イメージしろ。俺達のヒーローアカデミアを   作:ウイルス

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次は二話目です。どうぞ


一年B組&個性把握テスト

雄英高校入学試験を終えて数日。

 

雄英からの手紙。恐らく合否判定通知だろう。

 

 

「開けてみるか」

 

 

中身を開けると投影機が転がり出て──

 

『私が投影されたぁっ!』

 

画面いっぱいに映る、彫りの深い顔のドアップと大きな声に少し驚く。

 

「オールマイト……」

 

『HAHAHA! 驚いてもらえたかな!? 実は来年度から雄英に勤めることになってね。こうして合否通知のプレゼンターに選ばれたのさ!』

 

「……指導なんて出来るのかぁ……?」

 

『それでは早速だが、結果を発表しよう!先導少年、君は合格だ!』

 

「ふん…」

 

『筆記試験は文句無し! そして、実技試験!我々はあの試験で見ていたのはヴィランポイントだけではない。 人助けこそがヒーローのお仕事、そこを見ないはずもないさ!』

 

「なるほど…見ていたのは戦闘だけじゃないってことか」

 

『ヴィランポイントは56 審査制の救助活動ポイント! 20ポイント! 合計76ポイント! 第2位だ!惜しくも一位とは1ポイント差だぞ』

 

 

「…1ポイント差か…」

 

『来いよ、先導少年! ここが君のヒーローアカデミアで!』

 

 

そして映像は終わる。

遊神はケータイを取り出し、雄英合格の報告のメールを送った。

しばらくすると送信者から返信のメールが返ってき『おめでとう、これからだね』とメールを受け取った。

遊神はケータイをしまい、ベッドに体を置き仰向けに寝転んだ。

そして手を前に突き出し握り締める。

 

「これでスタートライン…ここからだ」

 

 

 

高校生活初日。

 

制服はに着替え遊神はネクタイを緩めて着用しており、登校していた。

そして雄英の校門を潜り、教室を目指す。

 

「デかいなぁ…」

 

そして【1-B】と書かれた巨大な扉がある教室に着き、遊神は扉を開ける。

すると既に、教室内には他の新入生たちがそれぞれ話し合っていたりと和気藹々な雰囲気となっていた。

遊神はそんなことを気にせず自分の席を確認する。

 

「一番後ろか」

 

席に着いた遊神を周囲も注目していた。

 

泡「あいつが入試実技2位か……」

円「同い年なのに雰囲気はあるな」

物「へぇ~彼が…」ニヤ

 

遊神は気にせず席に座る。

すると、近くの席に座っていた黒髪でギザギザに尖った歯が特徴と首元から漫画のような生徒が話しかけてきた。

 

取「あっ!!ねぇねぇあんたあれでしょう?

  聞いた話だけど入試のデッカイロボぶっ壊したやつでしょ?」

 「??誰だ?」

取「あぁぁごめん!自己紹介がまだだったね。あたし取蔭切奈よろしくね。」

吹「僕、吹出漫我。凄いね君!あれを見てドワァァってなったから僕は逃げちゃったよ」

 「………俺は先導遊神だ。別に大したことはない…」

取「あたしは推薦だから分かんないけどマジでブッ壊したの!?凄いじゃん!」

 「そうでもない、邪魔だったから潰したまでだ」

 

 

遊神は取蔭の質問にそう素っ気なく返した。

その後も続々と教室に生徒が集まり、予鈴が鳴る。

 

 

その直後に入ってきたのは赤いコスチュームを身に纏う男。プロヒーローのブラドキングだ。

 

 

回「ブ……ブラドキングだ……!」

凡「本当にプロヒーローが担任なんだぁ」

 

 

ブラドキングの登場に騒めく生徒達。

遊神は特に興味なさげに眺めていた。

 

 

ブ「諸君。ようこそ雄英高校ヒーロー科へ!俺が君達B組の担任を務めることになったブラドキングだ。少し長いからな、ブラドと呼んでくれ」

 

 

教壇に立ったブラドはさっそく自己紹介を始め話を進める。

 

 

ブ「この後直ぐに入学式が始まるからみんな準備してくれ。そしてその後今後の行動について説明をする」

 

『はい』

 

B組のみんなあ返事をし廊下に並んだ。

すると、

 

ブ「……ん?」

 

生徒たちの先頭に立っていたブラドは、ふとA組の教室を見た。そこには誰一人もおらず、もぬけの殻と化していた。

 

ブ(…はぁ~…またかイレイザー!)

