Suguru May Cry   作:木野兎刃(元:万屋よっちゃん)

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遅くなりました。ゲロ吐くほど仕事が忙しかったり色々あっておくれました。




Mission15 同窓会

都内某所にあるホテル。傑と硝子はそれぞれスーツやドレスといったフォーマルな格好をしていた。

 

 

「同窓会をこんなホテルでやるなんて中々派手だね」

 

 

「仕事に託けて、無理矢理同窓会にしたんだってさ」

 

 

なぜ二人がこうしてホテルに来ているのかというと、硝子の中学生時代の同級生が同窓会を企画した。

 

同窓会に出るのが面倒くさかった硝子は彼氏と過ごす予定があるからと出席を断ろうとした。

 

しかし、中学時代に数多の男子達を玉砕してきた硝子が恋人が出来たというニュースは瞬く間に駆け巡った。

 

同級生からは恋人の姿を見せろだの、会わせてくれだのとせがまれてしまう。そのまま無視しようかと思っていたが、恋人の話が母親にまで伝わってしまい引っ込みがつかなくなってしまった。

 

同級生はなんとしても硝子の彼氏(嘘)を拝む為、同窓会の参加メンバーに各自異性の友人を連れてきてもらい、婚活パーティーにしてしまう事を画策した。

 

結果、逃げられなくなった硝子は渋々ではあるが悟と傑に声をかけたのだった。

 

 

「お前らに声かけずに七海を引っ張ってこればよかった………………」

 

 

「あっはっはっ、そんな事したら校舎が吹き飛ぶだけじゃ済まないよ」

 

 

どちらが彼氏役をするかという勝負で傑と悟は殴り合いの喧嘩に発展。

校舎の壁、設備や備品などが粉々となってしまい、偶々高専に来ていた七海が巻き込まれて骨折した。

 

学生時代から繰り返されていて、日常茶飯事と慣れてしまったのか夜蛾は胃痛に顔を顰めながら悟と傑に拳骨を落とした。

 

決着がつかなかった為、じゃんけんの結果傑が彼氏役をする事になったのだった。

 

 

「それより、夏油。お前、武器持ってきてるだろ?」

 

 

「アラストル・ネオはある意味で私の術式みたいなものだし、銃に関してはアメリカにいた時の名残りで持ってないと落ち着かないんだ」

 

 

「バレて捕まるような事になるなよ?」

 

 

「アラストル達は弁えてるからね。呼びかけるまでは姿を消してくれるよ。銃の方はよっぽど場慣れしてるプロじゃなければ見つからないから安心してほしいかな」

 

 

「ムカついても使ったりするなよ。呪霊けしかけるとかもやめろよ」

 

 

「流石にいっときの感情で、呪術規定を破るほど子供じゃないさ。なんならホテルを出るまでは術式を使わない。硝子の許可無く武器も使わないって縛ろうか」

 

 

「好きにすれば?」

 

 

「なんかイラついてるけど、私では彼氏役は不満かい?」

 

 

「うるっさい。ヤニ不足なうえに余計な芝居をしなきゃいけなから私のストレスゲージはマックスなんだ」

 

 

「何時にも増して美人なのに、そんな不機嫌にしてたら勿体無いよ」

 

 

「お前が女のトラブルで刺されても私は治さんからな」

 

 

受付を済ませ、会場に入ると既にそれなりの人数が来ていた。

同窓会の場に当時のマドンナが高身長のイケメンを連れて入ってきたら人は何を思うか。

 

硝子と同級生だった者の視線が一斉に二人に突き刺さる。

 

 

『あれって家入………だよ………?』

 

 

『美人だよな…………いや隣のイケメンでっか』

 

 

『家入さんの彼氏めっちゃイケメン…………負けた……………』

 

 

「あはは、硝子は人気者なんだね」

 

 

「注目の的になってるのはお前だ」

 

 

「容姿の良さは悟にも負けない自信があるからね、当然だろ」

 

