いつもたくさんの方に読んで頂けてめちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます!
たくさんの方に評価や感想をもらえて、本当に幸せです!
指摘や誤字報告も、いつも本当にありがとうございます!
「ニドキング、バトルスタンバイ!」
「アップリュー、次も頼むぞ!」
シンジ君が次に出してきたのは、毒・地面タイプのニドキングだ。
勢いに乗りに乗ってる今のスグリだが、毒タイプの技はアップリューに効果抜群。
また気の抜けないバトルになるだろう。
「アップリュー『やどりきのたね』!」
スグリは味を占めたのか、最初から『やどりきのたね』で体力を削る作戦の様だ。
「ふん、同じ手が何度も通じると思うな『あなをほる』で回避しろ!」
「そんな! ……なら、出てきたところで攻撃してやる……!」
「はっ! そんな隙、与えてやるものか! 地面から出ろニドキング! 『メガホーン』だ!」
アップリューの後ろ側の地面から飛び出してきたニドキングは『メガホーン』をアップリューに目掛けて突き立てた。
まずい。虫タイプ技の『メガホーン』は、アップリューに効果抜群だ!
ギリギリで耐えたアップリューだったが、体勢を崩された影響か行動に移れない。
「トドメを刺せ! 『メガホーン』!」
「ああっ! アップリュー!」
「……アップリュー、戦闘不能! ニドキングの勝ち!」
スグリはアップリューを戻すと悔しそうな表情を浮かべながら、拳を手のひらに打ち付けている。
きっと本人の中で、反省するところがたくさんあったのだろう。
俺もそうだが、ゼイユもスグリに声をかけられずにいる。
さて、これで俺達も残り三匹、各々一匹ずつとなった。
ただ、ニドキングは強力な相手だけど俺達なら勝てない相手じゃない。
「……ゼイユ、いってくれるか?」
「ふふん、その言葉を待ってたわ!」
ホント、二人とも一緒に過ごす事にどんどん頼もしくなっていくなぁ。
最初の生意気さとか内気過ぎな感じが嘘みたいだ。
「やるわよ! ヤバソチャ!」
「また他の地方のポケモンか、おもしろい……!」
お? シンジ君もテンション上がってきたみたいだな。
これでこそ、このバトル形式に誘った甲斐があるってもんだ。
「……『あなをほる』!」
「きたわね! ヤバソチャ! 穴の中に『ねっとう』をありったけぶち込みなさい!」
き、キター!
アニポケ戦法の割とメジャーなやつの一つ『あなをほる』の穴を利用した攻撃だー!
おお! 効果抜群の技を受けて、ニドキングも堪らずに穴から這い出てきた!
しかもあの感じ、やけど状態になってないか?
「くっ! ならば、特殊技で攻めてやる! 『10まんボルト』だ!」
「『シャカシャカほう』で迎え撃って! そのまま『たたりめ』!」
で、出たー! ゼイユの必勝コンボ!
『シャカシャカほう』『ねっとう』なんかで相手を状態異常にした後で、状態異常中だと威力が上がる『たたりめ』を叩き込むと言うヤバソチャの恐ろしいコンボ!
効果抜群の技をくらってたからな、これは流石に……。
「……ニドキング、戦闘不能! ヤバソチャの勝ち!」
「……ッ!」
「やったぁ!」
水タイプ技の『ねっとう』で、地面タイプの弱点を上手突いたのが功を奏したな。
アニポケ戦法の『あなをほる』の穴を利用した攻撃もハマってた。
「クッ……! ハリテヤマ! バトルスタンバイ!」
おっと、シンジ君に余裕がなくなってきたか……?
まぁ形式や目的は違うけど、アニメ版のシンジ君vsジンダイさんみたいな感じを意識してバトルしてるからなぁ。
過程は全然違うけど。
「ヤバソチャ! 『ねっとう』!」
「受け止めろ! ハリテヤマ!」
ん? なんだ? ただでさえ『はらだいこ』で体力半分とドラゴンテールの分のダメージがあるのに……まさか!
「そのまま押し返せ! 『はたきおとす』だ!」
まずい! 状態異常でパワーアップする『こんじょう』が発動してる!
しかも、ゴーストタイプに効果抜群な悪タイプ技の『はたきおとす』だ!
