「んで、どうするにゃ?
錬金術って言っても
素材と魔力が必要だよね?」
「あぁ、さっき言った通り、
『系統』が違うからさ、
近場に『同じ構成物資』が
あれば錬成出来る。」
「素材を変化させるのが
『錬金術』じゃにゃいのか?」
「間違いじゃないけど、
俺が知っている『錬金術』は、
『状態変化』に近い物だ、
例えば『炭素』いわゆる
『黒鉛』と『ダイヤ』は同じ元素だけど
『強大な圧力で』変化する物なんだ、
それを『錬金術』で圧力の部分を端折って
変化させてるのが
『俺が知る錬金術』だ。」
「んにゃぁ?」
「ま、さらっと錬成した『鉛筆があります』」
「なんにゃ?これ?」
「紙に書く物だ。」
鉛筆の先を削り、文字を適当に書く
「にゃんとっ!?
文字が掛けてるにゃ!?」
「コレが『黒鉛』を使った
『鉛筆』って筆記用具だ。」
「ほぇ~。」
「んで、その黒い部分があるだろ?」
「うん。」
「錬金術で過程を端折ると。」
握りこぶし大のダイヤモンドが出来上がる
「な・・・なに、これ、
国宝級の『金剛石』じゃにゃいかっ!?」
「んん?『金剛石』?」
「そうにゃ、金貨100枚は下らないにゃ
市場で出回っているのも、
こんなに大きな物は見た事ないにゃ。」
「へ~。」
「エリダ、悪い顔してるにゃ。」
「え?気のせいだよ。」
「そうなのかにゃぁ。」
「さて、アニエラ、
王太子の顔はわかってるのか?」
「あ、あと二日で国王の就任式があるにゃ、
狙うにも後二つは山を越えないとイケナイにゃ。」
「どっち?」
「あっちにゃ。」
どー見ても鋭い山が連なっている
「・・・間に合わなくないか?」
「もう諦めてるにゃ。」
「近くに『換金所』は?」
「商業ギルドもあるけど、
さっきの話だと、
み~んな繋がってそうなのにゃ。」
「そこは、ホレ、俺がいるだろ?」
「あ、『看破の魔眼』」
「後は、アニエラさんよ?」
「なになに?」
こしょこしょと、色々話すと
「ぉぉぅ、それはヤバいにゃ。」
「だろ?」
「しかもあちきらに目が向かないにゃ。」
「ただ、アニエラのランクが。」
「もういいにゃ、
隣国に行って新しく登録し直すにゃ
その方が安全にゃ。」
「俺も一緒にいいか?」
「むしろこっちからお願いするにゃ、
エリダ、これからよろしくにゃ。」
「おう、よろしく。」
▽
だ~っ!?めっちゃ柔らかい手!!
猫耳!!
スレンダー体型で居ながら
程よく大きな胸とか
俺を殺す気かっ!!
それに獣臭?全然しない
むしろ女性特有の甘めな匂いががががが
いかん!!俺のアイツが起き上がる!!
▽
「ふんぬっ!!」
アイツに向かってこぶしを打ち込む
「エリダ?」
「な・・・なんでもない。」
「そう?」
▽
やめろ、その首をかたげてキョトン顔とか
せっかく沈めたアイツがががが
▽
「エリダ?」
「アニエラっ!?顔近いっ!!」
「だってさっきからエリダ変にゃ。」
▽
ばかっ!!下から覗き込むとか
谷間が見えるっ!?
▽
「エリダ?」
「ぁ~あ゛ぁ゛っ!!
アニエラ!!無防備過ぎだ!!
俺も男なんだよっ!!」
「へ?」
▽
え?え?こんな美形顔なのに男?
男?え?こんな良い匂い・・・って、
オスの匂いしてるにゃ
うぇ~っ!?エリダ、オスなの~っ!?