 

「ナルシストめ」

 

 

「硝子〜‼︎久しぶりじゃん‼︎なに、その人が噂の彼氏?めっちゃイケメン‼︎」

 

 

参加者が二人の溢れ出る一般人とは格別したオーラに尻込みしている中、1人の女性が二人に話しかけてきた。

 

 

「初めまして、夏油傑です」

 

 

手を差し出し、女性に握手を求めた時に傑は違和感を感じた。

 

女性に怪しい点は見当たらない。容姿や格好は特段変なものはない。額を包帯で覆っているのも、普段から負傷した同僚を見る事が多い傑からすれば違和感という事もない。

 

それなのに目の前の女性から拭い切れない違和感がこびりついていた。

 

 

「お前のせいでこんなパーティーもどきに参加する羽目になったんだからな」

 

 

「ごめんね、硝子‼︎お詫びに今度良いお酒ご馳走するから‼︎」

 

 

「それでいいよ。おい、夏油行くぞ」

 

 

「あ、ああ。それじゃ、今日は招待ありがとう」

 

 

「えぇ、しっかり楽しんでってくださいね?」

 

 

拭えない違和感の正体が分からないまま、硝子に引っ張られるようにしてその場を離れる傑。

 

硝子の同級生の張り付いたような笑みを怪訝に思いながらもパーティーを楽しむ事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同窓会兼パーティーが開かれているホテルの一室。先程まで会場にいた硝子の同級生は何処からか持ち込んだ大きなモニターを前に酒やつまみをいそいそと準備していた。

 

 

「ふふふ、夏油傑か…………私の正体を疑っていたね。いや、あれはただの違和感を感じただけかな?それだとしても予想以上に優秀だね」

 

 

モニターには会場が映し出されていて、その中心には硝子とその他の同級生と談笑する傑の姿があった。

 

 

「こんな格好までして用意したパーティーなんだ、楽しんでくれよ夏油傑」

 

 

酒を呷りながらモニターを眺める女性で1人の男性が跪いた。

 

 

「け、け、羂索の旦那ぁ………パーティー会場の設営終わりましたぜ」

 

 

「礼をいうよ、シド。引き継ぎ頑張ってくれ。君を拾い上げた事を正解だったと思わせてくれ」

 

 

「へ、へい‼︎任せてくだせぇ、羂索の旦那ぁ‼︎」

 

 

シドと呼ばれた男は立ち上がるとバタバタと外へ出ていった。

 

 

「これで夏油傑を殺せれば良し、家入硝子も入手出来るだろうしこれが最良。夏油傑の今の実力を測るのが目的だもんね。もし想定してた通りの実力なら用意してたカードを切らなきゃいけないからね……………」

 

 

菓子の袋を開け、ナッツを頬張る羂索。モニターを眺める顔は遠足を待ち侘びる小学生のように期待に満ちていた。

 

 

「あの感じだと武器と術式を縛ってもシドは勝てないだろうなぁ……………ここで夏油傑が手に入れば私のプランも上手くいくのになぁ…………」

 

 

缶チューハイを飲み干し、手を使わずに缶を握り潰す羂索。慣れた手付きでゴミ箱に潰れた缶を放り投げ、新しいチューハイの缶を開ける。

 

モニターの先では悪意によって混沌が生まれようとしていた。




久しぶりにデビルメイクライ3をやってます。僕が思ってた以上に属性による相性が大きくてびっくりしました。始めた当初あんなに苦戦したヘルバン先生がノーダメ楽勝だったり、ケルベロスが楽勝だったりです。今ではレッドオーブ集め周回のルーティン入りしてます。

ネヴァンがよく分からなくて禿げそう。ロイヤルガード強すぎるんご。

一番好きな武器はケルベロス。

次回からのエピソードどうしますか!?

  • 呪術廻戦0、乙骨くん編突入!!
  • デビルメイクライ4編(悟を出すかは未定)
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