曇らせ好きTS少女の自業自得   作:すっごい性癖

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今回、メチャクチャ短いです。R-18版で長いの書きすぎたので、こっちでバランスとります

どっちが上だの、下だの

堕ちてしまうだの、嗤ってしまうだの

ふたなりモノで突くだの、突かれるだの

しゃらくさくなりました

そういうモノばかりを書いていたので、たまの息抜き

前の続きはもう少しかかります

(これ、ココに掲載するか新しい枠で投稿するか今でも悩んでいます。この作品にあげるには穏やか過ぎますが、話の片棒をモルで組み立ててるので。なので、そのうちコレは別枠になるかもです)


【閲覧注意】息抜き濃厚イチャラブ回

「だ~か~ら~ッ、ココはイヌル金属を使って耐久性メインで作り上げるべきだって何度言わせたら気が済むんだッ!お前の言うクリナ金属と同じくらいの価格で、圧倒的に長く使えんだぞ?!多少効率が悪いくらい、長期利用可能と考えれば安いもんだろッ、このわからず屋!!」

 

「わからず屋なのは君の方だろう?高効率のモノを短いスパンで回していく方が良いと、なぜ理解できない?!そっちのほうが、後で良いものが生まれたときの置換に柔軟に対応できる!私の最高は日々更新されるわけだし、そっちの方が良いに決まっているだろう、この頭でっかちめ!」

 

「はぁッ、誰が頭でっかちだぁ?!お前、顧客が求めている物はなんだかぜんっぜん理解してねぇな!!買ったら10年は絶対安泰!そんな商品を求めてんだぞ、それでも此処の所長か?!商才ゼロ女!」

 

「顧客の需要だと?知らないよ、そんなものは。私は、私の名に恥じぬ最高峰のモノしか作らない。いつから君は、そんなつまらない研究方針を採用するようになったんだ!」

 

「言いやがったな、このバカ!誰のせいで自分のやりたい研究我慢して経営に口出してると思ってんだ!ココがつぶれたら食えなくなる研究員が何人いると思うよ!少しは責任感を持て!」

 

「真に才能があれば食えなくなるなんてことは無いだろう?別にここの経営が破綻したって、私や君みたいに才能さえあればいくらでもやり直せるし、なんなら君と2人の頃の研究所であった頃の方が有意義だったと本気で思ってるぞ」

 

やんややんや。わいわい。キャーキャー。

 

最初は互いの製品のダメ出しで始まった口論は、回り道をしまくり経営の話にまで行っている。

 

口論をしている2人。

 

1人はモル。大学院を卒業後、先輩であるカルトの誘いに乗りこの研究室を興した副所長。

 

1人はカルト。モルの大学院での先輩で、ムリヤリ就活中であったモルを連れ出し研究所、当時は研究会を立ち上げた張本人で現所長。

 

「またやってるよ、あの2人。ホント仲悪いよねぇ」

 

「ねー。いっつも何かしらで喧嘩してるし。私、あの2人の意見があってるとこなんて見たことないわぁ」

 

「アタシもアタシも!てかなんであんな仲悪いのに、所長は副所長を誘ったんだろ?大学の頃からあんな感じだったらしいじゃん?」

 

「さぁね?しかも喧嘩の内容が私たちじゃ割入れないくらい高度な話ばっかで、どっちの意見も良いから止められないんだよねぇ。あれ、時間の無駄どころかディスカッションになってるし」

 

「ねぇ、知ってる?カルトさんが着てる白衣、袖の部分が赤くなってんじゃん?あれ、モルさんとの殴り合いで着いた返り血って噂だよ?」

 

「マジィ?!こっわぁ。そんなことするくらい嫌いなら、距離置けばいいのに」

 

そんな言い合う2人を囲み、やれやれまたかと見物する周囲の研究員。入所間もなくの新人たちは未だなれないのかオロオロと狼狽して、なんとか止めねばと顔を青くしているが、慣れたものたちは各々研究の手を止めず、一切気にしていない。

 

あるものは研究の息抜きに、あるものはその高度な内容に耳を傾け、またある者はその様子を記録している。

 

「そもそも耐久性が必要というのなら、この間発表されたメニアリア構造を使えばいい!あれならクリナでも十分長く使える!まさか君、あの論文を読んでいないのではないかなぁッ?!勉強不足だよッ!!」

 

「バカにすんな!ちゃんと読んでるわ!むしろお前ん方がちゃんと読んでねえんじゃねえの?あの構造作るのにコストどんだけかかると思ってんだよ!んならイヌルの方が断然上!!」

 

「いーや、クレナが上だね!!」

 

徐々にヒートアップしていく口論。まるで、今からでも殴り合いでも始まりそうな。

 

「なぁ、お前はどっちよ?オレは今日はモルさん派かな?」

 

「マジッ?!断然ッ!!カルトさんだろ、今日の討論は」

 

