狙いを定めて...足空砲で近づき

 

「断絶...【上】!」

 

打ち上げたISを一夏は飛び上がって

 

「エンゲージ、収束...白夜零式!」

 

斬り伏せた。斬りふせられたISはなぜか爆発し、跡形もなく破壊されてしまった

 

「ちょっと一夏、白夜零式ってなによ?」

 

「ああ、アレは使われたシールドエネルギーを一瞬にして刀身に込めて斬る一撃必殺だって努が」

 

「なんてものを覚えさせてるのよ...努は...」

 

「そういう鈴だって一撃必殺覚えたんじゃないのか?」

 

「アタシのは一撃必殺なんかじゃないわ。まぁ倒せるって所は変わらないけど」

 

変に話合ってるのを見て一息ついた。隣りに来ていた簪に笑顔を向けると顔を赤らめてしまったがしゃーない。疲れる作業だったし

 

「負傷者0、対象ISが破壊以外は作戦成功です」

 

『よくやった。流石試威が鍛えただけあるな』

 

「いえ...では」

 

「本音の所に行こっか。心配してるだろうし」

 

「ああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふーん...白式にあんな能力付けてないんだけどなぁ....この男、何かしたかな?それとも単純にいっくんが強くなってるだけ?...どちらにせよコイツはいつか消さないと束さんの敵になるなぁ...色んな意味で」

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