仮面ライダー龍騎 金色の翼   作:ムカ着火騎士

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どーも、筆者です。
平日の朝っぱらから投稿です。
え?筆者は登校して授業中のはずだって?
台風さん、ありがとう。


第7話 偶然か、必然か

 

『貴様は貴様自身の願いを叶えられると知った時、何を望む、城戸真司。』

 

 

突如として聞こえたその声に驚き、バイクを止める真司。

 

 

「うわっ!」

『そんなことはどうでもいい。早く貴様の望みを言え。』

「どこから話しかけてるんだ!」

『話を進めるぞ。榊原の家からデッキを持ち出したのは貴様だな。』

「な、何の話だよ!?」

『貴様の手に握られている黒いカードホルダーだ。』

「そ、そんな、あれはちゃんと元の場所に…………」

 

 

しかし、自分の手を見やると、確かにあの時の黒いカードホルダーが握られていた。

 

 

「嘘だろ………………」

 

 

驚きを隠せない真司。

 

 

『まさか、覚えていないとは。どうやら無意識の内に持ち出した様だな。』

「はぁ?し、知らねーよそんなの!それに、誰だよお前?一体何のつもりだよ?」

『貴様を仮面ライダーにするつもりだ。』

「仮面ライダー………………?」

『そうだ。貴様は世間一般で怪物と呼ばれるミラーモンスターという存在と契約した後にそのデッキを使うことで、仮面ライダーに変身出来る。仮面ライダーは自らの願いを賭けて戦う運命にある。仮面ライダーは全部で13人だ。そして他のライダーを全て倒したライダーだけが、願いを叶えられる。』

「待てよ、それって……………他のライダーの望みを踏みにじって願いを叶えるってことじゃないのか?踏みにじられたライダーはどうすんだよ?」

『どうも出来ない。勝つのは強いライダーだ。強いライダーが弱いライダーを倒す。それだけの事だ。』

「な、なんだよ、仮面ライダーって?と、とにかく、俺は行かなきゃいけないんだ!じゃあな!」

 

 

そう言い放つと真司は再びバイクを走らせ、夜の闇に消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ。今日は蓮ちゃんがいないからちょっときつかったけど、なんとか終わったね」

「うん。叔母さん、コーヒー絶賛だったね!」

 

実際、優衣と沙奈子が一晩かけてブレンドした例のコーヒーは大絶賛で、久し振りに店内が常時満席になるほど賑わったのだ。

 

「いやー、二人で一緒に頑張った甲斐があったね。そうだ!今日は久々に大盛況になった記念に、4人でパーティーやろうよ!」

「あ、じゃあ私、何か料理の準備してくるね!」

「それじゃあたしは片付けといきますか。よーし!」

 

(ガチャ!)

 

「あ、蓮。なーんだ帰って来ちゃったのかい。タイミングの悪い男だねぇ」

「悪いがその言葉に返しをしている暇はない。」

「れ、蓮?どうしたの?」

「急用が出来た。二時間程度で戻る。それじゃ、行って来る」

 

そう言いながら足早に寝室を向かい、支度を整えた蓮は、瞬く間に行ってしまった。

 

「蓮………どうしたんだろ?」

「ふーん。相変わらず愛想良くないねぇ。ま、準備する時間増えたからいいんじゃないの。ささ、準備準備」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここか………」

 

 

真司は先程の男の声を振り切り、取材の為にこの場所にやってきた。

 

 

門には「清明院大学」と書かれている。

 

 

辺りはすっかり暗くなり、あまり人気の無い校舎にもまだ多少の明かりがついているとはいえ、やはり少し不気味だ。

 

 

もちろん、先程の出来事を忘れた訳では無い。

 

 

だが今は、とりあえず、取材に集中することにした。

 

「あ、あの、OREジャーナルの城戸と申します。突然で申し訳ないんですけども、401号室に入らせて戴けませんか?」

「401号室!?あそこは夜間立ち入り禁止だ!分かったらこんなところで油売ってないで、取材に精でも傾けてろ!」

 

感じの悪そうな事務員が余計に感じが悪く見えるのは、やはり401号室でおこってしまった「あの事件」のせいだろう。

 

 

そもそも、真司が江島と榊原について見つけ出した「共通点」とは、この大学が大きく関係している。

江島と榊原は、401号室で活動していた江島研究室の講師と生徒という関係だった。

だが、2001年、つまり去年の夏に行ったある実験でハプニングが発生し、2人が死亡、1人が意識不明の重体、残った江島、榊原、そしてもう一人の3人は事件の後に失踪してしまったらしい。

 

 

ともかく、401号室に入れないならせめて学内だけでも見ておこう。

そう思い立ち、学内を見回っていると、数十メートルほど先に、黒い影が現れた。

 

「ここか………」

 

突如聞こえた声。

もちろん先程の男の声ではない。

それに、いつも聞いている様な声だ。この声は————————————そうか、アイツの声だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻、同じく清明院大学。

蓮は、恵理が事故に遭った401号室、旧江島研究室へと向かっていた。

 

 

事務員には学内を見回るだけと口実を告げておいた。あとは階段を上がり、この角を曲がれば—————————————————————

「ここか………」

 

目の前には、401号室の扉が広がっていた。

 

 

だが、それと同時に背後に気配を感じ、咄嗟に振り返る。

あの身なり………雰囲気————————————そうか、あのバカだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「蓮………」「城戸………」




ども、筆者です。
今回も無事に書き終える事が出来まして。
実は筆者、悲しいことに中間考査が
迫っていたりします(;ω;)
少し寂しいですが、次回の登校は11月の初めになるかと。
それでは皆さん、またその日まで。
次の話も是非ご期待下さい。
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