498:サキュバス
「な……んだよそれ! だったらライカンスロープの専門医でいいじゃねえか!」
「それじゃあなんだかグレイの専門医みたいじゃん! それに私がどこまで出来るのか、純粋に試したいんだもん!」
499:名無しの転生者
わあ……。
500:名無しの転生者
言い合いが始まっちゃった。
501:名無しの転生者
グレイ君の顔が真っ赤なせいで説得力がねえ。
502:名無しの転生者
怒りと恥ずかしさでグレイ君がどうにかなっちゃうよ!
503:名無しの転生者
こんな爆弾発言が飛んでくるなんて誰に予想が出来るんだよ。
504:サキュバス
「なんでイヴは頭良いのにこういう時は馬鹿になるんだよ!」
「馬鹿じゃないもん! 首席で入学したもん!」
「だからそういう部分は頭良いって認めてんだろ!」
505:名無しの転生者
褒めるのか貶すのかどっちかにしろ。
506:名無しの転生者
もう何を言い合っても惚気にしか聞こえねえんだよなあ……。
507:サキュバス
「はいはい。一旦落ち着きなさいな。んもう、なんでこの2人は付き合ってないのかしらねぇ?」
「今そんな話してないでしょ! お母さんの頭の中はそれしかないの!?」
「私もお母さんの味方かな……」
「もう! お姉ちゃんまで!」
508:名無しの転生者
俺もリリーちゃんの味方。
509:名無しの転生者
ワイトもです。
510:名無しの転生者
今この場でイヴちゃんの味方になる奴は残念ながらいないですね……。
511:名無しの転生者
リリーちゃんとは別ベクトルでポンコツの匂いがします。
512:サキュバス
「とにかく。今すぐにどうにか出来る問題じゃないわぁ。何かきっかけがあってクラスメイトたちが落ち着けば、それが一番いいんだけどねぇ」
「取りあえずはイヴちゃんも、クラスメイトを刺激しないようにね」
「私から喧嘩を売ったりはしないよ」
「買うのも止めろ」
513:名無しの転生者
頼むでイヴちゃん。
514:名無しの転生者
あまり正論ばかり言って相手の神経を逆撫でしないようにね。
515:サキュバス
「なんで私が我慢しなきゃいけないわけ」
「向こうが手を出して来たらどうすんだよ」
「いくらなんでもそこまで分別がないわけじゃ――ちょ、ちょっと、グレイ?」
516:名無しの転生者
イヴちゃん甘々や。
517:名無しの転生者
そういう輩は口で勝てないとマジで手を出して来るぞ。
518:名無しの転生者
相手の方が悪いとはいえ絶対に痛い目見る。
519:名無しの転生者
痛い目(物理)
520:名無しの転生者
てかグレイ君はイヴちゃんの腕掴んでどうした?
521:サキュバス
「そんなに言うなら俺の手ぐらい、振り払ってみろ」
「出来るわけないじゃん。ライカンスロープはこの姿に戻ってる時が一番強くなることぐらい、知ってるんだけど」
522:名無しの転生者
実力行使に出たか。
523:名無しの転生者
今のうちに痛い目に合わせておいた方がええやろ。
524:名無しの転生者
グレイ君なら手加減もしてくれるしな。
525:名無しの転生者
跳ねっ返り娘の相手も大変や。
526:名無しの転生者
まだ15やそこらやろ? 若さ故ってやつさ。
527:サキュバス
「魔族の奴……別に人族の奴でもいい。クラスにいるどいつかがイヴにこうやって迫ってきたら、お前どうするつもりなんだよ」
「どう、って……言われても」
「どうにも出来ねえだろ? だからあいつらを煽るのは止めろ」
528:名無しの転生者
ぐう正論。
529:名無しの転生者
何も訓練してない人間じゃ魔族に敵うわけないからな。
530:名無しの転生者
素手だと弱いタイプのスライムを倒すのも苦労する。
531:名無しの転生者
同じ人間でも体格が自分よりでかい奴にはまず勝てない。
532:名無しの転生者
確か身長も体重もある女性にヒョロガリ男は負けるんだよな。
533:名無しの転生者
負ける。タックルされたら男だろうと漫画みたいに吹っ飛ぶ。
534:名無しの転生者
体格が大きくなりやすいから基本は男性が有利なだけで条件が逆転すれば性別は関係ない。
535:サキュバス
「……ごめん」
「分かってくれたならそれでいい」
「うん。私、心のどこかでグレイが助けてくれるって傲ってた。自分のことなんだから、自分の力でどうにかしないといけないよね」
「頼ってくれるのは全然、いいっつーか。むしろ嬉しいっつーか」
「お母さん、私に護身術教えてくれない? 出来れば自分の身を守れるぐらいのきついやつ」
536:名無しの転生者
あれ?
537:名無しの転生者
雲行きおかしくなってね?
538:名無しの転生者
こじれてきたぞ。
539:サキュバス
「お母さんは構わないけど、イヴちゃんはお勉強も頑張らないといけないのよぉ? ちょっと大変すぎなぁい?」
「素直にそこはグレイ君を頼ってもいいんじゃない?」
「俺もイヴのこと守るのが嫌だからこういうこと言ってるわけじゃねえからな」
「え、うん。分かってるよ。でも今は私が自分の身を守れないから問題になってるんだよね?」
540:名無しの転生者
違う、そうじゃない。
541:名無しの転生者
自分の身を守れたら相手を煽っていい理論やめろ。
542:サキュバス
「ぜぇんぜん、分かってないわねぇ。グレイ君の言いたいことが分かるまで、お稽古はつけてあげません」
「ええ……」
543:名無しの転生者
お母様!