「うそ! ヤバソチャ!?」
「……ヤバソチャ、戦闘不能! ハリテヤマの勝ち!」
……『こんじょう』の爆発力は凄まじいな。
だけど、ハリテヤマもやけどのダメージで限界の筈だ。
ここを耐えれば……。
「にーちゃん、おれがいく」
「スグリ……なら、頼みたい事があるゴニョゴニョゴニョニョ」
「……うん、わかった。自分の仕事、キッチリやってくる」
「スグ……頼んだわよ」
おお……!
これこそDLC版のシナリオでは絶対に見れなかった二人の関係性……なんか、胸アツです!
「いけ、カミッチュ!」
もう本当に、二人とも立派になりやがって……!
「『からげんき』だ!」
ちょっ! この『こんじょう』発動中の状態異常のタイミングで、さらに威力が倍になる『からげんき』!?
シンジ君、貴方エグ過ぎるって!
「カミッチュ『リフレクター』!」
「最後まで押せ! 『からげんき』!」
「……ハリテヤマ、カミッチュ、共に戦闘不能!」
うおおおー! えらい! えらすぎる!
スグリはおれの頼みをキッチリこなしてくれたし、カミッチュはそれに応えてくれた!
スグリ、カミッチュ、頑張った!
「……では両者、最後のポケモンを!」
「コドラ、バトルスタンバイ!」
「頼むぞ、イワーク!」
シンジ君が出したのは鋼・岩タイプのコドラ、対する俺が出したのはイワーク(けっしょうたいの姿)だ。
「な、なんだ、そのイワークは……」
「初めてみる……イワークのリージョンフォームかい?」
「あ……いや、ちょっとした事でこの姿になってるだけの、ちょっと綺麗なイワークですよ、はい」
本当なら、然るべき検査なりまで大人しくさせておいた方が良いと思う。
ただ、博士に見せるまでずーっとモンスターボールの中と言うのもどうなのかと思ったので、特別に今回のバトルで出してみた次第だ。
「そ、そうかい。なら良いか……では、バトル再開!」
「……『てっぺき 』で防御をあげろ!」
普通に考えれば、イワークは物理技の方が強いポケモン。
普通ならその判断は正しいものだ。
ただ、俺のイワークが「普通じゃない」のは見た目だけじゃない。
イワークが変異してから、俺だって素人なりに色々調べたんだ。
「イワーク! 『きんぞくおん』だ!」
「……なに?」
お、流石シンジ君。さっそく気が付いたかな?
『きんぞくおん』は相手の特防の能力ランクを二段階下げる技だ。
攻撃手段か物理の方が多いイワークなら『いやなおと』なんかを使うんだろう、普通なら。
「イワーク! 『だいちのちから』!」
「なんだと?!」
動揺して指示が間に合わずに、地面タイプの技で四倍弱点の『だいちのちから』の直撃を受けるコドラ。
そう、本来ならイワークは『だいちのちから』を覚えない。
何故だか分からないが今のイワークは本当にリージョンフォームの様な状態で、岩・フェアリータイプの特殊面が強くなっている様だ。
本当なら岩・フェアリータイプの技も披露したいところだが、鋼タイプを持つコドラには相性が悪い。
「……コドラ! 速攻で片を付けるぞ! 『アイアンヘッド』!」
「『だいちのちから』で迎え撃て!」
『アイアンヘッド』でイワークに大ダメージを与えようと突進してくるコドラを『だいちのちから』で迎撃する。
『だいちのちから』の追加効果として低確率で発生する、相手の特防を一段階下げる効果が発動したのか、突っ込んできたコドラを真正面から吹き飛ばした!
「……コドラ、戦闘不能! イワークの勝ち! よって勝者『テンゴ・ゼイユ・スグリチーム』!」
「「「……よっしゃあ!!」」」「ぽにおー!」
よし! まずは、シンジ君に勝つ事ができた!
「………………クソッ!」
あとはシンジ君を口説き落として、少しでも彼を良い方向に持っていくだけだな……。
頑張れ、回れ、俺の二枚舌!
二枚でダメなら、倍回れ!!
もし気に入っていただけたら、メニューからの評価付与もお願います!
いつもありがとうございます!
感想、評価等お待ちしてます!