インフィニット・ストラトス 希望の無い希望を贈る少年   作:古明地こいしさん

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更識簪という少女

昔から心を読んでしまうという嫌な力のせいで大体は人の気持ち、想いってのが分かってしまう。簪に関しては何か焦ってる感じだ

自室でアニメ見てる時は楽しそうな顔を見せてくれるのだが、勉強か?をしてる時は物凄く険しい表情だ。まるでやりきらないと死んでしまうかのような焦り

しかしそれに関して俺はとやかく言う資格はない

 

「はい」

 

簪は集中してるため俺が出る。出ると織斑先生が立っていた

 

「あ、俺関係ですか?簪、ちょっと出てくる」

 

俺はあまり外に出ないようにしていた。というのも他の女の子がバカ騒ぎしない為比較的夜に出歩いて織斑先生が用意してくれたものを食べていた。と、言っても金は家から出たものらしいが

俺の家が俺を守れたのは中学まで、高校にはいけず、モルモットとは悲しい未来だったが今はここにいる

少し寿命が伸びた感じだ

さて、晩御飯かな

 

「更識簪に関してだが...お前なら最近ピリピリしてるのを感じ取ってるのではないか?」

 

「...まぁ、昔はそういうの、読んできましたからね。人の感情には敏感ですよ。それで...まさか俺が原因ですか?」

 

「いや、原因は私の弟、一夏だ...と、言っても一夏が直接的に悪い訳では無い。一夏の専用機を作る関係上、切り捨てられたのだ。更識簪は」

 

さっきから簪のことフルネームで呼んでるけどなんか理由でもあるのか?ま、そこは今関係ないか

ようするに専用機、作んのにブリュンヒルデの弟優先しろ、もしくは男のデータ優先しろってことか...解せないな...人の世はどうしてこう、ドス黒いのか

しかし俺が言ってもどうにかなるものでもない、これを簪に言って納得してもらえるはずもない

なら俺が簪にできることって...?

簪は恐らく人に話せないタイプ、いや、そういうタイプだってのは出会った時から知ってるはずだ

まだ話し合うには...時間が必要か?それとも...

 

「ただいま」

 

「おかえり、何か話してたの?」

 

「学園の事とかをちょっと、あと飯」

 

「あっ、もうこんな時間...」

 

時間見ずに作業してたのか...買ってきといて正解だった

 

「そう言うと思ってほい。織斑先生に無理言って買ってきた」

 

「あ...ありがと...」

 

「ルームメイトと気まづくなるとかは嫌だし、何より簪はここでできた初めての友達だからな。何か困ったら言えよ?男の俺が出来ることは少ないだろうけど」

 

「...うん」

 

これでも簪の心は開けないか。そんな簡単に開けるとは思ってない、長い目で付き合っていきますか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これでいいのか?更識」

 

闇夜に現れたのは簪と同じ髪色の少女、扇子が開かれありがとうございますと

 

「正直彼が簪ちゃんの心を開いて強くしてくれるしかない。調べたら彼、ことある事に関わった人間を壊すか強くしてきたらしいじゃないですか?今の彼は...」

 

「確実に後者だろうな。壊すなら既に私と一悶着...いや、ISを触った時点で乗り込み破壊の限りを尽くしてるだろう」

 

「見てみたくありません?そんな教師地味た人間が鍛えた生徒の強くなった結果を。それに一夏くんをも強くしてくれるかもしれませんし」

 

扇子を再度開きそこには希望の人間と書かれてある

 

「...教師としては学園生活を満喫してほしいのだがな...確かに見てみたくはある...彼がどのようにして強くするのか」

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