友人たちと一緒にお化け屋敷に行った。そのお化け屋敷はネットの一部で怖くて有名だったが、私はあまり信じていなかった。
中に入ると仮装した人が驚かしに来て、突然不気味な音や大きな音で驚かしに来る普通のお化け屋敷だった。私は友人たちと笑いながら進んでいった。
しかし、奥に進んでいくと雰囲気が変わっていった。暗くて狭い通路になり、壁には血の跡や傷があった。空気も重くて息苦しかった。私はだんだん不安になりながらも友人たちと進んでいった。
最終的に私たちは一室にたどり着いた。その部屋は真っ暗で、唯一の光源は部屋の中心にある小さなランプだった。ランプの周りには白く塗られた棺桶が並んでいた。私たちは恐怖に怯えつつそのランプを持ち上げた。
次の瞬間、部屋に壁から生々しい血痕が現れ、不気味なメッセージで壁が埋め尽くされた。「死ね」「逃げられない」「ここから出られない」などの文字が赤く光っていた。
部屋にあった棺桶から人形が出てきて、恐ろしい笑顔を浮かべて私たちに近づいてきた。人形は血まみれで、目は真っ赤だった。人形は「遊ぼうよ」と言ってきた。
私たちは叫び声を上げ、無我夢中で逃げ出した。気付いたらお化け屋敷の出口から転がり出ていた。私たちは滝のような冷や汗を流しお互いに立ち尽くした。お化け屋敷の外はいつの間にか深夜になっておりスタッフの人もいなかった。私は携帯電話で時計を見たが、時刻は午前3時だった。私は友人に「何時間もかかってるわけないよ」と言ったが、友人も同じことを言ってきた。
私はお化け屋敷で体験したことをネットに書き込んだが、書き込みに対する反応は「そんな演出はない」というものだった。私は友人にネットでの話をし、このことは忘れようと言った。
しかし、その夜から私は悪夢に悩まされるようになった。夢の中ではあの部屋で人形に追われるシーンが繰り返される。そして夢の最後では必ず人形が私の首を絞める。私は毎回目覚めるときに「遊ぼうよ」という声を聞く。
それから数日後、友人から電話がかかってきた。「あのお化け屋敷、実は閉鎖されてるらしいよ」と友人は言った。「え?どういうこと?」と私は聞いた。「ネットで調べてみたら、あそこは昔火事で焼けて、何人かの死者が出たらしいんだ。その中には子供もいたって。それでお化け屋敷として再開されたんだけど、すぐに閉鎖されたんだって。理由はわからないけど、何か怖いことがあったらしいよ」と友人は言った。
私は信じられなかった。あのお化け屋敷は本当にお化け屋敷だったのか?私は友人に「じゃあ、あの日私たちは何を見たんだ?」と言った。「わからないよ。でも、もう二度と行かないほうがいいよ」と友人は言った。
私は電話を切った後、部屋の中を見回した。すると、私の目に飛び込んできたのは、あのお化け屋敷で見た小さなランプだった。私は思わず悲鳴を上げた。ランプの中からは、人形の声が聞こえてきた。「遊ぼうよ」