仮面ライダー龍騎 金色の翼   作:ムカ着火騎士

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いやーどーも、筆者です。
諸事情により時間帯が遅れましたが、新規投稿でございます。今回物語が結構進展したりします。まだまだ先は長いですが、お付き合い下さい。それではどーぞ!


第6話 鏡からの誘い

数日後。

都内某所、閑静な住宅街。

花鶏はまだ準備中の時間。

 

「叔母さん、蓮は?」

「買い出しに行くとか言ってたけどねぇ。」

「また?あいつ、ここ最近朝早くから買い出しに行ってるせいで帰ってきても蓮の寝顔しか見られないよ。」

「いいことだねぇ。お陰で助かってるよ。あ、ここ最近といえば、真司ちゃん、今日こそは飲んでもらうからね?」

「ああ、今日は時間あるし。それじゃあ、いただきます。」

 

(ゴクッ…)

(ゴクリ……)

(ゴクリッ………)

 

「………どうだい?」

「うん、美味い!新作で出せる味だよ。」

「料理が出来るあんたがそう言ってくれるなら心強いわ!よし!」

「良かったね、叔母さん。真司君に美味しいって言ってもらえて。」

「そうだねぇ!今日はきっと何かいいことがあるよ!あたしの勘に間違いはないわ!」

 

 

 

 

(蓮は相変わらずだけど…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何日か日が明けて遂に取材を終え、真司は今日の収穫を報告するため、OREジャーナルに戻っていた。

 

 

 

 

「結局今日も、あんまりいい情報得られませんでした。すみません。」

「そうか………まあ、仕方ないわな」

「はい。………それと、例の行方不明者の件なんですけど、どうします?」

「ああ、江島と榊原の件か。しかも江島に関しては失踪届が提出されていない。…………まあそれは奥さんが公表を嫌がってるからとりあえずおいとくとして、肝心の金色の蟹に関する情報があまりにも少な過ぎるんだよなぁ…………どうすっかなぁ…………」

 

確かに、このままじゃ記事としてまとまりそうにない。

 

 

 

 

「………………………」

「………………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく沈黙が続く。

だがその沈黙を破る様に、大久保がこう切り出した。

 

 

 

 

「真司、とりあえず今日は帰っていい。今日は十分働いた。お疲れ。」

「分かりました。じゃあ、お先に失礼します。」

「真司くん、またねー」

「まったねー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃。

蓮はあてどなく街をふらついていた。

あの時語りかけてきた「あの男」の言葉にもはやどうすればいいのか分からなくなっていたのだ。

 

恵理を救いたい。

その為に、ただ祈りながら待つか、それともあの男の話に乗るか。

考えに耽る。

 

 

鏡に映ったあの男は一体何者なのだろう。

頭を冷やしてよくよく考えてみると、鏡の中から話しかけてくるなんてそんなことがあるものか。

 

 

 

 

あれは夢だったんだ。

 

 

 

 

あれは幻だったんだ。

 

 

 

 

でも、もしあの男の話に乗ることで恵理を救えるというなら。

 

 

 

 

 

 

 

 

………………………………

 

 

 

 

(この音は……………!)

 

 

 

 

『悩んでいる様だな。』

「………余計なお世話だ!貴様の話に騙されるつもりは無いぞ!」

『いいから話を聞け。貴様はこれから「ミラーモンスター」と呼ばれる存在と契約し、「仮面ライダー」としての力を得ることになる。』

「仮面………ライダー…………?」

「仮面ライダーは全部で13人だ。貴様はその力によって戦い、勝ち残ることで己の望みを叶えることが出来るだろう」

「俺の……………望み?」

『そう。貴様が望むこと、貴様の恋人を救う事だ。』

「うるさい!黙れ!!!」

『ほう。まあいい。それがそのために必要な「カードデッキ」だ。』

 

手元を見ると、いつの間にか黒いカードケースの様な物が握られていた。

 

『ミラーモンスターと契約後にそのデッキを使って変身し、戦い、勝ち残ることで、貴様は望みを叶える事が出来る。残り12人のライダーはいずれ現れるだろう。だが同時に、他のライダーも自身の望みを持っている。そしてその宿命の相手と対峙した時、互いが自らの望みをかけて戦う。それがライダーバトルだ。望みを叶えたければ、戦え……………!戦え………………!』

 

その声と同時に、男は姿を消したのだった。

 

「望みを…………叶える………………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイクを走らせ、家路につく真司。

 

だが、やはり真司が思い出すのは、ようやく取材を終えた記事に関してだ。

なにより「金色の蟹」の情報が少なすぎる。

取れた情報はせいぜい

・「鏡から現れる」

・「人を喰らう」

・「人が喰われる直前に困惑した表情になる」

というものだった。

 

こんな記事じゃ、色々な意味でとても載せられやしない。

 

 

だがその時、大久保に働きを認められて今日はもう休んでもいいと言われ、バイクを走らせる真司の脳裏に、ふとこんな考えがよぎった。

 

 

 

 

『行方不明の2人に何らかの共通点があるのではないか。』

 

 

 

 

そして真司は大急ぎでOREジャーナルに戻り、2人の経歴を調べた結果、ある答えに辿り着いた。

 

 

 

 

「これだ…………!」

 

 

 

再びバイクに跨り、疾走する真司。だがその時突如——————————————

 

 

 

 

…………………………………

 

 

 

 

(この音は…………………あの時の…………………!)

 

 

 

 

『貴様は貴様自身の願いを叶えられると知った時、何を望む、城戸真司。』




どうも、筆者です。
今回どうでしたか?実を言うと個人的にSAN値がガリガリ削られ、色々病んでる中で書いたのですが………………よければ感想いただきたいです。
次の投稿は明後日あたりになりますので、乞うご期待。

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