アナジェネ 平ジェネWORLD番外編   作:Naniro

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ここではテューク達がこのすば世界にいる間、猛達に何があったかを書いていきます。


THE DAYBREAK 前編

HOPPER1!

 

STEAMLINER!

 

「変身!」

 

ガッチャーンコ!

 

スチームホッパー!

 

突如荒廃した町に飛ばされ、雫と合流した猛は魔物の群れに襲われる。そんな時現れたのは、かつて解放者の一員としてエヒトの支配からトータスを解放するために戦った2代目ガッチャードライバー継承者、仮面ライダーガッチャードデイブレイクだった。

 

「君達!どうしてここにいるかは知らないがここは危険だ!今すぐ離れた方がいい!」

 

ガッチャードデイブレイクは猛と雫に忠告するが、猛は引き下がる気はない。

 

「舐められたもんだ。俺も伊達に戦ってたわけじゃない!」

 

SET

 

「変身!」

 

GRAB! CLASHOUT!

 

ZOMBIE

 

READY FIGHT

 

猛はバッファ ゾンビフォームに変身してガッチャードデイブレイクに加勢する。ガッチャードデイブレイクはバッファの姿を見て驚く。

 

「君のその力…!それは…!」

 

「話は後だ。まずはコイツらを片付けるぞ!」

 

「…わかった。ちゃんと話してもらうからな?」

 

バッファとガッチャードデイブレイクはひとまず協力して魔物達を蹴散らし、必殺技を発動する。

 

ZOMBIE STRIKE

 

スチームホッパーフィーバー!

 

ドォオオオオオオン!!

 

一際大きな魔物をダブルライダーキックで撃破し、魔物は全滅した。そしてバッファとガッチャードデイブレイクは向き合う。

 

「さて、率直に言うけど、君は何者なんだい?」

 

「そうだな、今から言うことはぶっとんだ話なんだが、俺は遥か未来の人間だ。もっと正確に言うと、未来の異世界人…かな?」

 

「何?」

 

『ホッパー…!?』

 

『スチーム…!』

 

 

少々離れた場所にて、ミュウは魔物の群れに襲われそうになるが、突如現れた謎の白いクジラに助けられる。しかし、白いクジラは力が弱まってきているのか、力を使うたびに体が縮んでいた。

 

「クジラさん!もう大丈夫なの!ミュウ頑張って走るから一緒に逃げるの!」

 

だが気が付くとミュウは魔物達に囲まれてしまっていた。ミュウは意を決して叫ぶ。

 

「やれるもんならやってみやがれなの!!」

 

「グガアアアアアア!!」

 

魔物達が一斉にミュウに向って飛び掛かった瞬間、魔物達が一瞬で倒される。ミュウは何事かと思っていると、自分の周りを囲うように複数のデイブレイクケミー達がおり、激流が残りの魔物を蹴散らしていた。

 

「ケルベロー!」

デイブレイクヨアケルベロス

 

「サターン!」

デイブレイクグランドサターン

 

「ジャマ~!」

デイブレイクジャマタノオロチ

 

「ケラー!」

デイブレイクトライケラ

 

「マーキュリン!」

デイブレイクマーキュリン

 

「ふえ?マーキュリンさんにトライケラさんにヨアケルベロスさん?なんでオレンジ色なの?」

 

「マーキュリン!?」

 

「ケラ!?」

 

「ケルベロ!?」

 

デイブレイクマーキュリン、デイブレイクトライケラ、デイブレイクヨアケルベロスはミュウの方を向いて驚く。なんで自分の名前を知っているのとでも言いたげに。すると今度は女性の声がした。

 

「小さいのになかなか痺れる啖呵を切るわね」

 

ミュウが上を向くと宙に浮いた水球に座っている海人族の女性がいた。

 

「あの女の人はクジラさんのお友達なの?」

 

ミュウが白いクジラにそう聞くと、クジラはさらに縮み、ミュウの頭に乗った。するとその海人族の女性の後ろから1体のケミーが顔を出す。

 

「パイレッツ!」

デイブレイクパイレッツ

 

「あ!パイレッツさんまでオレンジ色なの!」

 

「パ、パイレッツ…!?」

 

「あらパイレッツ、あの子と知り合いなの?」

 

海人族の女性がパイレッツにそう聞くがデイブレイクパイレッツは首を傾げていた。

 

「まさかケミーを知っているなんてねえ、どこで知ったのかしら?それと変わったお友達も連れているのね、同族のお嬢さん」

 

「あの、助けてくれてありがとうなの。お姉さんは誰ですか?ミュウはミュウです」

 

「ちゃんとお礼が言えてえらいわね。自己紹介もありがとう」

 

海人族の女性は地面に降りてくると自身も自己紹介をする。

 

「初めまして同族のお嬢さん、私はメイル・メルジーネ。海賊団の船長様よ」

 

「メイル・メルジーネ…?」

 