544:名無しの転生者
お母様ナイスゥ!
545:名無しの転生者
話の分かるお母様!
546:名無しの転生者
みんなお母様のこと大好きだろ。
547:名無しの転生者
ったりめえよ。
548:名無しの転生者
こんなエロエロ人妻嫌いな奴とかおりゅ?
549:名無しの転生者
いるわけねえよなあ!
550:サキュバス
「さ、ルルカちゃんが帰ってくるまでにお家へ帰ってあげなさいな。これお弁当よぉ」
「何から何まですみません」
「お礼なら、私を抱いてくれてもぉ」
「遠慮しときます」
「つれないわねぇ……。冗談は半分くらいにして、イヴちゃんのこと、よろしくね」
「はい」
551:名無しの転生者
半分は本気なのか……。
552:名無しの転生者
グレイ君貞操の危機。
553:名無しの転生者
これイヴちゃんに拘らず恋人作っておかないといつか夜這いされるんじゃ。
554:名無しの転生者
俺なら夜這い待ちする。
555:名無しの転生者
手加減してくれるなら俺も。
556:名無しの転生者
俺は死んでもいい。
557:サキュバス
「よろしくしなくて大丈夫だってば」
「はいはい。さ、イブちゃん。家まで送ってあげなさい」
「いや、そこまでは……」
「2人きりで話したいこともあるでしょう?」
「私はないけど送るぐらいするよ?」
「グレイ君も、そろそろ先に進むべきよぉ。じゃなきゃ、人生を棒に振ることになっちゃうから」
558:名無しの転生者
お母様優しい。
559:名無しの転生者
流石に学校がそんなことになってるともなれば、イヴちゃんのために人生を賭けるのはね。
560:名無しの転生者
それなりの理由がなきゃこれ以上振り回すのは可哀想や。
561:名無しの転生者
たとえ振られてしまって気持ちの整理に時間がかかっても次に行くべき。
562:名無しの転生者
それでも守りたいかどうかは本人の決断だしな。
563:名無しの転生者
お母様としてもなんでもイヴちゃんを理由にされるのは嫌でしょ。
564:サキュバス
「じゃあ家まで送ってくるね」
「ご馳走になりました」
「はあい。またいつでもいらっしゃいなぁ」
565:名無しの転生者
妹ちゃんの方も問題多そうだったな。
566:名無しの転生者
グレイ君を振ったらもっと面倒なんだけど。
567:名無しの転生者
まあそればっかはそうなってもしゃーない。
568:名無しの転生者
受け入れるしかない。
569:名無しの転生者
多分ダメやろなあ。
570:名無しの転生者
イヴちゃんはどうにも自分や周りの感情の動きを読むの苦手っぽいからな。
571:名無しの転生者
振ってから気付くとかいう最悪の展開もあり得る。
572:名無しの転生者
それありそう。
573:名無しの転生者
てかLIVEモード切らんの?
574:名無しの転生者
忘れてるんかな。
575:名無しの転生者
忘れるとかないやろ。
576:サキュバス
「ねえリリーちゃん」
「うん?」
「あの2人のこと、心配じゃなぁい?」
「心配だよ」
「ところでぇ、リリーちゃんは自分の力をどれぐらい使いこなせるか、気にならない?」
「気になる。ちゃんと翼を使って空を飛べるか、ちょっと試してくるね」
577:名無しの転生者
草。
578:名無しの転生者
三文芝居過ぎる。
579:名無しの転生者
大根役者かな?
580:名無しの転生者
ことの顛末が見れるならなんでもいい!
581:名無しの転生者
行けリリーちゃん! 彼氏パワーで空を飛べ!
582:名無しの転生者
家に帰ってくるのに何で来たのかについては触れないの笑う。
583:名無しの転生者
おー、視界が上がった。
584:名無しの転生者
空飛ぶの楽しいよな。
585:名無しの転生者
いいなー。俺まだ空飛べる世界に行ったことないねん。
586:名無しの転生者
空を飛ぶ方法もリリーちゃんみたいな翼で飛ぶのと魔法で飛ぶのと道具使って飛ぶのとで全然違う。
587:名無しの転生者
俺はやっぱ魔法が好き。
588:名無しの転生者
翼一択。
589:名無しの転生者
空飛ぶの怖くね?
590:名無しの転生者
高所恐怖症にはきついやろな。
591:名無しの転生者
いや、撃ち落とされるのが。
592:名無しの転生者
ああそっちね。
593:名無しの転生者
あるある。
594:名無しの転生者
俺も撃ち落ちされたことあるわ。
595:名無しの転生者
許可の取れてない飛行物体なんか撃ち落として当然だよなあ?
596:名無しの転生者
それは言い訳できない。
597:サキュバス
この世界も都会では無許可の飛行は厳禁です。
598:名無しの転生者
やっぱそういうのあるよな。
599:名無しの転生者
田舎だから許されてるわけね。
600:名無しの転生者
気をつけてね。
601:名無しの転生者
でもここからじゃ会話は聞こえんぞ。
602:名無しの転生者
近付いてバレたら元も子もないんだから我慢しろ。
603:名無しの転生者
これ覗きだからな。
604:名無しの転生者
女風呂覗いてるわけじゃあるまいし。
605:名無しの転生者
リリーちゃんが女風呂に入ってLIVEモード起動したら俺たちも合法的に見れるのでは?
606:名無しの転生者
お前天才か!?
607:名無しの転生者
それは合法なのか?
608:名無しの転生者
天才じゃなくてただの馬鹿だろ。
609:名無しの転生者
馬鹿と天才は紙一重っていうから。
610:名無しの転生者
何をどう並べ立てても覗きは合法にならない。