Rozen Maiden ―Alice in Desire Grand Prix― 作:水銀党員
ギーツ見返してたら書きたくなったので書きました。
オリ設定入ってます。主人公は水銀燈です(強調)。
他にもクロスオーバーするかも知れません。
金糸雀、貴女は生意気な妹だったわね。だけどピーチクパーチク煩い貴女の声をもう聞けないのが本当に残念だわ。
翠星石と蒼星石、庭師の双子の貴女達とは協力した事もあったけどどちらかと言えば敵対してた方が多かったかしら。
真紅、金糸雀に負けず劣らず生意気な妹。だけど貴女の心の中の信念は幾ら貴女を嫌っていても認めざるを得ないわ。
雛苺、
雪華綺晶、真紅を甦らせる旅でジュンと一緒に巡っていっぱいお話ししたわね。末の妹の貴女とあんなに話せて嬉しかったわ。
『SET』
「変身!」
私はまた戦いに身を投じている‥‥‥。
―――――
伝説の人形師ローゼンが命を吹き込んで作ったドール達で計七体いる。
第一ドール。
第二ドール。
第三ドール。
第四ドール。
第五ドール。
第六ドール。
第七ドール。
彼女らは産まれた時は比較的仲良く過ごしていたのだがとあるウサギに唆され、
しかしその悲しき争いはローゼンメイデン第五ドール真紅とそのマスター桜田ジュンにより止められた。
皆の動力源であるローザミスティカを集めアリスに到達した真紅が世界を修正し再び皆に命を吹き込んだ事によって。
しかしその代償として真紅は活動を止めてしまった‥‥‥‥‥‥。
その後、ジュンと六体の人形は真紅を目覚めさせるべく彼女らが持つ移動手段。通称『Nのフィールド』を使ってアフリカにある珍しい鉱山を探っていた。
「ジュンこれなんてどうでしょう?」
「お、良さそうだな」
翠星石から赤く輝く鉱石を手に取る。
「ローゼン‥‥」
雪華綺晶との最終決戦の場へ行く前、ジュンは伝説の人形師に確かに会った。
彼は顔がない異形な存在だったが錬金術で不老不死の術を手にしていた。
だが彼は決して自ら
その彼から託された。
『娘達を頼む』と。
「全く、熱いったらありゃしないわ。ジュン早く帰りましょうよ〜」
「あら水銀燈ったらホームシックかしら?」
「プププ、受けるですぅ〜」
金糸雀と翠星石は調子に乗って長女を笑ったが水銀燈の黒翼の一振りで爆炎を纏った風が二人の間を通り抜けた。
「次は当てるわよお馬鹿さん達」
「ヒィィィ!」
「ごめんなさいかしらぁ!」
「何やってんだか」
「全くだねマスター」
ジュンと蒼星石はその様子を見て呆れた。
「ジュン。雪華綺晶と探したけどこっちには目ぼしい物はなかったなのー」
「申し訳ありませんマスター」
「いいよ気にするな。珍しい物が手に入った」
「わー!真っ赤で凄い綺麗なの〜」
「本当ですね。まるで紅薔薇のお姉様を彷彿とさせますわ」
雛苺と雪華綺晶も興味津々のようだ。
これはもしかしたら本当にワンチャンあるんじゃないかとジュンは考える。
真紅を目覚めさせるチャンスが。
「良し戻ろう」
「はいなのー」
「こら!チビ苺!ジュンの頭に乗るなです!」
「素直じゃないなー」
「蒼薔薇のお姉様の言う通りですわ。緑薔薇のお姉様はもっと素直になれば宜しいのに」
「あぁ言う性格だから仕方ないかしら」
「本当ねー‥‥‥ん?」
「どうかしたかしら水銀燈?」
「いや今変な気配が‥」
「誰もいないわよ?」
「気のせいみたい。行きましょう金糸雀」
「水銀燈にもミスがあるのね」
「何笑ってるのよ本当にジャンクにするわよ」
「おーい、お前達置いてくぞ」
「「今いく(わ)(かしら)」」
「レレトビ。ツームラケケファツビビイズラサピ、ジキョトヅ」
「ケレレファゼラスオズチャラサ。オツポンツームストカカツ」
「ジャ!」
皆がNのフィールドに入る様子を奇怪な生命体が見ていたのである‥‥。
これはローゼンメイデン第一ドールがまた新たな戦いに身を投じる物語である。