ソードアートオンライン 好きな世界に転生したらキャラ達から頼られてました 作:ヤストモ
第1話 大好きな世界へ
僕の名前は三杉優。
まだ16歳なのだが不治の病と言う奴で、ずっと病院暮らしだ。
だがそんな生活の中で唯一と言っていい楽しみがあった。
それはソード・アート・オンラインと言う人気アニメのゲームをやる事だ。
主人公キリトと仲間達のゲーム世界での戦い、冒険、恋愛などを描いた物語なのだがこれにドハマリした。
こんなゲームがあったらやってみたいなと思いながら。
そして今日はそのゲームの最新作「ソード・アート・オンライン・ラストリコレクション」の発売日だ。
父さんと母さんが買ってきてくれる予定だったのだが、それどころではなくなったようだ。
自分の容態は自分が一番よく分かっている。死が近い。
薄れゆく意識の中で思った。
死ぬならせめてラストリコレクションをクリアしてから死にたかった。
もし次の人生なんて物があるのなら、キリト達と一緒に冒険したい。
そう思いながら僕の意識は途絶えた……はずだったのだが。
優「……ここは?」
僕は周りが真っ暗で星空が綺麗な空間にポツンと立っていた。
?「目が覚めたかな?」
優「え?」
いつの間にか僕の前には優しそうなお爺さんが立っていた。
優「ええと……あなたは?」
?「ワシは…そうじゃな、君たちの世界で言う神様みたいなモンじゃな」
優「神様……そうか、僕死んだんですよね……」
神「ああ……。君の事は子供のころから見ておったが、いつも可哀想に思っておった。病気のせいでろくに出かける事もできず友達も満足に出来ず……。生前は何もしてやれなかったが、君が魂だけになった今なら君の望みを少しは叶えてやれそうじゃからここに呼ばせてもらった」
優「僕の願いを?」
神「ああ。確か死の間際、君の好きな世界に転生したいとか願っていたじゃろう?叶えようと思ってな」
優「ほ、本当ですか!?」
神「本当じゃとも!それと、もう病気にならぬように健康な体を授けよう」
優「ありがとうございます。優しい神様!」
神「よいのじゃよ。では早速転生させようと思うが、他に何か希望はあるかの?」
優「そうですね……ゲーム作品の中にフェイタル・バレットって言うのがあるんですが、その作品の主人公に転生させて欲しいです。出来ればソード・アート・オンラインのβテストが始まる少し前に」
前から思っていたのだが、フェイタル・バレットの主人公。つまり「自分」が最初からキリト達と出会い、一緒に戦っていたらストーリーは全く違うモノになっていたのではないか?と。
神「うむ、それなら憑依という形になるの……よし、可能じゃな!では始めようか!」
優「はい!お願いします!」
神「今度の人生では幸せになるのじゃぞ!ではな!」
こうして僕は大好きな世界へ転生した。
これから僕は望み通りでキリト達と冒険していくのだが……
キリト「ユウ!このクエスト一緒に行こうぜ!」
アスナ「ユウくん!この日キリト君とユイちゃんと一緒に買い物行かない?」
シノン「ユウ。新しいカフェにでも行かない?ユウの奢りでね。フフっ」
ミト「ユウ!アスナとキリトとユイちゃんも連れてピクニックでも行かない?ついでに狩りも」
リーファ「ユウ君!たまには二人きりで狩りでも行かない?」
リズ「ユウ!新しい刀打ってみたわよ!あんたの為に作ったんだから、大事にしなさいよっ!」
シリカ「ユウさんっ!一緒にピナのお散歩行きませんか?」
ユイ「お兄ちゃん!一緒にケーキ食べに行きましょう!」
サチ「ユウ。少し……相談に乗ってくれないかな?」
ユウキ「ねぇねぇユウ!このクエスト二人で受けようよ!」
フィリア「ユウ!一緒にお宝ゲットしに行こう!」
ストレア「ユウ~!大好き~!ハグしてあげるー!ギュー!」
プレミア「ユウ。仲間は恋人や愛人よりも上ですか?下ですか?」
ティア「ユウ。……呼んでみただけです」
ユナ「ユウくん!この日ライブやるから特等席で見てねっ!」
エイジ「ユウ。クエストに付き合ってくれないか?」
レイン「ユウくーん!この歌上手くできたんだー。聞いて聞いて!」
セブン「ゆ、ユウくん!わ、私が一人だけの為に歌うなんて滅多に無いんだからね!感謝しなさいよ!」
レイ「マスター!おこづかいをくださいー!おやつを買いたいです!」
クレハ「ユウ!来週あんたの家の近く通るから。ちゃんと予定空けときなさいよっ!」
ツェリスカ「この日にでもエギルのお店に集まりましょうか。楽しみね。ふふっ」
イツキ「ははっ。やっぱり君と話すのは楽しいな、ユウ」
アリス「ユウ。少し模擬戦に付き合ってくれませんか?ええと…その後は食事でもどうかと……」
ユージオ「ユウ!キリトも一緒に日光浴でもしない?」
メディナ「ユウ。少しオルティナノス家について相談させてくれないか?」
……うん。どうしてこうなった?
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