「当夜さん、知ってる?ここ最近謎の怪人が現れてるって」
「なんだ涙子、噂話か?」
当夜は幼馴染である佐天涙子の噂話を聞いていた。
「なんでも未知の言語を話し、道具を使ったりするなど行動は限りなく人間に近いみたいなの!だけど攻撃的で人を見つけると問答無用で敵対してくるみたいだとか」
「へぇ…」
当夜はジャマトに関することは既に把握していた。この世界に転生する前にグレアからおおよその事を聞いていたからだ。彼はその時が来るまで出来る限りの準備を整えてきた。いつ襲撃されてもいいように。そしてついにその時がやってくる。
「ジャ~!」
「「「キャーーーー!!」」」
人々の悲鳴が聞こえ、その方向に目をやると、ジャマトが人々を襲っていた。
「あれは…!」
「…逃げるぞ。涙子」
当夜は涙子の手を引っ張り、その場から離れる。
「こっちだ!」
当夜は時々、自身固有の能力である
「…追ってこない?」
「ジャ〜!」
前後からジャマトが現れ、道を塞いでしまった。
「そんな…!囲まれた…!?」
「…涙子、俺が退路を開く。その隙にお前は逃げろ」
「当夜さん!?」
当夜は近くに落ちていた大きめの石を拾い、ジャマトに投げ当てて怯ませると、武器を奪い取った。
「ケポロ!」
ジャマトの一体が当夜に襲いかかるが、当夜は奪い取った武器でジャマトを斬りつけた。
「こいやー!!」
「テキョス、スファキョズ…!」
フィックスポイントを駆使しつつ、ある程度のジャマトを蹴散らし、数を減らした。
「何をしている!?いけ!涙子!!」
「何言ってるの!?当夜さんを置いていくなんて!!」
「俺のことなら心配するな!この能力なら振り切れる!だから早く逃げろ!涙子!!」
「…っ!」
涙子は渋りつつも当夜を置いて逃げた。そして当夜は二体のジャマトに目をやる。そのジャマトは、ビックリミッションボックスとハテナミッションボックスを持っていたからだ。
「オラァ!!」
当夜はそのジャマトを斬りつけて倒すと、箱を落とした。そしてビックリミッションボックスを開けると、デザイアドライバーとケイロウのコアID、そしてスパイダーフォンが入っていた。
「これは…!」
当夜はデザイアドライバーとコアIDを手に取ると、コアIDをデザイアドライバーにセットし、腰に巻いた。
ENTRY
当夜は、仮面ライダーケイロウ エントリーフォームへと姿を変えた。ジャマト達はケイロウの姿を見て動揺する。
「ビ…ビリラオズキョチャーチャ…!」
「テキョス…!ビリラオズキョチャーチャストルクビ!!」
「何言ってんのかわかんねえよ!」
ケイロウはジャマトをパンチで吹っ飛ばすとハテナミッションボックスを落とした。ケイロウはすぐにそれを開けると、マグナムバックル入っており、それをデザイアドライバーにセットした。
SET
MAGNUM
READY FIGHT!
「いちいち相手するのも面倒だ!一気に決める!」
MAGNUM STRIKE
ケイロウは両腕のアーマードガンを展開し、回りながらマシンガンのように連射してジャマトを全滅させた。
「ジャッジメントですの!」
「!?」
ケイロウが振り向くと、そこには黒子がいた。
「貴方…一体何者ですの!?」
(今正体が知られちゃ面倒くさいことになる…!ここは退却だ!)
ケイロウはその場から退却するが、黒子がケイロウの前にテレポートとする。
「貴方を拘束させていただきます」
「チィッ…!」
ケイロウはマグナムシューター40Xで黒子の足元に威嚇射撃し、黒子が怯んだ隙をついてその場を去った。しばらく走り、もう追って来てないことを確認したケイロウは一息をつき、座り込む。すると、スパイダーフォンが鳴り出した。
『おめでとうございます。今日からあなたは仮面ライダーです』
TOUYA ICHIJOU
KAMEN RIDER KEIRO
「仮面ライダーケイロウ…か…」
当夜はそう呟きながら変身を解除した。
◇
ケイロウが黒子から逃げていた時、鏡の世界であるミラーワールドから一人のライダーがケイロウの戦いぶりを見ていた。
「また新たなライダーが誕生したか…。お前の覚悟、見せてもらうぞ」
一人のライダー、仮面ライダーナイトは別の場所からミラーワールドを出て行き、誰もいなくなったミラーワールドの空には、コウモリのモンスターと龍のモンスターが飛び回っていた。
◇おまけ◇
没案
23スレ目にて、クロスウィザードは美琴と黒子をケミーに変えてカードに封印をするという足止めをする予定でした。
美琴ケミー
レベルナンバー5
カエルのマスコット、ゲコ太が美琴の髪型をしてるような感じのケミー。その状態でも一応電撃は放てる。本人はまんざらでもない様子…?
黒子ケミー
レベルナンバー4
黒子のヘアスタイルであるツインテールが耳のようになっている犬型のケミー。テレポートも健在。美琴ケミーとガッチャンコしたがっている…?しかし、10にはならないので実質無理である。
ケイロウニキ
ジャマトに対抗すべく、色々準備していた。のちにニンジャバックルを手に入れたため、逃げるのが楽になった。
佐天涙子
ケイロウニキの妹のような存在。彼女に正体は知られていない。
ケミーのアイデア募集情報
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=307707&uid=345051