色々な能力を持って原神の世界に転生したら煌黒龍でした。 作:XIYON
ではどうぞ。
ネロミェールの目的、そして璃月に流れ着いた雷電将軍人形の真相を探るために俺たちは珊瑚宮から鳴神島に着いた。
胡桃「ねぇ、珊瑚宮から鳴神島からの距離も長くない?いくらあのネロミェールとかいう化け物を追うのが理由で向かうのにもハード過ぎじゃない?」
アルバ「まぁ、言われて見ればそうでもあるな。さて…まずは、八重神子を探すとするかな?」
エウルア「なら私たちは稲妻城周辺を散策させてもらうわ。」
胡桃「私もそうする!」
ブレーザー「ルロォイ…!」
心海「ならガイドは任せてください。」
アルバ「なら俺は鳴神大社に行ってますよ…(アイツには気をつけろよ?見てるかもしれない。)」
エウルア「うん。わかった。」
そう言った俺は皆とは別行動をとるのであった。
鳴神大社…
神子「……」
(アルバが瞬間移動するかのように鳴神大社に現れる。それを待ち望んでいたかのように八重神子が少し笑みを見せる。)
神子「待っておったぞ童よ。璃月からの長旅、ご苦労じゃったな?」
アルバ「童っていうほど少年体型か?長身男性ぐらいだぞ?俺の身長は。」
神子「何を言う。妾から見ればお主も子供よ。」
アルバ「ナヴィアから話はつけてあるとは言っていたが…まさかこんなに言葉で遊ばれるとはな…妖狐は色々とめんどくさいんだな?」
神子「そう言うではない。ところで、肝心の人形は持ってきたのであろう?」
そう言われた俺はこっそりと雷電将軍人形を取り出した。そしてそれと同時に雷電将軍も現れたのだ。
影「お待ちしておりましたよ。」
アルバ「その様子だと、中の方か。」
影「はい。事情はモラクスから聞きましたが…璃月にまさか人形があるなんて思いもしませんでしたので…」
神子「お主、この人形を作った覚えは?」
影「いいえありません…それどころか、璃月に船で送ることすらもなかったですよ。手放しの方の別件で例外を除けば…」
アルバ「(放浪者のことか。)」
神子「それにしても…これは人形にしては少し歪じゃな。」
影「はい…人形、というよりも人間にほぼ近いと言っても過言ではありませんね?」
アルバ「あぁ、両腕と両足を繋げる関節が何故かない。まるで本当の人間みたいだ。」
そう言った途端、後ろの神櫻が光り出す。
神子「神櫻が光り出したじゃと!?」
影「こ、これは!?」
その瞬間、神櫻から桜色の魂が現れた。それは勢いのまま雷電将軍人形に入り、その場で同じ色の発光を輝かせたのだった。
そして…
???「うっ…うーん…」
アルバ「げっほ!げっほ!おい、なんなんだよ今のは!」
神子「それはこっちの台詞じゃ!」
影「2人とも、全員の台詞ですよ!」
???「もぉ…少しゆっくり眠ってたかったなぁ…」
影「その喋り方…眞ですか?」
眞「影じゃない!久しぶり!」
影「久しぶりじゃありません!まずは服を着てください!恥ずかしいですよ!」
眞「え?」
アルバ「……」
人形の身体とはいえ…女性の全裸を見るわけにはいかないよな…
眞「やーんエッチ////」
アルバ&神子「おい。何してるんだお前は。(何してるのじゃお主は。)」
影「ふざけるのも大概にしてください。」
眞「あぁ、ごめんね。今着替えるから!」
アルバ「お前さん。神櫻と魂を融合したんじゃないのか?」
眞「(あら意外と物知り。)まぁ、そうだっんだけどね〜…そこで眠り過ぎたせいか、色々な力を溜め込んだ状態で起きちゃってさ〜…」
神子「まぁ、その話は置いておくとするが…お前さん、別件でも話に来たのじゃろう?」
アルバ「あぁ、実はここに存在しちゃいけない龍が泳いでいて…」
神子「例のクラゲみたいなヤツじゃろう?幕府軍はどう見ているんじゃ?」
影「目撃した兵士によれば恐怖と憎悪が入れ混じっていたと言っています。ナタにいるアビスみたいだった……と。」
神子「たしかに…ナタで例のアビス戦争が終わってもう1週間は経つからのう…」
眞「お待たせ!んで?何の話をしてたの?」
彼女はどこかで見たことがあるような容姿と服装で俺たちと合流した。そして俺はその姿である発言をしてしまう。
アルバ「なぁ、その容姿と衣装は完全にスターレイルの…」
眞「ちょっと!それは禁句ワードよアルバ。」
アルバ「ごめん…」
影「それで…眞が復活したのにはワケがあるんですか?」