 

誰もいないA組の教室を見て瞬時に何かを察したのか、ブラドは片手で頭を掻きながら呆れた表情をした。

その後、拳藤の全員揃ったという点呼を受けて体育館へと移動し、入学式に臨んだ。

 

入学式終了後、B組の教室

 

B組の生徒たちは体育館での入学式の様子を振り返りながら雑談していた。

ただ、一つ疑問抱いていた。それは入学式に隣のA組が来なかった事。

そんな疑念を皆抱いているとブラドから説明があった。

 

 

ブ「さて、入学式前にも言ったが今後についてを報告しよう。まずお前達には明日、『個性把握テスト』を行ってもらう」

 

 『個性把握テスト?』

 

B組生徒全員が首を傾げる。

 

 

ブ「『個性』を使用した体力テストのことだな。それで得意不得意を把握し、今後の改善点や伸ばすべきところを自身で把握することが出来る」

 

 

ブラドの説明に理解して頷く生徒達。

するとブラドの説明は続く。

 

 

ブ「A組は入学式に出席せず行っていたが、俺はお前たちを焦らず、時間を有効的に使い堅実に育てていきたいと思っている!プロになるまで道は長いが共に歩んでいこう!」

 

鉄「せ…先生……!!」

 

ブラドの言葉にB組特に男子生徒達はは感動して目を潤ませる。

だが、その中遊神は呆れていた。

 

 

「(……もしかして面倒なクラスに入ったか?)」

 

 

遊神はその様子を呆れながら見つめる。

 

悪いわけではないが、初日からというのは勘弁してほしいというのが本音である。

その後、B組はカリキュラムの説明やヒーロー基礎学における注意事項を説明するブラド。

一つ一つ質問を受け付けて、生徒達に今後の活動に明確なイメージを持たせる。

 

ブ「お前達にとって、まずは明日から早速始まるヒーロー基礎学での各訓練。そして体育祭が大きな関門になるだろう」

泡「体育祭……!!」

 

ブ「そうだ。ヒーロー科にとっては、ここでの成績が今後の学校生活にも大きく響くことになる。推薦だろうが入試実技1位だろうが関係ない!体育祭こそがヒーロー科にとって本当の順位付けとなると言ってもいいだろう!」

 

 

ブラドの言葉に数人の生徒が気合を入れるように両手を握る。

こうして初日は終了し、明日に備えて下校となった。

 

 

 

翌日。

 

1,2限は普通教科で、本日の3,4限は『個性』把握テストとなった。ヒーロー科は週2回3,4限は演習・実習が行われるとのこと。

 

B組一同はジャージに着替えるために更衣室に向かう。

遊神はジャージに着替えグラウンドに移動する。

 

グラウンドには既にブラドが立っている。

 

 

ブラド「よし。全員集まったな。では、これから『個性』把握テストを開始する。50m走、ソフトボール投げ、握力、持久走、立ち幅跳び、反復横跳び、長座体前屈、上体起こしの8つだ。これら全てを己の『個性』を活かして記録を出してもらう。唯一違うのは1つ。"個性"を使えるということだけだ」

 

 

 

ブラドの説明に全員が頷く。

 

第1種目は50m走。

 

 

出席番号順で行っていくことになり、それぞれ記録を出し先導の番が回ってきた。

だが、先導は考え事をしていた。自分の個性をどう記録に活かすかを…

 

(流石に合図と同時じゃあ遅いから事前に出すか…聞いてみるか)

 

 

「次!先導!庄田!」

 

 

次にスタート位置に着いたのは遊神と太っちょの男子髪の男子生徒

 

 

庄「先ほど挨拶したけど、僕は庄田二連撃だ。改めてよろしく先導君」

 「ああ…こっちこそ。」

 

 

遊神は庄田と挨拶しスタート準備をする。そして周囲は遊神の記録を見ようと注目する。

 

 

 

 「ブラド先生ちょっといいか?」

ブ「ん?どうした先導?」

 「俺の個性のことだが、合図前に事前に出していいか?」

ブ「ん?あぁそういう事か、あぁ構わんぞ!!」

 『??』

 

 

