仮面ライダー龍騎 金色の翼   作:ムカ着火騎士

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今回は遂に、2人が初!h…((((((((ゲフンゲフン







※一応言っておきます。初エッチではありません。ハイ。何が初なのかは、お察し下さいということで。


第8話 固い決意と騎士の鎧

二人は互いに困惑していた。

突然こんな場所で居候仲間にバッタリ会うなんて、誰が考えるだろうか。

最早、胸ぐらを掴んで威圧する蓮。

 

 

「城戸………………お前何故ここにいる?」

「お、俺はただ単に取材で来ただけでまあ途中で鏡の中から話しかけてきた男が………あ、いやいや、なんでもない!」

「鏡から話しかけてくるだと………お前…………まさかその男の指示でこの大学に来たのか。」

「い、いやいやいや、だから、俺はただ単に取材に………あ、そういえばお前こそどうしてこんな所にいるんだよ!」

「はあ、全く口の滑る奴だな。顔に書いてある。」

「な、なんかの勘違いだって!」

 

 

真司がそう言い終わろうとした時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺もその鏡の中から話しかけてくる奴に会った。」

「え…………………?」

「そしてこのカードデッキとやらを渡された。」

 

 

真司が蓮の手元を見ると、そこには自分の物と同じようなデッキが握られていた。

 

 

「それって………」

 

 

つられてカードデッキを取り出す真司。

 

 

「お前も渡されたか。」

「………………………」

「で、俺が何故ここに来たのかって質問だったな。」

「あ、ああ、そうだよ。お前何でここに…………」

「この401号室は俺の恋人の小川絵里が意識不明の重傷を負った場所だ。」

「そうだったのか…。で、何でお前ここにいるんだ?」

「何でもいいだろ。」

「何でもよくはないけど……実は俺、その事件のことで取材に来てるんだよ。」

「それでお前はここに来たって訳か。」

「ああ。いや、まあ夜間は401号室に立ち寄るなって言われて、せめて学内だけでもって思って、そしたらたまたまここでお前に会って……」

「言い訳は要らん。入るぞ。」

「え?どこに?」

「決まってるだろ。この401号室だ!」

「あ、ちょっと待てよ蓮!」

 

 

だが、真司のそんな言葉などお構いなしに入って行く蓮。

 

 

「まったくもう………にしても、流れでつられて入っちゃったけど、なんか不気味だなここ………………………」

 

 

401号室には、無数の鏡が置いてある。

そしてそれらは薄暗い電気を不気味に反射し、妖しく光っていた。

 

そして蓮が、その一つを覗き込む————————————————

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

((この音は……………!!!!!!!!!!))

 

 

 

 

 

 

 

 

既に聞き慣れたこの音。

耳をつんざくような音だ。

理屈は分からないが、なぜか懐かしく思えてくる。

 

 

 

 

そして、何かがものすごい勢いで飛んで来たのを感じ、本能的に避ける真司と蓮。

気配の先にあったのは、白い糸のような物だった。

 

 

『シャァァァァァァ…………』

 

 

その鳴き声の先に真司と蓮が見たものは、想像を絶する蜘蛛のような姿をした怪物だった。

それも、鏡の中に。

 

 

『シャァァァァァァ!!!!!!!!!!』

 

 

雄叫びと共に、鏡越しで怪物の口から放たれた糸を避けきれず、首を締められる真司と蓮。

 

 

「グァ………」

「クッ………」

 

 

一撃目を避けられてイラついたのか、怪物はさらに締める力を強めていく。

 

 

「ゥワァァァァ………………!」

 

 

2人がもう少しで息が出来なくなりかけた、その時だった。

 

 

 

 

 

 

 

『ギャァァァァァオ!!!!!!!!!!!!!!!』

『フィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

突如別の鳴き声が聞こえたと思うと、それらは一瞬にして鏡の中の怪物を吹き飛ばした。

そして、それらは赤い龍、紺色の蝙蝠の姿をした怪物だった。

 

 

『ギャァァァァァオ!!!!!!!!!!』

『フィィィィィィィ!!!!!!!!!!』

 

 

鏡を抜け、真司と蓮に迫る2体の怪物。

だが、一向に自分達を襲う気配は無い。

 

 

「何なんだ、一体…………………」

 

『カードデッキからコントラクト、契約のカードを取り出せ。そしてこのミラーモンスター達と契約しろ。』

 

「おい、貴様。これはどういうことだ!」

 

『決まっているだろう。「仮面ライダー」として戦うという事だ。』

 

「仮面ライダー…………………俺はそんなのにはなりたくない!殺し合いをする奴らなんかと一緒になるもんか!」

 

『ほう………では貴様は、このチャンスを捨て、望みを叶えること自体望まんというのか。』

 

「当たり前だ!人殺しなんかしてまで望みを叶える必要なんて無い!」

 

『だがこのチャンスを捨てるということは、貴様がこの場で死ぬことを意味する。』

 

「!」

 

『貴様には今この瞬間も、帰りを待ってくれている存在がいるはずだ。貴様が死ねばそいつらは途方に暮れ、永遠に寂しい思いをしなければならなくなる。もちろん、隣の貴様も同じことだ。』

 

「お前…………ふざけんな!!!!!」

 

「城戸、落ち着いて考えろ。俺はあいつの提案に乗る。こんな所でつまらなく死ぬのは御免だ。」

 

『その通りだ。貴様も生き残りたければそのモンスターと契約し、貴様の忌み嫌うライダーの力であの蜘蛛の怪物を倒せ。戦わなければ生き残れない!戦え………!戦え…………!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『真司君、お帰り!』

『真司ちゃん、お帰り!今日はなんと………………真司ちゃん考案の新作メニューの初日売り上げ三十万円と真司ちゃんの誕生日を記念して、スペシャルパーティーをやりまぁーす!』

『おおおおおおお!美味そうなケーキだ!ありがとおおおおおおお!』

『たまにはこういうのもいいかもな。今日は特別に俺達3人で腕を奮ったんだから食えよ!』

『それではー、真司君の誕生日と真司君考案の新作の初日売り上げ三十万円を記念して………………』

『『『『カンパーイ!!!!!!!!』』』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………………そうだ……俺には帰りを待ってくれてる人達が居る!俺はあの怪物をぶっ倒して、こいつと一緒にもう一度あの場所へ帰ってみせる!!!!!!!!!!」

「同感だ!!!」

 

 

 

 

「CONTRACT」のカードを取り出し、モンスターにカードをかざす2人。

 

するとモンスター達がカードに吸い込まれ、その絵柄が現れた。

 

 

 

 

『シャァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

 

復活し、真司と蓮に迫るモンスター。

 

同時に、2人も鏡へと向かい、鏡にデッキをかざすと、腰に銀色のベルト———————Vバックルが出現した。

 

 

「いつもの家に帰るぞ。もちろん俺達2人で!」

「元からそのつもりだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「変身!!」」

 

 

 

 

 

 

 

その掛け声と共に、バックルにデッキを装填した2人は不鮮明な鏡像に包まれた「騎士」の姿を捉えたのだった。




書き終えまして、筆者でござい。
初・変・身でしたね。
次回はいよいよ皆さんお待ちかね(?)の戦闘シーンです!
次回も乞うご期待。
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