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キラフロルのフィールドに対する猛毒化粧によって、交代したポケモンが猛毒状態になる。
二人はとにかく、その事実は受け入れる事が出来た様だ。
となれば、いつまでも狼狽えたままの二人ではない。
まだまだトリックルームの効果も続く。
つまり、スグリの鈍足のタルップルが一番最初に行動出来るって事だ。
「タルップル! キラフロルを狙え! 『りんごさん』!」
「メレシー! 『ひかりのかべ』でサポートしろ! キラフロルは『アシッドボム』で相殺しろ!」
タルップルの『りんごさん』を『ひかりのかべ』と『アシッドボム』で完全に無力化する。
当たったら100%特防ランクを一つ下げられるのは、傾向的に特防が低めな岩タイプには辛いものがあるからな。
「今よ、ハハコモリ! キラフロルに『リーフブレード』!」
しまった! こっちがお留守に……!
「……キラフロル、戦闘不能!」
「……よくやってくれた、キラフロル」
戦闘不能になったキラフロルをボールに戻しながら、次の手を考える。
トリックルームはまだ継続中だから、オトシドリのような素早さがあるポケモンは得策ではない。
メレシーによって『ひかりのかべ』も張ってある、この状況なら……。
「ゴローニャ! 頼んだ!」
元から遅いスピードに、ねばねばネットの影響が加わりもっと遅くなる。
そして、遅ければ遅いほど『トリックルーム』の影響化では早く動ける。と言う事で。
「ゴローニャ『だいばくはつ』!」
自身がひんしになる代わりに、敵も味方も丸ごと巻き込んだ超高威力の大爆発を引き起こす。
下手にトリックルームの時間切れまで粘られて、草タイプの技で攻められたら厄介だ。
ゴローニャには本当に悪いが、今は勝つ為の事を優先させてもらう。
「……フィールドの全てのポケモン、戦闘不能!」
審判役の住職さんから判定が下される。
流石にゼイユやスグリ、それにギャラリーの村人達もこれには驚いている様だ。
ただ、ゼイユとスグリは直ぐに表情を切り替えると、戦闘不能になったハハコモリとタルップルをボールに戻す。
それと同時に、展開していたトリックルームの効果も切れたみたいだ。
砂嵐はまだ続いているが、時間の問題だろう。
これでお互いのポケモンは三対三、勝負はここからが本番だろう。
「いきなさい、ミロカロス!」「けっぱれ! カミッチュ!」
「出番だ! ダイノーズ、オトシドリ!」
ミロカロスだと?!
……そうか。俺の療養中にゴローニャに進化させた時に、一緒に進化させたって訳か。
考えたな……それにしても。
「やっぱり、ゼイユにはミロカロスがよく似合ってるな」
「バ、バトル中に変な事言ってんじゃないわよ! バカァ!」
いや、別に変な事を言ったつもりはないんだけど……もしかして、セクハラか? 今の言葉、セクハラ判定なのか?!
……なんだろう、お爺さんお婆さんを含めたギャラリーの俺とゼイユに対して向けられる目線が、なんか生暖かい様な気がするんだけど……。
ただ、ステロと猛毒は食らってもらう。
しかし、その関係でミロカロスの防御が特性『ふしぎなうろこ』で1.5倍になるんだよなぁ。
こっちは飛んでるオトシドリ以外のダイノーズがねばねばネットで素早さが下がってるし、スグリのカミッチュの『かんろなミツ』の影響で回避率も下がってるし……タイプ相性的に、真正面から行くのは危険だな。
ちょうど、砂嵐もおさまったみたいだし。
「オトシドリ! ミロカロスに『ちょうはつ』!」
万が一、ミロカロスに『じこさいせい』やら『メロメロ』やら搦め手を使われたら非常に困る。
だから『ちょうはつ』で封じさせてもらう。
「だったら、ミロカロス! オトシドリに『れいとうビーム』よ! 撃ち落としなさい!」
回避能力が下がっているのもあって、オトシドリに『れいとうビーム』が直撃しそうになるがそうはいかない。
「カミッチュ! ダイノーズに『みずあめボム』!」
「オトシドリ、ダイノーズの後ろに! ダイノーズ! オトシドリを守れ! 『まもる』だ!」
相手からの攻撃を防ぐ『まもる』で『れいとうビーム』と『みずあめボム』をシャットアウトする。
さて、今度はこっちの攻撃の番だ。
特性『いわはこび』のオトシドリの岩技は効くぞ〜!
「オトシドリ『いわなだれ』! ダイノーズはミロカロスに『10まんボルト』!」
「! ミロカロス躱して!」
「カミッチュ『みがわり』! からの『じこさいせい』!」
しまった! 『ちょうはつ』しておくのはカミッチュもだったか! しかも躱された!?
「なら、当たるまで続けるだけだ! オトシドリ『いわなだれ』! ダイノーズはミロカロスに『10まんボルト』!」
「……スグ、ミロカロスを援護して! ミロカロスはダイノーズに突っ込んで! 連続で『ねっとう』!」
「わ、わかった! カミッチュ! ミロカロスの通り道に『みずあめボム』!」
「なんだ? 何する気って……おいおい、そんなのありか?!」
地面に当たった『みずあめボム』の上を、ミロカロスが高速で滑って『いわなだれ』も『10まんボルト』も全部躱してきてる!
まさか、水飴の粘性を調整して潤滑油的に利用してるのか?!
てか、連続の『ねっとう』でダイノーズの体力がやばい!
「負けるなダイノーズ! こっちも連続で『10まんボルト』だ!」
負けじとこっちも連続で『10まんボルト』を指示する。
『ねっとう』と『10まんボルト』の応酬、その結果は……。
「ミロカロス、ダイノーズ、共に戦闘不能!」
お互いに、戦闘不能になってしまった。
いや、まさか『みずあめボム』にあんな活用法があったとは……。
それに、焦ってダイノーズとの呼吸を乱されたし『ひかりのかべ』がある事への慢心もあった……俺も、まだまだだな。
「やるな、二人共」
「……とーぜん!」「おれ達が……勝つんだ!」
さぁ、泣いても笑っても、次で最後だ!
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