仮面ライダー龍騎 金色の翼   作:ムカ着火騎士

5 / 10
ども、筆者です。
台風さんのおかげで学校が休みなので投稿を。
台風さん、ありがとう…………


第5話 失踪者と黒いデッキ

………………………………

 

 

おかしい。

 

 

………………………………

 

 

俺の身に必ず何かが起きているはずだ。

 

 

………………………………

 

 

昨日の朝からあの音が絶えない。

 

 

………………………………

 

 

病院に恋人の見舞いに来たついでに検査してみても、結果は「異常無し」。

 

 

………………………………

 

 

「至って健康だ」?

 

 

………………………………

 

 

一体俺の体は……

 

 

………………………………

 

 

どうなってるんだよ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えーと、次は榊原耕一さん、てか8軒目って…………いくらなんでも多すぎやしないか………………しっかしまあ令子さんもあんまりだよな…………………」

 

日が変わって8軒目、真司の取材は続いていた。

 

取材リストにある程度目を通してみたところ、先日取材した5軒以外にも取材先はまだまだ沢山あり、先輩記者の令子に愚痴った(かなり引き目に)ところ、

 

 

『男は黙って取材しなさい、この馬鹿!』

 

 

とのこと。

薄々予想はしていたが、やっぱりこの様だ。

まあ、今考えてみればこんなことをややキツめの先輩キャリアウーマンに愚痴る自分もどうかと思うが。

 

「真司君、何か言ったかしら?」

「あ、い、いえなんでもありません!」

 

噂をすれば影がさすとはまさにこの事だろう。

 

「令子さんはなんでここに?」

「私はもう仕事が片付いて暇だから、あなたの取材を手伝ってくれって編集長から頼まれたの。見習いには荷が重過ぎるって」

「と、とにかく、取材取材……………………」

「あっ、ちょっと、待ちなさいよーーーー」

 

令子の奇襲(?)を躱しつつ、アパートの前でインターホンを押す真司。

だが、反応が無い。

 

「真司君、榊原耕一は二週間前に失踪してるわ」

「えっ………またか…………」

「ん?どういう意味?」

「あっ、ああ何でもないですよ。じゃ、大家さんに鍵借りて来ますね」

 

 

 

 

『危ねえ………あんなネタ話したら速攻で記事に纏めて提出しそうだからな令子さん……………』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都内某所、閑静な住宅街。

今日もCafe「花鶏」には、客がわずかに出たり入ったり。

 

「うーーーん、今日も暇だねぇーーーーーーーー」

「当たり前でしょこの時間帯なんだから!ほら、叔母さんしっかりしてよもう」

 

実を言うと、お昼や夜の時間はかなり忙しいのだ。

さすがに女2人だけで切り盛りするのはキツいということで、真司は仕事が暇な時に働き、蓮は定職についていないので基本的に一日働くというそれぞれの条件を呑んで住み込みアルバイトをしている(蓮に関しては無愛想ながら料理の腕を見直されて沙奈子に気に入られ、許しを得たのだが)。

しかし、今日は真司は仕事、蓮は朝から病んでいるということで結局2人で営業中だ。

 

「やる気出ないねぇ…………」

「叔母さん、もしかしてまだ昨日のこと気にしてるの?」

「昨日も今日も相手にしてくれなかったじゃないか…………はぁ……………」

「それは真司君が遅刻しそうで急いでたからでしょ!まあ遅刻しそうになる真司君も悪いけどさ………ほら、仕事仕事!お客さん入って来るよ!あ、いらっしゃいませ!」

「いらっしゃいませ…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………………

 

『やっぱりだ。どうやってもこの音が聞こえる…………』

 

…………………………………

 

『秋山蓮だな。』

「誰だ!どこから俺に話しかけている!」

『今はまだ言えない。俺の正体を知りたければ契約しろ。』

「契約…………………?お前とか?ふざけるな!この不快な音はお前が出しているんだろ!」

『そう気を揉むな。恋人を救いたいんじゃないのか?』

「貴様、何のつもりだ…………何故それを知っている……………」

『頭を冷やせ。俺は貴様の恋人を救うチャンスを貴様に与えているのだぞ。』

「俺は騙されんぞ!恵理は現代医学では解明出来ない意識不明の重体なんだ!」

『俺は貴様を騙すつもりは無い。ただ純粋に、貴様にチャンスを与えているだけだ。』

「そこか…………」

『落ち着いて話を聞け、貴様と契約するのは俺では無い』

「失せろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」

 

(ガシャァン!!!!!!!!!!!!!)

 

「ハァ…ハァ…ハァ…」

「蓮、どうしたの!?何か割れた音がしたけど………」

「いや……何でもない………すまん、騒がせたな…………」

 

 

(今はそっとしておこう…………)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ガチャリ…………)

 

「ここね、榊原耕一の部屋は」

「なんか、すっごい尋常じゃないくらい散らかってますね」

「そうね……………」

 

今真司と令子が居るのは、8人目の目撃者、榊原耕一の部屋だ。

ちなみに榊原は、1軒目の江島同様、失踪している(諸事情により江島の件に関しては令子には秘密である)。

部屋はまるで何かが通り過ぎたかのように散らかっており、足の踏み場も無い。

 

「酷いものね…………」

「そ、そうですね」

 

部屋を注意深く調べる令子。

若干トイレに行きたい真司。

だがその時真司には、あるものが目に止まった。

 

 

「ん…………なんだこれ?」

 

 

そこにあったのは、黒いカードホルダーのような板。

 

 

『どうやって使うんだろ…………』

 

 

この出会いが後に、自分の平凡な運命を大きく左右することに真司は気づく余地も無かった。




どうも、筆者です。
台風さんの力はやはり偉大ですね。
残念ながら今回も戦闘シーンは書けませんでした。ここ最近ダルい展開ですみません。戦闘シーンはもう少し先になると思いますので、ご了承を。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。