遊神の質問の意図に気づいたブラドは直ぐに返事を返す。

他の周りは何の話か分からず首を傾ける。すると、その答えはすぐに出てた。

遊神は体操服のズボンの腰に付けていたケースから一枚のカードを取り出す。

何故カードと言わんばかりの顔している鉄哲達は遊神の個性を知らないから無理もない。そして遊神はカードを上にかざし口上の述べる。

「ライド!!《探求の騎士 ガラハッド》!!」

 

『!?』

 

 

カードから光が放たれ遊神を包みする長髪で眼帯し騎士の様な姿をした遊神が現れた。

見た目が変わった遊神を見て隣の庄田や他のB組の生徒は驚いていた。

ブラドは事前に生徒達の個性を資料で確認して知っていたが

遊神の『個性』の詳細は分からないでいた。

そして、遊神の個性を見たものは目を輝かし、見惚れていた。

だが、遊神はもう一枚カードを取り出し再び光に包み込まれる。

今度はバイクに乗った騎士『試練の騎士 ガラハッド』へと変貌した。

ブラド達は遊神が別の者に変化したことに目を見開く。

 

 

 「待たせたな、いつでも行ける…」

ブ「……!?そうか…分かった。(入試の時の様な龍は使わないのか)では!始め!!」

 

 

スタートの合図と同時に遊神は猛スピードで飛び出しその勢いにスターティングブロックが吹き飛び

一気に駆け抜ける。

 

 

『2秒06!』

 

「……こんなものか……」

 

遊神はクリアウィングに弔いの言葉を掛けクリアウィングは頷くとカードの中ぬ戻って行った。

そして周囲は遊神の記録に腕を組んで唸る。

 

 

鱗「あれが、先導の個性か…カードから変身するなんて聞いた事もないな」

鉄「めっちゃかっけえな!!何か燃えるぜ!!」

吹「うん!!何か僕の漫画魂にこうグアアアアアアーんって来るね」

物「へぇ。やるじゃないか。彼の良いかもね…」

 

 

物間は余裕気に笑いながら、遊神を見る。

遊神は元の姿に戻りカードを直し下がる。

 

 

拳「すごいな先導」

 「?お前は?」

拳「おい!昨日自己紹介しただろ!?拳藤一佳だよ」

小「ん」

 

一佳は遊神の言葉に驚愕し、遊神の後ろから近づいてきた女子生徒も自己紹介する。 

 

小大唯。

 

同様表情が希薄で、基本的に「ん」しか話さない。

拳藤は既に女子組とは馴染んでてて、ある程度性格を把握している

 

ポ「ソウデス!先導サン!クラスメイトのネームは覚てないと行けマセーン!」

 

後ろからポニーも怒鳴りながらこっちに近づいていた。

そこに物間が笑いながら近づいてくる。

 

 

物「あははは!いやぁ凄いね!流石2位さんだよ!」

拳「…ええと?確か……」

 「なんだこいつ?」

小「ん」

ポ「ドウシタンデスカ?物間サン?」

物「いやぁなに。先導くん、君は結構いい個性を持っているねぇと思ってね」

 「……だからなんだ?」

 

 

そう言いながら近づいてきた物間は遊神の肩に手を触れた。

 

 

物「じゃ僕の番だからいくよ」

拳「あいつ何がしたかったんだ?」

 「……そう言う事か(だが……)」

小「ん?」

拳「何か気づいたのか?」

 「見てれば分かる。」

 「「??」」

 

遊神の言葉に二人は首を傾け、不敵に笑いながらも明らかに気落ちしている物間の背中を見送る。

すると物間が走る態勢を取り合図と同時に走り出す。

 

 

小「ん??」

拳「…なにも起きなかったね」

 「………」

 

一佳達は何も起きなかった事に疑問を持ち遊神は薄々気づいていたようだ。そして走りだす物間だが対して好成績が出なかった。そこに違和感を感じた。

 

 

物「ちぇ、スカかよ」

 

 

物間は愚痴をたれながらこちらに近づく。遊神達に近づき物間は自身の個性について話しだす

 

 

 

物「僕の個性は『コピー』。言葉の通り、触れた人の個性をコピーできるのさ。できないやつがあったり、同時に複数の個性を発動することはできないけどね」

「なるほど、やはりか。だが、俺の個性はこのカードを使わないといけないからな当然と言えば当然だな」

物「そういうこと」

拳「なんでそんな『個性』なのに挑発的な言動なんだよ。」

小「ん」

ポ「アハハ…」

 

