所持ポケモンに関しては個人的に好きなキャラをチーム相性が良いように組んだだけのため深い意味は無いです。ちなみに筆者は戦略ゲームは好きですがポケモンはそこまでガチっていないので対戦がどうとかといわれてもわかりませんのでご了承ください。ただし意見という意味ではガチ対戦の内容を書かれるといろいろと参考にはしやすいので歓迎してます。
「それでどう? パルデア行きの件考慮してくれた?」
「……ああ……うちの子が退屈してるのは事実だから……」
「まあ今はそれでいいわ。期待しとくわよ」
「……はあ」
「……随分と長かったな……ここがパルデアか……まあ学園までゆっくり行こうか……」(ぶらっ)
そう言いながら船を降りブラッキーを抱えながら学園へ向かう。
「さて……ここが学園か……それにしても……階段長いな」
パルデアの学園への階段はとても長いようだ。こんなんじゃ毎日行き来するたびに疲れそうだな……そんなことを考えていると前から声が聞こえてきた。
「こちとら勧誘ノルマあるんだからさっさとスター団に入りなさいよ!」
「えと……こまったな」
どうやら新手の宗教勧誘のようだ……いやこの地方の悪の組織と言った方が正しいのだろうか? 残念ながらこの地方は知らないのだ……まあ知ってても関係ないのだが
そんなことを考えながらどうしよか考えて居ると駆けつけた女の子と男の子が一人。
「ちょっとそこの人こまってるでしょ!」
「ん? スター団に何か用!?」
「その子が困ってるでしょ!!」
「入団希望なら後でね! 今お話中なのでね!」
ものすごくサクサク話が進んでいくのを見て困惑を隠せない。スター団の団員はスター団がそんなに入団したいところだと思っているのだろうか
「あたしら泣く子も笑うスター団キミも知ってるよね?」
「いや……知らない」
「私も知らない……」
うん俺も知らないな……パルデアに来たばかりだし仕方が無いのだが……聞いた感じのところロケット団とかギンガ団とかそんな感じの集団かな……だとすれば……
「せっかくスター団に入ったのにこんな扱い底辺じゃんナメられっぱなしだと団の面目まるつぶれ! 勝負するっきゃなくない?」
……やっぱ許せない……(ぶらっ!!)
「クロ……ありがとね……はあ……」
「!?」
「え? 誰?」
「ん? 入団希望かな?」
そんな集団に入団するわけないじゃないか……バカなのかな? とはいえバレちゃったら入らないわけにもいかない。
「……まあ通りすがりの新入生とでも……はあ……入団する気はないしそこの人も困ってるだろうに……素直に引いてくれない?」
「こちとら勧誘ノルマあるのよ!! ここで引けるわけないじゃない」
そういや言ってたなそういうこと……まあいいや……それじゃあ一番退屈してそうなあの子でも出すかな
「あ、そこの人……大丈夫です!! 私戦えるので」
「……ぼ、僕も戦えます」
そういう2人の目からは戦えるというよりも戦いたいという気を感じた。そういう目を感じた俺は任せようと言葉を出そうとした瞬間……昔の光景がフラッシュバックする。
「……(クラッ)」
「だ、大丈夫ですか!?」
「いや……大丈夫だ……任せた」
そう言って階段に座り眺めることにするとブラッキーが甘えてくる。それを撫でながらバトルを観察しているとイーブイバッグの子が話しかけてきた。
「……あの……大丈夫……?」
「……ああ……嫌なことを思い出しただけ」
「……」
そういうとイーブイバッグの子は黙ってしまう。何か覚えがありそうな感じで黙ったが俺が気にすることではないだろうと思った。
バトルの方はというとどうやらバトルセンスがあるようで圧倒してるようだった。おまけに途中でネモと呼ばれている少女が乱入しテラスタルと呼ばれるものを出せるようになったことで勝負は決した。まるでそのバトルセンスはあの子のような……
「……はあ……何しに来たんだか……(ぶら?)
