色々な能力を持って原神の世界に転生したら煌黒龍でした。   作:XIYON

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ではどうぞ。


・璃月が抱える騒音問題

 

謎の存在がディアブロスとガムートを連れて璃月で大暴れしていることをナヴィアから聞いた俺はその詳細な話を聞くために岩上茶室へと向かっている最中だった。

 

胡桃「なーるほど…色々と理由があってフォンテーヌの淑女と会談したわけだ…瑠璃亭の美味しいご飯を食べて…」

 

アルバ「お前の分も保存容器に入れて残しておいてあるよ…」

 

胡桃「本当に!あとでちょうだい!」

 

エウルアは酒乱だし、胡桃は色々と癖があり過ぎてツッコミどころが満載だ。こんな2人と一緒に次の稲妻に行くだなんて、想像出来るかよ…

 

ナヴィア「きた。岩上茶室よ?天おじはいるかしら?」

 

アルバ「お前、天おじとも知り合いなのかよ?」

 

ナヴィア「顔が広いことはいいことよ?夜蘭は色々と身分があるから、面白い人なの。天おじ?いるかしら?」

 

天おじ「ん?この声はナヴィアか?」

 

ナヴィア「忙しいのにごめんね〜?ちょっと用があって岩上茶室に来たんだけど、彼はモンドから来たアルバ。彼がここをある理由で尋ねたいって一緒に来たのよ。」

 

アルバ「初めまして……アナタのことはナヴィアから聞いています。アルバと言います。」

 

天おじ「そんな固くならなくてよい。普通に喋ってええぞ。」

 

アルバ「ならお構いなく……天おじ、夜蘭に会いたいんだけど、どこにいるか知ってるか?」

 

天おじ「ほう…モンドから来た者の中にまさか夜蘭に興味ある人物がいるとはのう。」

 

ナヴィア「ごめんね天おじ、彼は私の友人のなかで凄く濃い人でさ?」

 

アルバ「濃いなんて言うなよ…」

 

天おじ「いいんだよナヴィア。そろそろ夜蘭が仕事から戻ってくるところだ。少し待てば来るはずじゃよ?」

 

璃月七星の天枢(てんすう)である天おじは夜蘭とも親交が深い。甘雨とも仲がいい彼なら夜蘭にも会えると思った。と、そんなことを考えていたら後ろから気配を感じた。

 

アルバ「噂をすれば来たか?」

 

天おじ「おぉ夜蘭。戻ったか。」

 

夜蘭「あら、今日は何かと賑やかね?棘薔薇の会の会長さんに異質な服装をした男性かしら?アナタからただらなぬオーラを感じるわ。」

 

アルバ「アンタが総務省の職員の夜蘭か?」

 

夜蘭「えぇ…アナタは確かモンドで起きた事件に関係した人?」

 

アルバ「あぁ、会えて光栄だよ。俺はアルバ、本来なら西風騎士団のエウルアが一緒に来るはずだったんだけど、生憎と彼女は今、休肝中でな?」

 

夜蘭「何かあったの?」

 

アルバ「望舒旅館で飲み過ぎで大暴れして熱が出た。」

 

「「はい?」」

 

胡桃「( ̄▽ ̄;)」

 

現在、エウルアの症状を知っているのは俺と胡桃だけ。

 

ここで十六夜煉の話をすれば何かと変な目で見られることになる。このことに胡桃も察したのか、少しビクビクしながら俺の近くに寄ってきたのだった。

 

夜蘭「まぁいいわ…それで、アナタが私に会いに来た理由だけど…」

 

アルバ「ナヴィアから事情は聞いているが、千岩軍がやられた魔物の集団について聞かせて欲しい。アンタは璃月総務省の裏の顔の人だ。表の総務省の人や一般人が知らないことを知っているはずだから聞こうと思ってな?」

 

夜蘭「なるほどね……じゃあ、アナタも情報をくれるのよね?」

 

アルバ「もちろん、アンタたちが持っている情報と同事件だとすれば、俺もこの璃月でその問題に解決する義務がある。俺はモンドでこのような仕事を頼まれたからな?」

 

夜蘭「ふぅ……分かったわ。なら、まずはモンドで何が起こったのかを教えてちょうだい。」

 

俺はモンドで起きた鋼龍事件を夜蘭にこと細かく説明した。

 

夜蘭「なるほど……アビス教団やファデュイの化学でさえも凌駕してしまう程の技術を使って、怪物を呼び出し……それを使ってモンドに風魔龍事件を再び起こそうとした。なるほど、これならば今璃月で抱えている問題を起こしている事件も同じ犯人が背後にいることが分かるわね?」

 

ナヴィア「その顔からして何かあったのね?」

 

夜蘭「えぇ…たぶんナヴィアから聞いているだろうけど…千岩軍の一部隊が謎の集団に襲われたの。その集団は大きな象を使って攻撃を仕掛けてきたわ。」

 