凄いはずなのに残念な奴。

物間の印象が確定した瞬間だった。

 

 

続いて、握力。

ここでは遊神はバーにライドし、128kgを出した。この種目では髪が個性『ツル』になってる塩崎茨が片手と一緒にツルを測定器に巻き付けて高記録を出した。

 

 

物「握力までも強いのか!モンスターに変貌までして怖いなぁ先導は。拳藤さんも僕を殴るのだけはやめてくれ」

拳「うるさい!」

物「カフっ!」

小「ん」

 

 

物間がさりげなくすり寄ってきて、一佳の記録を見て、また嫌味を言う。

それに一佳が物間の首に手刀を叩き込み、物間はその場で崩れ落ちる。

鮮やかな手刀に唯が称賛するように拍手をする。

 

 

これが物間の最初のお仕置きだった。

 

 

 

3種目は立ち幅跳び。

 

遊神は再びバーにライドし跳びこみ80mの記録。

この他には円場硬成が『空気凝固』で足場を作っての高記録、B組推薦入学者の一人・取蔭切奈は『トカゲのしっぽ切り』で身体を分離させての高記録を出していた。

 

 

4種目。反復横跳び。

 

こちらの種目でもバーの姿のまま87回と言う記録を出していた。

 

 

5種目。ソフトボール投げ。

 

 

遊「くだらん、遊びだな……」

ブ「次!先導お前だ!!」

遊「ああ、そろそろ少しは真面目にやろう。ライド!戦場を地獄の業火で包め!《ボーテックス・ドラゴン》!」

 

 

すると再びカードを取り出し装甲を鱗としてまとう竜を呼び出す。

その後ブラドからボールを受け取って円の中に立ったあと、砲丸投げのような構えを取って意識を集中させた。

 

 

鱗「先導の奴、今度はドラゴンを呼び出したぞ!」

鉄「カッケェェェェ!」

回「どうなってんだ?」

骨「これも物凄い記録が出そうだな」

 

 

遊神の様子を見て口々に言い合うB組のみんな。それを余所に遊神はボールを上に投げ大きく背を後ろに傾ける。

 

「はぁぁいけ!バーニング・ヘル!!!」

  

そう叫んで灼熱の炎をボールに向けて放した。放たれたボールは勢いよく飛んでいき記録は……

 

ブ「先導、記録……1367.5m!」

宍「本当に凄まじい『個性』ですな」

小「ん」

円「メチャクチャ飛んだじゃねぇか!!」

希「やっぱり入試2位は伊達じゃないノコね!」

 

 

 

 6種目。上体起こし。

 

遊神は61回ここでは普通の結果だった

 

 

 7種目。長座体前屈。

 

 遊神が62cm。ここは対してあまり高い記録は出なかった。

 

 

 8種目。持久走。

 

遊神が2分46秒。 

長かった個性把握テストもこれで最終種目。ここでは先ほどのガラハッドにライドしバイクに乗り一人だけ

乗り物に乗って持久走を行っていたため拳藤達は『ずるい』と思い走っていた、

当然、遊神が1位でゴールとなった。

 

 

 

こうして全ての種目が終了。

 

結果、先導が1位だった。

 

 

 

ブ「(やはり先導が飛び抜けているな。入試の時も思ったがよく鍛えているだけあって個性を使ってない場面でも良い成績を残している。それに入試の時のような力までは使わなかった)」

 

 

ブラドは遊神の結果を見ながら感心する。

 

 

ブ「午後の戦闘訓練では奴の真価が見れるか楽しみだな」

 

 

ブラドは午後のヒーロー基礎学を思い浮かべて笑みを浮かべる。

 

 

 

 

 

遊神は制服に着替える。

そこに鉄哲達が興奮しながら遊神に話しかける。

 

 

 

鉄「やっぱスゲェぜ!先導!」

骨「完敗だったな」

鱗「あんだけ凄いのに推薦を受けなかったのか?」

 「あぁ、俺にとってはどっちでも良かったからな」

 

 

遊神の言葉にバンダナを巻いた男子生徒の泡瀬が「そうなんだ」と頷く。

 

 