眞「えぇ…単純に言えば、このテイワットに異常が起きてるの。ある人物が亡くなった…というより、殺されたせいでね?」
神子「人物?誰がやられたのじゃ?」
眞「ふぅ……天理よ。」
「「!?」」
アルバ「天理が負けたというのか?でも、一体誰が?」
眞「分からないわ。でも確実なのは…」
アルバ「テイワットで何かが起きようとしている…だけど、天理が倒されればテイワットも滅亡の危機に陥るんじゃ?」
影「そう言われればそうですね。」
神子「ふむ…一体誰がこの大陸を支配しているのじゃろうな?」
神子がそう言った瞬間、向こう側から爆発音が響いた。外を見ると何やら冷気らしきものが上空に充満していたのだ。
眞「あの爆発…一体なにが?」
アルバ「行ってみよう。」
影「私は稲妻城に戻ります。将軍の整備をしなくては…」
今から数分前の稲妻城内…
胡桃「うわぁ!凄い活気!璃月とはまた違った魅力を感じるなぁ!」
エウルア「確かに…モンドともまた違った感覚ね?……」
心海「どうしました?」
エウルア「誰かに付け狙われている。というか、分かるんだけどね。」
ブレーザー「(威嚇するブレーザー)」
そう言った瞬間、後ろからアイツが現れる。
煉「まさか…ここまでバレてしまうなんてな?」
胡桃「あ!?十六夜煉!?」
煉「そのお嬢さんは久しぶりだな?アンタは……あぁ、酔っ払っていたから分からなかったか?」
エウルア「話はアルバから聞いたわよ?アナタ、私を付け狙って何を企んでいるのかしら?」
煉「そうだな…俺は基本的にはフレンドリーだが…」
そう言った瞬間、こっそりナイフを取り出して奇襲の機会を伺う煉。それに勘づいた心海が…
心海「エウルアさん危ない!」
煉「もう遅い!」
心海がエウルアに危機を知らせるが、それを制止するかのように彼女へ急接近する煉。しかしそれを防ぐかのように予想外の乱入者が現れる。
???「……」
煉「なっ!?」
エウルア「アビスの使徒!?」
アビスの使徒・激流がエウルアを庇ったのか、両腕の水元素の双刃で防ぐ。
???「ふん、腕はいい。だが…まだまだ未熟だ!」
それを見て煉は若干とイライラしながら彼にこう言い放つ。
煉「お前、何者だ!」
???「通りすがりのアビスの使徒とでも言っておこうか!」
胡桃「(あの胴体の真ん中にあるもの…もしかして神の目!?)」
どこで手に入れたのかも分からない神の目を見て胡桃がアビスが神の目を持つことを不思議に思っていた。
???「これ以上、騒ぎをたてるんじゃない。人を殺めることに何の理由がある?」
煉「俺は好きなようにやるのさ。そのために俺はこのテイワットで暴れ続ける!」
そう煉が言ってもう一度、使徒に遅いかかろうとするが、それを炎元素で生成した弾丸がその行動を防いだ。
アルバ「しつこいヤツだな?いつになったらそのストーカー行為をやめるんだ?十六夜煉。」
???「十六夜煉?あぁ、酒場で酔っ払っていたヤツが話していたな?」
胡桃「え?もしかしてその姿で居酒屋にいったの?」
???「バカ言え。ちゃんと人間の姿で行ったに決まってるだろう。」
煉「まぁいい。今日はこの辺にしておいてやるよ。じゃあな?エウルア・ローレンス。」
そう言った煉は氷の霧でその場から立ち去っていった。それと同時に使徒の姿から若々しい人間の姿へと変貌したアビスの使徒・激流。アルバは彼に事情を聞くために話し出す。
???「それで?話したいことはなんだ?」
アルバ「お前、名前は?」
ヒュドール「名前はない。だが、強いて言うならヒュドールと名乗ろう。」
アルバ「ヒュドールか。ん?」
アビスのヒュドールと話そうとしたその時だった。なんと近くの砂浜からネロミェールが現れたのだ。
ヒュドール「もう元の世界へ戻っていいぞ。辛かったな?」
アルバ「お前、コイツの事情を知ってたのか?」
ヒュドール「何かは知らないが、どうやら迷子になっていたらしい。鳴神島にコイツが向かっているのを確認した俺が導いてやったのさ。」
アルバ「詳しい話は、烏有亭で話すとしよう。眞にも色々と聞きたいからな?」
ヒュドール「(ん?今、眞って言ったか?)」
眞「ん?よぉんぅだぁ?」
眞が俺たちの話を聞いたのか、どこから買ってきたか分からない焼き鳥を食べながら話したのだった。
てか、ネロミェールの件はこんなんでよかったのだろうか?
稲妻の旅があっという間に終わりそうだ。もうこれ分かんねぇな。
次回
・黒龍の復活