俺らが町に帰ると、リムルが飯を食べるということで宴の状態になっていた。
あちらこちらで肉が焼かれており、リムル用の串肉を料理人のゴブイチが丁寧に火加減を見て焼いていた。
そして、焼けた肉をゴブイチは皿に乗せてリムルの元へと持っていき、リムルは早速串肉を1本手に取り一口食べた。
「うんっっっっまぁぁい!!!」
肉を1口食べたリムルは満面の笑みを浮かべ、美味しそうに肉を食べ進めた。
それを見た者達はリムルが食べて満足しているのが嬉しいのか、心の底から喜び、料理人のゴブイチは照れくさそうにしていた。
俺にもリムルと同じ肉串が来たため、早速1口食べてみた。
「美味いなこれ」
美味い、そんな言葉しか出てこなかった。
なんせ調味料が果汁だけとは思えないレベルで美味いのだ。もし、塩とか胡椒とかが手に入ったら、もっとレベルアップしそうだな。
そんな事を思いつつ、しっかりと肉を食べ進める。
え?
串肉を味わいながら、俺はシズさんとカイジン、リグルドの4人で、
「
「…事実だ」
赤髪の
それに対し、赤髪の
「武装した
「俄に信じ難い…」
赤髪の
カイジンが信じられないのは無理はない、そもそも
刀や鎧と言った装備を整えたり、魔法が使える者がいる
それに
「でも、確か
「…嗚呼、俺らが実の兄みたいに慕っている者と数名の
「魔王って?シズさんが行っていた魔王か?」
串肉を味わっていたはずのリムルが、ひょっこりと顔を出して話に割り込んできた。
「リムル殿、肉はもういいのか?」
「ちょっと食休めだよ」
赤髪の
「どうかな?…魔王って十柱いるから……少なくとも、私を呼び出したレオンじゃないだろうけど…」
リムルの質問に答えたのはシズさんだった。
というか、魔王って十柱居たの!?
この世界に転生して、十何年間生きてきたけど、全く知らなかった……
「まぁとにかく、これからどうするんだ?再起を図るにせよ、他の土地に移り住むにせよ」
「決まっている…力を蓄えて再度挑むまで」
「当てはあるのか?」
リムルに今後の方針を問われた
どうやらノープランらしい。
「そうだ、傭兵をやっていたのなら、俺に雇われてみないか?そっちは戦力として活躍、俺らは君達に衣食住の保障…結構いい条件だと思うぞ?」
「いいの…か?」
「嗚呼、もしかしたらここも
リムルの提案に、赤髪の
「俺も賛成だ…
「
「嗚呼…俺のあの変身能力で滅ぼされたとかはなかったけどな……」
赤髪の
まぁ無理も無いだろう。数が少ないとは言え
何がともあれ、俺は
「……………少し考えさせてくれ…」
「分かった」
赤髪の
「…あっ、シズさん、これ渡しとかないと」
赤髪の
「あっ、見つかったんだ…!ありがとう」
「いやいや、俺じゃなくてリグルが見つけたから、礼を言うならリグルに行ってくれ」
「じゃあ後で言っとくね…」
リムルから抗魔の仮面を受け取ったリムルだったが、仮面を見つめて少し何かを考えた後、仮面をリムルに渡した。
「これ、リムルさんにあげるよ」
「ええ!?」
「だって、少し漏れ出している
「いやいや、解析鑑定をして複製品あるから…」
仮面を渡そうとするシズさんに、リムルは複製した仮面を作り出してシズさんに見せたが、シズさんは
「なら、私がそっちを使うよ…それに、これはリムルさんが持っておかないと行けない気がするの…」
と言った。
「………………じゃあ、貰います……」
「ふふっ、はい交換…!」
リムルが折れ、複製した抗魔の仮面とシズさんが持っている抗魔の仮面を交換した。
少し羨ましいと思ったのは言わないお約束だ。
「…もしかして、羨ましいと思った?」
「……思ってねぇーよ」
俺が羨まそうに見ていたことに気づいたリムルは、顔をニヤつかせながらそう聞いてきた。
「そんな君にプレゼント…ほい」
そう言いリムルは自身の手元に抗魔の仮面を複製し、それを俺に渡してきた。
「…これ、3人で付けて出ていったら、1種のホラーじゃない?」
「そんなこと言うな」
一瞬思ったことを口にしてしまった俺は、リムルに軽く叩かれてツッコミを入れられた。
う~ん…流石に三人同じはあれだし、後で俺なりに抗魔の仮面をアレンジしてみるか。
そんなことを思いつつ、今は宴に楽しむことにした。
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後日、リムルと俺は赤髪の
「決めたか?」
リムルの問いに赤髪の
「
赤髪の
「昨夜の申し出、喜んで受けよう…それと、出来ることならば傭兵ではなく配下にしてはくれないだろうか」
赤髪の
それを聞いたリムルは
「……分かった、お前たちを俺の配下に加える!そして、配下になった証をやろう…全員を呼んできてくれ」
リムルは配下の証を
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「よし、お前らに名をやろう!」
高らかと名付けを宣言した。
「お、お待ちください!名付けは大変危険な行為!それを全員分やるとなると!!」
「大丈夫大丈夫!」
名を貰えると分かった
こいつ、リグルド達の時、止められていたのにも関わらず、名付けを行ってそのまま
そんなことを思いつつ、リムルの様子を伺った。
「名前は何となく、見た時から決めてるんだよな~…まず、族長の息子である君の名は
最後の
リムルはビクッと身体?を震わせ、そのまま溶けるアイスのように溶けてしまった。
恐らく、
一方の
「リムルは
リムルを回収し、テントから出る際に
シズさんどうする?
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生存ルート
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原作通り