アルバ「その象の数は?」

 

夜蘭「三体いたわ。しかもその象…人が操って動かしているみたいなの。さらに言えば、彼らはアナタも聞いたであろう咆哮が響いた場所に向かっているそうなのよ。」

 

アルバ「場所は?」

 

夜蘭「天穹の谷よ。」

 

アルバ「なるほど…分かった。連れて行ってくれ。」

 

ナヴィア「アナタもしかして、無理に突っ込もうとしてる?」

 

アルバ「ガムートを操っている奴らをディアブロスの餌にして後は倒して解決するだけだろ?簡単な話じゃないか?」

 

胡桃「ねぇ…私も行かなきゃダメ?」

 

アルバ「当たり前だろ。」

 

胡桃「でしょうね(´・ω・`)」

 

ナヴィア「ねぇ?仕事を早く終わらせる人がいるんだけど、連れてきてもいい?」

 

アルバ「別に構わないが、一体どんなヤツなんだ?」

 

ナヴィア「それは見てからのお楽しみ。」

 

夜蘭「みんな仲が良さそうね…んじゃ私はこれで失礼するわね?」

 

天おじ「おぉ、もう行くのか?」

 

夜蘭「異変の解決は彼らに任せるとして…これを含めてこの件を凝光に伝えなきゃ。」

 

夜蘭はそう言いながら岩上茶室を去っていったのだ。

 

ナヴィア「さぁ行きましょう。時間は有意義に使わなくちゃ。」

 

岩上茶室からナヴィアのあとを着いて行った俺たちは恐らく彼女が保有する工場らしきものがあった。

 

ナヴィア「ここは私が璃月で活躍するのに書かせない基地みたいなところよ?ここに、使える人がいるの。」

 

するとそこに何かを察したように現れた奴がきた。ソイツは人型であるものの、バスケ選手並のサイズで銀と黒をメインにシンプルなベースカラーとなっており、胸部から左半身がカラータイマーを起点としており、まるで動脈と静脈のごとく複雑に張り巡らされた赤と青のラインで彩られていた。

 

アルバ「なんだこの原始人。」

 

ナヴィア「彼はブレーザー。私があるエリアの調査をしていた時に偶然出会ったのよ?」

 

頭部は目の上に左右非対称に配置されたクリスタル状の装飾が特徴的だった。

 

ブレーザー「デュア…」

 

彼はそう言うとなんと冒険者協会のカードを取り出して見せてきた。うん…字が読めない。ウルトラ語で書いてるから余計に…でも、下に小さくこの世界の言語が書かれてる…

 

アルバ「はぁ……ブレーザーを使って何をするんだ?」

 

ナヴィア「ブレーザーがその軍団を荒らして、ガムートだけを残させるのよ。」

 

アルバ「なるほど…奴らを逃げさせて足跡を作らせるんだな?」

 

ナヴィア「正解!」

 

アルバ「言ったことは分かった。んじゃ、天穹の谷に向かおう。」

 

そう言った俺たちはその天穹の谷へと向かった。そしてその土地にある道を見つめるとそこにはガムートが現れた。そして辺りにはこの世界では見たこともない兵士がガムートを守るように護衛していた。

 

ナヴィア「車輪付きの檻を引っ張ってるわね?」

 

アルバ「それにあのガムート、色合いが違う。亜種はともかく、希少種もアイツはいないはずなのに…」

 

胡桃「うーん…ねぇ、あのガムートって奴…なんか色合いが岩元素みたいじゃない?」

 

胡桃のその言葉にブレーザーも頷く。確かに…本来のガムートは全身が青と赤を基調とした鮮やかな体毛に覆われている。しかし奴らが使役しているガムートは岩元素を彷彿とさせる黄土色と、それをサブで補うように黒色の体毛だった。

 

すると隣にいたブレーザーがその場で突然と立ち上がった。そして…

 

ブレーザー「フウウウウラアアアアアイ!」

 

アルバ「あ!おいブレーザー!」

 

胡桃「おぉ!凄いねブレーザー!私もいっちゃうよー!やっほぉー!」

 

アルバ「胡桃まで!無理に突っ込んだら捕まるぞ!」

 

ナヴィア「安心しなさい。」

 

アルバ「あんな状況で安心が出来るかよ!」

 

ブレーザーと胡桃は俺とナヴィアを完全に無視して、そのまま目の前にいるガムートを連れた謎の兵士たちを次々と撃退させていく。胡桃は自慢の祓う力…というかいつも連れてるお化けでソイツらを怖がらせていた。

 

そしてブレーザーはというと…

 

ブレーザー「フルァアアアアアイ!」

 

ガムートを光り輝く二重螺旋状の槍を放って撃墜していった…それを連れた兵士たちは2人に怖気ついたのか車輪付きの檻さえも残し、その場から逃げるように去っていった…

 

胡桃「じゃあねー!(^_^)ノ」

 

ブレーザー「(ヾノ・ω・)」

 