鉄「クッソー!クラス1位狙ってたのに悔しいぜッ!なぁ宍田」

宍「いやいや。鉄哲氏も4位と凄いですぞ。多くの種目で好成績ではないですか」

「持久走でずっと飛ばしっぱなしとか、どんな体力してんだ……」

 

 

 

個性把握テストの最終種目であった持久走では個性『ビースト』の宍田と4足で駆けた角取がトップ争いをする中、鉄哲はスタートからゴールまでの間スピードを一切落とすことなく走り抜き4位という好成績。

ゴールした後は倒れこんで過呼吸のようにゼーハーゼーハーと苦しそうにしていた

すると骨抜が先導に質問する。

 

骨「なぁ先導、お前一体どういう個性なんだ?見た感じ増強型や発動型とも違うようだが……」

「俺の個性は『先導者(ヴァンガード)』このケースの中にあるカードにあるモンスターを呼び出し共に戦う、突然変異型の個性だ」

骨「へぇ~……なぁ?あれが先導の全力か?」

「……さぁな、そのうち分かるさ」

宍「なるほど、それなら尚更先導氏の腕前どれ程なのか楽しみですな!」

鉄「俺もクラスの奴らと早く戦ってみたいぜ!特に先導、お前とやるのが待ちきれねぇ!」

「ふん…」

 

 

鉄哲に肩を組まれながら宣戦布告され遊神は呆れる。ヒーロー科の中でも個性が近接よりな2人は好戦的で

何だかんだで仲良くなっていく男子達だった。

 

そして昼食となり、遊神は拳藤、鉄哲と骨抜、小大、柳の5人で学食に入って、メニューを選ぶ。

 

遊神は生姜焼き定食、拳藤はラーメン、鉄哲は豚レバー定食、骨抜はクリームシチュー、小大はそば、柳はサバの味噌煮定食を注文した。

 

 

 

拳「今日からヒーロー基礎学かぁ」

柳「何するの?」

小「んーん」

鉄「やっぱ!!戦闘訓練だろ!!」

骨「鉄哲、まだわかんないよ」 

 

 

拳藤達は午後の授業について考える。

入学して最初の授業。いよいよヒーロー目指して本格的に始動するのだ。 

緊張するのは当然である。

 

 

 「頼んだコスチュームの試着かその説明…とかじゃないのか?」

拳「ああ。それがあったな」

小「ん」

鉄「眼前やる気が出てきたなぁ!!」

骨「鉄哲、流石にうるさいよ?」

 

 

ヒーロー科は被服控除で入学前にコスチュームをデザインして依頼していた。

頼んだコスチュームはまさしく己が描く己のヒーロー像そのものだ。だから楽しみなのである。

 

 

食事を終えて教室に戻ろうとする。

 

 

拳「でもコスチューム着替えて終わりなのかな?」

柳「その後そのまま授業するの?」

小「ん」

鉄「かぁぁぁ~楽しみで待ちきれねぇぜ!!」

骨「いきなり戦闘は少し怖いなぁ」

 

 

拳藤は疑問に柳と小大も疑問に思い、鉄哲は益々テンションが上がるが、骨抜も不安になってきた。

遊神は平常通りで周りの会話を聞き流す。

色々な考えを抱えながら昼休みが終わり、いよいよ午後の授業。

妙にソワソワするクラスメイト達。

 

そこにブラドが教室に入ってきた。

 

 

 

ブ「諸君!いよいよヒーロー科本番だ!ヒーロー基礎学!!単位数も最も多い!気を引き締めて臨むように!」

 

 『はい!』

 

ブ「それでは今日の授業は……【戦闘訓練】だ!」

 

 

いきなり本格的な内容にざわつく一同。

 

 

 

ブ「そしてそれに伴い、お前達にコスチュームに着替えてもらう!」

回「来たぁ!!」

円「待ってました!」

 

 

ブラドが手元の機械を操作すると、教室前方の壁の一部がせり出す。

 

 

 

ブ「出席番号のトランクの中にお前達が要望したコスチュームが入っている!それに着替えて、演習場γに集合だ!!」

 

 

 

 いよいよ初めての訓練が始まる。

 

 

 

 

 

みんなB組女子だと誰ガ好き?俺は柳レイ子です!

  • 拳藤
  • 塩崎
  • 取蔭
  • 小大
  • 小森
  • 角取
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