ソードアートオンライン 好きな世界に転生したらキャラ達から頼られてました 作:ヤストモ
第3話 本当の始まりと想定外のユニークスキル
キリトとクラインと出会った後、一緒にレベル上げをしないか誘われ同行する事になった。
夢が叶い、内心かなり舞い上がっていた。
だが原作通りならば、そろそろ「彼」からSAOの「本当の始まり」が告げられる時間だ。
すると案の定。
キリト「ん?何だ!?」
クライン「なっ!?」
僕達を強制転移の光が包み込んだ。
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そこからはやはりと言うべきか………「彼」茅場晶彦の宣言により開始される、「デスゲーム」が幕を開けた。
プレイヤーは一部(僕)を除き、泣き叫び、怒号を上げ、呆然とする………筈だった。
そう、茅場晶彦の原作にもゲームシリーズでも言っていない筈である「助言」が無ければ………。
茅場「最後になるが、プレイヤー諸君に一つ「助言」をしよう。君たちプレイヤーの中にβテストにて、28層までの道をたった一人で切り開いたまさしくソードアート・オンラインにおいての「勇者」と呼ぶべき存在がいる。そこで私は「彼」にふさわしい「力」スキルを与える事にした。特別扱いと怒る者もいるかもしれないが、諸君が百層をクリアする為のせめてもの譲歩だと思ってくれ」
…………ん?あのデカブツ君がほざいてるのって………もしかしなくても僕の事だよね?………え?
呆然としていると、僕のステータスが勝手に開き、間違いなく先ほどまでは無かったスキル。いや、ユニークスキルが追加されていた。
ユウ(とんでもない爆弾、寄越してくれたなぁ………)
EXスキル 一刀流
片手直剣 刀 両手剣の即時装備切り替えが可能。
筋力、敏捷が通常の倍になる。
ソードスキルの威力が通常の1.5倍。
ソードスキルによる硬直なし。
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僕はユニークスキルの効果を確認し呆然とした。
キリトとクラインが隣にいた事も忘れて………。
キリト「な……なぁユウ」
ユウ「ん?どうしたのキリト………あ、」
キリトとクラインが驚愕とした顔をし、こちらを見ていた。
いや、正確には僕が開いているステータスウィンドウを見ている。
キリト「もしかしなくても………今、茅場が言っていた「彼」って………ユウなのか?」
ユウ「………もしかしなくても、そうみたい……」
その後キリトからいくつか質問があった、どうやらβテストにて28層まで行ったプレイヤーがいる事は話題になっていたらしく、自分も気になっていたとの事。
クラインも僕が噂のプレイヤーだと知り、この状況の中で「やっぱスゲー奴だったんだなユウ!!」とテンション爆上がりだった。
本来のストーリーならば、この後キリトとクラインは別れ、キリトはソロで、クラインは風林火山のメンバーと合流し、それぞれでゲームクリアを目指していくはず。
さて、僕はどうしようかな?と考えていると………。
キリト「ユウ、君さえよかったらクラインにしばらくついてやってくれないか。どうやらクラインの仲間たちもかなり素人らしいから、色々教えてやって欲しい。俺は集団行動が苦手でさ」
なるほど………それもいいかもな!
ユウ「わかったよキリト。君はどうする?」
キリト「俺は……そうだな……。基本はソロでやって行こうと思うよ」
ユウ「そっか……。じゃあお互いに連絡を取り合おう。何かあったらすぐに呼んでくれよ」
キリト「!?………ありがとうユウ!そうさせてもらうよ」
クライン「もちろん俺の事も頼ってくれよキリト!すぐに強くなって追いついてやるからな!!」
キリト「………考えとくよ」
クライン「オイオイ!!何だよ今の間はよっ!!」
ユウ(うん。明るい別れになって何よりだ)
ユウ「それじゃあ行こうかクライン。キリトも気をつけて」
キリト&クライン「ああ!!」
よし。これからが本当の始まりだ。気合い入れて行こうか!
読んでくれてありがとうございます!