この2人を仲間に入れたくねぇ…この2人と酒を飲んで酔って暴れるエウルアまで含めたら大変なことになる。十六夜煉も絶句しそうだ…

 

ナヴィア「さてと…奴らがガムートを使って引いていた檻には何があるのかしら?」

 

ナヴィアはガムートが引いていた檻に近づく。俺はテイワットに連れてかれ、その場で地脈の力で強制変化させられたガムートたちを観察する。すると…

 

ナヴィア「な、なんで!?」

 

胡桃「どうしたの?」

 

俺たちは急いでナヴィアの声のした場所へと向かうと、彼女が檻の中を見て驚いていたのか、その場で直立していたのだ。そして俺たちも彼女の隣に立つとそこにはピンク髪の変わった女性がいた。

 

ナヴィア「符玄!?なんでアナタが捕まっているのよ!?」

 

なんでスターレイルのキャラがここにいるんだよ。どういうことだ?そんななかで彼女はガムテープみたいなもので口を塞がれ、手足も縄で縛られて身動きがとれない状況だった。

 

ナヴィア「ブレーザー!彼女に怪我をさせないように檻を破って!」

 

ブレーザー「(。。(º º」

 

アルバ「おい、任せてもいいのかよ?」

 

そう言ってブレーザーは符玄が入っている檻を破った。そしてナヴィアが中に入って彼女を解放した。

 

符玄「はぁ!はぁ!はぁああ!(。≧Д≦。)……やっと…外の空気が吸えた…」

 

ナヴィア「アナタ…なんでこんな奴らに捕まってたのよ?」

 

符玄「独断で異変を調査してたら彼らに捕まったの。今回の件は仙舟で起きたことも関係してるから。」

 

アルバ「なんで符玄がいるんだよ?コイツはスターレイルのキャラだろ?どうしてテイワットなんかにいるんだよ?」

 

符玄「アナタ…胡桃の前でメタ発言しないでよ?困惑してるでしょ?」

 

胡桃「えぇと…」

 

ナヴィア「今までのことは気にしないで。彼女も…所謂私と同じ同胞なの。」

 

アルバ「ふーん…同胞ねぇ。んじゃ、俺と一緒ってことか。」

 

符玄「えぇその通りよ?アルバトリオンよね?よろしくね。煌黒龍さん。」

 

ナヴィア「それで?捕まった分、いい情報は手に入ったのかしら?」

 

符玄「相変わらず物の頼み方がヘタクソね?アイツら…やっぱりディアブロスをこの璃月で暴れさせてるわ。何が理由かは知らないけどね?」

 

アルバ「そうか…」

 

その後、俺はその場でコイツらのことを考えていた。クシャルダオラの件もそうだが、彼らの目的は何なんだ?とと、そんなことを思っていたその時だった。

 

後ろからブレーザーが肩を叩いてきたのだ。

 

アルバ「どうした?何かあったのか?」

 

ブレーザー「……」

 

ブレーザーは見せたいものがあるのか、こっち来いみたいな感じで俺を呼んだ。どうやらガムートのある部位を見てほしいそうだが…

 

アルバ「これは…」

 

ブレーザーが連れてきたガムートの死体…皮はコイツが剥がしたのか、めちゃくちゃグロテスクになっていた。そしてそんなヤツの中に驚くべきものが入っていた…

 

それは…

 

アルバ「このエンジンのようで心臓のような物…岩元素でできてる…」

 

符玄「どうしたの?」

 

アルバ「ブレーザーが面白いものを見つけた。見ろ、ガムートに入っていた特殊な心臓だ。」

 

ナヴィア「この反応…岩元素?」

 

アルバ「あぁ…どうやらヤツらはガムートに定期的に琥珀を食べさせて岩元素の力を与えたんだろう。」

 

胡桃「そうだ!琥珀って岩元素が入っているんだよね?」

 

アルバ「あぁ…だがどうして奴らはこんなことを?」

 

と、そんなことを思っていたその時だった。ブレーザーとは違う槍が俺たちを襲撃。瞬時に分かった俺たちはそれを避ける。そして俺たちを襲ってきたのはなんと…

 

ランサー「去りなさい。ここはアナタたちが軽々しく来ていい場所じゃない。」

 

なんとジャンヌ・オルタだった。しかしその容姿はレムナント寄り…警告を促しているものの、強気で挑発的な態度は全く見られない。

 

ブレーザー「ooooooo......!!!!!!」

 

アルバ「落ち着けブレーザー。アイツに敵意はないはずだ。」

 

すると俺たちに攻撃するランサーを止めるかのように、ある人物が現れた。

 

???「下がれランサー。」

 

ランサー「ですがマスター…」

 

???「いい。俺から話す。」

 

アルバ「お前は!?」

 

現れたのは金髪の少年…俺もよく見るその正体ははっきりと映っていた。空、そう…この原神の世界での男主人公だった。

 




次回

・空とランサー
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