海人族の女性はメイル・メルジーネと名乗った。ミュウは色々と混乱していた。知っているケミー達はミュウの事を知らないようで頭の整理が追いつかない。するとメイルが声をかけてくる。

 

「それでミュウちゃん、ここはどういう場所なのかしら?実はお姉さん達、迷子なのよ。他の友達ともはぐれちゃって…」

 

「メイルお姉さん、ミュウも迷子です!(`・ω・´)ゞ」

 

「サ、サターン…*1

 

「この都の子じゃないのかしら?」

 

「メイルお姉さん、いくらなんでもここで普通に暮らすには無理があると思うの」

 

「た、確かにそうね……(汗)」

 

ミュウに正論で論破されてメイルは思わず苦笑いをする。すると後ろの方で轟音が聞こえ、メイルとデイブレイクケミー達は警戒を強める。

 

「ミュウちゃん、お姉さんの側から離れちゃ駄目よ」

 

「は、はいなの!」

 

ミュウは返事をすると離れないようにメイルに抱きついた。するとメイルは動揺する。

 

(はあ~!こ、この子やるわね!人懐っこいし、素直だし、頭にマスコット?みたいなの乗せてるし、レベルが高~い!妹並みに可愛いわ…、天使だわ…)

 

「「「……(汗)」」」

 

メイルはミュウの可愛さにデレデレしてしまい、デイブレイクケミー達はメイルが何を考えているのか察して呆れていた。すると再び轟音が鳴り響き、一際大きな魔物が姿を現した。

 

「ひゃあ…!」

 

「大丈夫よ、メイルお姉さんが守ってあげる!」

 

メイルは剣を引き抜くと、水を器用に操り、鞭のように魔物に叩きつけた。魔物は地面に埋もれるが出てこようとする。すると今度は少女の声が聞こえてきた。

 

「よくもヌルヌルの唾を吐きかけてくれたな!それも大量に大量に!!ぶっ潰れちゃえ!!!」

 

すると魔物の頭上に黒い球体が現れ、魔物に向って落ちて押し潰した。そこからヌルヌルの粘液まみれの少女が姿を現した。

 

「うえ~ん!オー君!ミレディさん汚されちゃったよ~!」

 

少女は近くにいた眼鏡をかけた青年に抱き着こうとするが、眼鏡の青年は避けてしまい、少女はそのまま転んでしまった。

 

「僕までヌルヌルになるだろ!」

 

少女は眼鏡の青年を睨みつける。

 

「おいオスカー、ここは黙って受け止めるところでしょ…!」

 

すると今度は少し大柄な男が現れる。

 

「オスカー、今のはお前が悪い」

 

「流石ナッちゃん!この鬼畜眼鏡にもっと言ってやって!」

 

少女はそう言いながら大柄な男に駆け寄るが、また避けられてしまう。

 

「おいナイズ…、なんでミレディさんを避けた?」

 

「ヌルヌルだからな」

 

「クロちゃ~ん!皆がミレディさんをいじめるよ~!」

 

「ごめんミレディ、これ以上近づかないで欲しいな」

デイブレイククロスウィザード

 

「クロちゃんまで~!」

 

「レックス…」

デイブレイクエックレックス

 

「フォートレス…」

デイブレイクテンフォートレス

 

デイブレイクケミー達もミレディから離れていた。

 

「皆して酷~い!!」

 

 

一方ハジメ達は戦えないレミアを守りながら魔物の群れと戦っていた。

 

「クソ…!次から次へと!猛や八重樫も見つからねえし!」

 

「雫ちゃん、猛君、無事だといいんだけど…」

 

すると魔物達が次々と倒された。何事かと思っていると複数のデイブレイクケミー達が魔物達に攻撃していたのだ。

 

「フェニックス!」

デイブレイクインフェニックス

 

「ユーフォー!」

デイブレイクユーフォーエックス

 

「ビートルクス!!」

デイブレイクビートルクス

 

「あれは、ケミーか!?でも何か違うような…」

 

ハジメ達はデイブレイクケミー達に違和感を感じていた。

 

「ママ~!パパ~!」

 

「「ミュウ!?」」

 

今度はミュウが白いクジラに乗ってハジメ達の所に向って来ていた。デイブレイクケミー達がミュウと白いクジラを守りながら魔物を蹴散らしていく。

 

「ボエ~ル」

デイブレイクギャンボエール

 

「バハム!」

デイブレイクギガバハム

 

「ミュウ!その光ってるクジラっぽいのはなんだ!?」

 

「お友達なの!」

 

「大丈夫なのか!?色々と!」

 

「大丈夫なの!あと、強い援軍も連れて来たの!」

 

ミュウはクジラから降りるとレミアに駆け寄っていった。一安心かと思いきや、魔物の大群が攻めてくる。ハジメはドンナーを撃って対抗するが数が多過ぎる。死神のような魔物がハジメに鎌を振り下ろした瞬間、結界が張られて鎌が弾かれる。

 

