妖怪の神vsヒーロー   作:Kod

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もう1つの執筆中の小説と同時進行で連載していきます。

誤字脱字や設定に穴が出来るかもしれませんが、長い目で見て頂けると幸いです。

それではどうぞ!


都市伝説

 

 

都市伝説

 

それは根拠が曖昧・不明な噂話であり、代表的なものとしては「ツチノコ」や「人面犬」など、未確認生物「UMA」が一例として挙げられる。

 

現代の超人社会ではネットによって、おもしろ可笑しく改変されている。真実は誰にも分からない…いや、「神のみぞ知る」と言えば良いか。

 

個性による超人社会が成立し、それらの都市伝説というものは廃れていった。敢えて言うのであれば「個性」も都市伝説の1つといえるかもしれない。

 

一体何故、人類の約8割が突然発現したのか?

今でも謎に包まれている。

 

そんな都市伝説の中で、今でも長年語り継がれているものがある。ネットの書き込みで細かい内容は改変されることもあるが、根本的な部分はそのまま語り継がれて来た。

 

 

 

 

その都市伝説が長年語り継がれて来た理由は………

 

 

 

至ってシンプル……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実害が1000年以上続いているからである。

 

 

 

 

 

 

 

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昼休み

 

 

 

雄英高校 1-A 教室

 

 

次世代のヒーローを育てる為の学校では今日も優秀な生徒達がヒーローになるための勉強を行っている。

 

だが、高校1年生。

 

恋愛や噂話などを気にする年頃である。

 

それに彼等彼女等もまだ入学したての卵である。

ついこの間、初の戦闘訓練を終え、クラスの委員長を決めたばかりである。

教室では、緑谷、麗日、飯田が喋っていた。

 

「飯田くん、委員長の仕事はどう?大変じゃない?」

 

「なに!心配は要らないさ!中学でも似たようなことをやって来たからな!」

 

「何となく想像がつくような……」

 

3人は楽しく雑談を繰り広げていた。

直に、自分たちの中学の頃の話題をするようになった。

 

「そういえば、麗日くんの喋り方は三重弁だったか?」

 

「そうやよ!うちの地元は三重県やから。」

 

「ここから三重県だと、ちょっと遠いね。」

 

「うん。だから、高校生になったらこの近くで一人暮らしを始めたんだ。」

 

「雄英に通いながら一人暮らしだと、大変じゃない?」

 

「大丈夫、大丈夫。最初は確かに不安だったけど、何とかやっていけてるから。」

 

「そういえば、三重といえば、あの都市伝説発祥の地だよね?」

 

「あ!やっぱり、2人とも知ってるんだ。」

 

「むしろ、知らない人の方が少ないと思うよ。」

 

「都市伝説?……あぁ、そうか!猫神(ねこがみ)の都市伝説か。」

 

「うん。私の地元が猫神伝説発祥の地と言われているから。」

 

「猫神かぁ……。」

 

「うん?…デクくん、どうしたの?」

 

「いや……猫神って有名な都市伝説だけど、実際にいるのかなぁと思って。」

 

「まぁ確かに、猫神のはっきりとした姿は誰も見たことが無いと言われているし、そもそも存在しているのかどうかすら分からないからな。」

 

「だけど、猫神の被害は今も出続けているよね。ニュースでも取り上げられていることがあるし。」

 

「1000年以上被害が続いていると言われているけど、現実的に考えてそんなことあり得ないよね。」

 

「あ!緑谷たちじゃん!何話しているの~!」

同じクラスメート達が食堂から帰って来たのか続々と教室に入ってきた。

 

「あ!三奈ちゃん、やっほー!」

 

「やっほー麗日!ねぇねぇ!さっきなんか話してなかった。」

 

「あ、うん。猫神の都市伝説のことについて話してたんだけど、三奈ちゃんは知ってる?」

 

「勿論知ってるよ!有名だもん!」

 

「猫神というと、あの猫神か?」

 

「うん。」

 

「猫神って言っても只の都市伝説だろ?普通に考えて居ねぇって」

 

「え~。私は居ると思うけどなぁ。」

 

「ニュースとかでも猫神による事件とか取り上げられていることあるよね?」

 

「絶対違うって。確かに猫神は都市伝説だと深夜に悪人を裁き、背中に三日月の形をした切り傷を残すって言われてるけど、どうせ模倣犯がやってることでしょ。」

 

「ですが、猫神によって三日月の切り傷を付けられた人は今までに犯した罪を暴露してしまうという共通点がありますわ。」

 

「あ!それ知ってる!1000年以上、猫神の被害だと断定されていた理由の1つがそれだよね!」

 

「暴露する他に、目が見えなくなったり味覚を感じなくなったり、個性が失くなるってこともあったよね。」

 

「だけど、1000年だぞ、しかも未だに分からないことが多い。唯一分かっているのは、黒コートを着込んでいて猫のような耳と2本の尻尾と背丈が低いってこと、あと声から男性であるということぐらいなんだぞ?」

 

「流石に1000年も生きてるってことはあり得ないから、何人かのヴィジランテグループが行っているって説もあるよね?」

 

 

 

猫神についての話は昼休みが終わるまでされた。

 

 

 

 

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都市伝説

 

猫神

 

深夜になるとどこからともなく現れる低身長の黒コート

 

猫のような尖った耳。人魂のような尻尾。フードを深く被っているため、顔は確認出来ない。

 

その猫のような姿をした者が目の前に現れたらその人間は死ぬか何らかの呪いを受けると言われている。

 

そして、決まって三日月の形をした切り傷を身体のどこかに残すという。

 

その記録は個性が発現し、治安が崩壊した超常黎明期と呼ばれる時代あたりから伝えられて来た。

 

 

今まで、警察もヒーローもその者を捕まえようとしたが、戦う前に奴は闇に溶け込むように消えていなくなってしまう。仮に、戦えたとしても今まで勝てた者はいない。

 

これまで、奴によって裁かれた者の数は1億人以上。

 

そして恐るべきことは日本だけではなく、世界中で奴の被害が出ており、救われた者も世界中に大勢いる。

 

その為「猫神」と呼ばれる存在は日本のみならず、全世界でヴィラン又はヴィジランテとして指名手配とされている。

 

懸賞金もかけられており、なんと10億である。

 

 

ヒーローもヴィランも関係なく、誰もが気になる正体。

 

 

果たして一体何者なのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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