いやなんもないよクロ」
どうやら少し離れてたおかげでイーブイバッグの子には聞こえてなかったようで
「あ、あの!! ……えと……ありがと……ございます。……先、行くんで……」
といいそのまま去っていった。そして俺はこれ以上思い出してもいいことがないため記憶に蓋をすることにした。
「……まあいいやそしたら俺も行きます……」
「あっ……大丈夫かな」
とこのように波瀾万丈なパルデア生活が幕を上げたのであった。
「……クラベル校長……おはようございます」
学園内に入るとさっそくこの学園の校長先生と出くわした。案内してくれるのだろうか……まあそんな時間はないと思うが
「……コフクさんですかおはようございます。初めての登校はいかがでしたか?」
登校……かまあどっかの雪道を越えるときよりは圧倒的に楽だったと言えばそれまでではあるんだが……先ほど記憶を閉じたおかげで余計なことを思い出すことがなかったのは幸いと言えばいいのだろうか。
「……そうですね階段がとても長かったですね……まあどこぞの雪道とくらべれば全然ではあるんですが動いたのが久しぶりだったので……まあさすがに違う地方へ海を渡ってくるのは大変でした……」
「そういやコフクさんはシンオウの出身でしたね、それでしたら心配はいらなそうですかね。長い道のりお疲れさまです。始業時間も近づいてることですし教室の方へお願いしますね。コフクさんは1-Dの教室です」
「わざわざありがとうございます。この子は出したままでも?」
「ええ大丈夫ですよ」
1-Dか……学校生活なんて何年ぶりだろうか……まあ楽しめるといいけど……まあそんな気楽にはいれないだろうと思った。そんなこと自分が一番許せないだろうから
「「「タイム先生! おはようございます」」」
「は~い、みなさんおはようございます
さっそくですが今日は転校生が一人入ってきますよ~」
「(ざわざわ)どんな子がくるのかな」
「どうぞ~入ってきてくれるかな~」
「どうも……本日からこの学園に入ることになりましたコフクといいます。よろしくお願いします」
タイム先生の指示に合わせて教室に入り自己紹介をする。幸いにも表向きだけでも明るく保つことはできそうだ。記憶に蓋をしたとはいえ先程トラウマに掘り返されたばかり、もちろん周りを見る余裕などあるはずもない。
「みなさんコフクさんに興味がありそうですね~質問したい子は居るかな?」
「ハイ! 質問いいですか? コフクさんはポケモンのどういうところが好きですか?」
どういうところかちょっと難しい質問だな……昔だったら迷わず答えられるんだが……そんなに純粋ではなくなってしまった。それに.
「そうですね……まあポケモンの種類にもよると思うんですがかわいいところですかね」
「「おー」」
……ポケモンをまだ好きと言い切れるのだろうか
「ほかに質問ある子はいないかな~?
……いなさそうですね~コフクさん自己紹介ありがとうございます。私は理科担当のタイム、担当の先生ですよ~コフクさんの席はそちらの空いてる席にお願いします~」
なるほど理科か……ポケモンで理科……想像が付かないなそんなことを思いながら席に着く
「ありがとうございます」
と返事をし席に座ることにした。そこは朝会った子の横だった。最低限暗くてもなんとも思われないという点だけだがまだ大丈夫といえるだろう。
「ではみなさんこれから仲良く勉強していきましょうね~」
「「よろしくおねがいしまーす」」
さてどうしようかね.自由時間なわけだが
「あ、あの……大丈夫……なん?」
「……まあ大丈夫……ここ数ヶ月はこんなもん」
「……なにかあったん?」
「……」
まさか深入りしてくると誰が思うだろうか……もちろんそんな言葉に応える余裕などあるわけがない……無言で思い出したくないと抗いながら放てた言葉は
「なんでもない」
この一言が限界だった。幸いにもそれ以上深く突っ込んでくることは無く……いや深く突っ込まれる前にあらかじめわかっていた自分の寮へと向かう。それは明確な拒絶であった。こうしてパルデア生活1日目が終わったのであった。
……明確な壁とそれを調べようとする一人の少女を残して
ということで大量の没を乗り越えての1話でした。
ポケモンだとプレイ作品のなかではボタンファンになりつつあるので関わりを無理矢理作ろうかなと思っています。
当初の予定では転移だったりトラウマなしの主人公だったりパルデアが初の主人公だったりいろいろと考えていたのですが、お気に入りポケモン6匹を考えたときに一匹以外シンオウに居るという点、シロナがいろんな地方に行ってるというのがアニメでもゲームでも共通認識であるという点などを考慮し、ただの無双に近いものを4万字近く書いた結果面白くないし物語の趣旨がどこにあるのかがわからないなと思った結果としてこのような感じになりました。
1話あたり5000字を想定していますが今回は1話で切りの良いということを考慮して短くなっています。
追伸アンケートのとりかたわからないです。