「燃焼石の爆発力と雷による加速で礫を飛ばすのか…」

 

その声にハジメは振り向くと、そこには眼鏡の青年がいた。ハジメは目を見開く。

 

「オスカー・オルクスだと!?んなバカな!?」

 

「なるほど、どうやらミュウちゃんの言う通り、本当に僕達を知っているらしいね」

 

眼鏡の青年、オスカー・オルクスは傘を取り出し、先端を魔物に向けると衝撃波を発し、魔物を蹴散らした。ハジメも銃撃で魔物を倒していく。すると今度は大量の水が空から降り注ぎ、地上の魔物を蹴散らす。

 

「今度はメイル・メルジーネ!?」

 

ハジメは驚いていると、オスカーの近くに大柄な男が現れる。

 

「おまけにナイズ・グリューエン…!ってことは、まさか…」

 

大迷宮を作った解放者達が集まってきたことにハジメは驚きを隠せない。それと同時に嫌な予感がよぎる。

 

「天が呼ぶ!地が呼ぶ!人が呼ぶ!超絶天才美少女魔法使いミレディちゃん!参上~!」

 

ハジメの思った通り、現れたのはミレディ・ライセンだった。ミレディが決めポーズを決めた瞬間、ハジメはドンナーをミレディに向って撃った。

 

バン!

 

「……え?」

 

ミレディが唖然としていると、ハジメ、ユエ、シアが殺意のようなオーラを発しながら彼女を睨んでいた。

 

「「「死ね!ミレディ!!」」」

 

「キャーーー!?」

 

ハジメ、ユエ、シアの3人はミレディに対して敵意むき出しで、オスカー、メイル、ナイズが必死に止める。

 

「ミレディちゃん!あなた本当にこの子達に何をしたの!?」

 

「いや、そんなこと言われたって……!」

 

ミレディは何のことかさっぱり分からないが、取り敢えず土下座をする。

 

「全っ然身に覚えがないけど、なんかすみませんでしたあああああ!!」

 

「覚えがない…?」

 

「ミレディ死すべし、慈悲はない」

 

ミレディは地に頭をつけて謝るが3人は許す気などさらさらないようだった。

 

スチームホッパーフィーバー!

 

すると空からガッチャードデイブレイクが現れ、地面にキックを放ち、その衝撃で3人を吹っ飛ばした。

 

「やれやれ、ミレディのウザさは相変わらず天下一品だな」

 

「バルく~ん!!」

 

ハジメ達はガッチャードデイブレイクの姿を見て驚愕する。

 

「オレンジ色のガッチャードだと!?」

 

「…君達だね、未来からの異世界人は」

 

「何故それを…?」

 

「彼が教えてくれたからさ」

 

ガッチャードデイブレイクがそう言うとバッファと雫がやってきた。

 

「ハジメ!ようやく会えたぜ!」

 

「猛!」

 

「雫ちゃん!よかった!無事だったのね…!」

 

バッファと雫も合流し、メンバー全員が無事合流できた。ガッチャードデイブレイクはガッチャードライバーを操作し、変身を解除する。その顔は、テュークとレンチスを足して2で割ったような顔つきだった。

 

「取り敢えず自己紹介しとくか、俺はバルフレン・リヴェンジャー。錬金術師だ」

 

ガッチャードデイブレイクはバルフレンと名乗る。するとミレディがはっと思い出したかのようにバルフレンに駆け寄る。

 

「そ、そうだバル君!ちょっと助けてほしいんだ!あの子を説得してくれない!?」

 

「…はぁ、まさかまたゲキオコプターを怒らせたのか?」

 

「わざとじゃないんだよ!でもゲキオコ君聞いてくれなくて…」

 

「オコオコォォォォォォ!!!」

デイブレイクゲキオコプター

 

「キャーーー!?」

 

怒り心頭のデイブレイクゲキオコプターがミレディに向って飛んできていた。

 

「お願いバル君!なんとかして~!」

 

「無理だな、日頃の行いのせいだ。諦めるんだな」

 

「バル君の薄情者ぉおおおおおおおおおお!!!」

 

するとデイブレイクゲキオコプターがミサイルを発射し、ミレディに直撃した。

 

ドガアアアアアアン!!

 

「いやあああああああああ!?」

 

爆破されたミレディはアフロヘアーになって気絶した。

 

「よくやった」

 

「ん!」

 

「ナイスですぅ!」

 

「オ、オコ…?」

 

ハジメ、ユエ、シアはデイブレイクゲキオコプターに称賛するが、当の本人は困惑していた。

*1
「肝が据わっているなぁ…」的なことを言っているらしい




後編へ続く。

バルフレン・リヴェンジャー
テュークとレンチスの先祖で2代目ガッチャードライバー継承者。解放者の一員でガッチャードデイブレイクに変身する。また、彼の錬金術の力でケミー達がデイブレイクケミーに進化している。解放者最強の戦士として他のメンバーからも頼りにされていたらしい。
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