「オレもカルトさん寄りかなぁ」

 

それを見て隠れて賭博を始めるものも現れだす。オレはモル、私はカルト。

 

そう言って10人ほどが集まりそれぞれ思い思いにかけていく。

 

ココは研究所。当然、成果が必要となる。

 

成果とはもちろん、製造するし製品の出来栄えのこと。

 

決着は当然、やってくる。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「だーッ、クソぉ!!むかつく~っ!!」

 

自宅、モルは椅子に座り、机をポカポカ殴りながら自身の鬱憤を紛らわせる。

 

「これで3連敗ッ!次は絶対勝ってやるぅッ!!」

 

こなくそぉ、とワンワン嘆くモル。まるで癇癪を起こした子供のよう。

 

憎いのは相手、カルトではない。

 

より優れた案を生みだせなかった、自身のことを恥じるのみ。

 

コトッ、

 

「そんなに叫ぶと喉を傷めるよ?」

 

そう言って、目の前にマグカップが置かれる。

 

カップからは湯が上り、鼻を刺激する臭いは甘く、どこか懐かしい。ココアかなにかだろう。最近寒いからありがたい。そう思ったモルは蹲っていた顔を上げる。

 

「う~、ありがとぉ」

 

「ふふッ」

 

ス、とモルの横の椅子を引き、自身の席に座る人物。その距離はほとんどなく、肌と肌がくっつきそう。まるで恋人同士のよう。

 

いや、実際そうなのだ。

 

「持つべきものは気遣いできる恋人だね、モル君?」

 

「オレは複雑な心情だぞ、カルト」

 

ズズズ、とカップに口をつけそうモルは零した。

 

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んはははッ、と上機嫌で笑い続けるモル。大量にアルコールを摂取し、ハイになっているのだ。

 

2人の会話は流れるように進んでいく。

 

「かるとぉ、きーてんのかぁ!きょうはおれがまけたけどよう?つぎのオレはもっとすごいもんつくるぅ」

 

「うんうん、楽しみにしてるよ。……ほんと、負けた日の君ってハメ外して飲みまくるから普段よりもうんと可愛くなるよね」

 

「んあ?それって、いつもは可愛くないって、こと?んだよーそれ?」

 

「そんなこと言ってないんだけどねぇ。君、酔うとかなりヘラるよね」

 

「うわーっ、めんどーっていったなぁ!うわきだ、うわきしてんだろ!!ほかのおんなとくらべてんだぁ!!」

 

「言ってないねぇ。酔って頭の中の妄想と現実の発言がカクテルになってるみたいだ」

 

「おまえがうわきすんならオレもしてやるー!」

 

「……」

 

ピタリ。

 

流れるように進んでいた会話はここで途切れた。

 

カルトは無表情でモルを担ぎ上げ部屋をでる。

 

「んー?かるとどーした?オレかついでどこいくんだよー?そっちはしんしつだぞぉ?まだねむく「もちろん、まだまだ夜はこれからだよ。眠れるなんて、思わないことだ」……ほ?」

 

「君のことを私がどれだけ求めてるか、その身体にわからせてあげよう」

 

 

 

 

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「んふふ~♪」

 

鼻歌を歌いながら手元の書類をまとめるモル。その姿は誰から見ても上機嫌そのもの、昨日ディベートで負けて落ち込んで帰っていった人物と同一だとは思えない復帰である。

 

「副所長、ずいぶん上機嫌じゃないですかぁ?なんかいいコトあったんですかぁ?」

 

「んー?なんにも~♪」

 

 

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【ちょっと後】

 

「副所長、その首ッ?!」

 

背が低いモルと会話する時、多くの人間は上からカノジョ覗き込む形となる。当然、研究員であるこの男も、上からモルを見下す体制となるのだが

 

(うそだろ!あのモルさんがッ!!)

 

首元に大量につけられたキスマーク。昨日は不機嫌であった彼女の機嫌がいい理由はこれだろう。きっと恋人に慰められたのだ、一晩中。

 

それらのキスマークはまるで彼女の所有権を主張している様子。

 

1人の男の恋は、幕を閉じた。

 

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【おまけ】

 

チュッ、

 

2人のみの研究室に、リップ音の乾いた音が音が響いた。

 

突如椅子に座っているモルを振り向かせ、カルトがキスをしたのだ。

 

音の発生源の1人、カルトは満足そうな笑みを浮かべ、一方で不意打ちでキスされたモルは顔を赤くさせ驚いている。

 

「おまッ、なん?!」

 

「なんだい、今更?キスなんて何回もしてるじゃないか?」

 

「そ―じゃない!なんで職場でッ、誰かに見られたらどーすんだよ?!こんなとこで盛んな!」

 

「むしろ恋人と2人きりで何もするなという方が無理あるだろう?」

 

心外だ、そうのたまうカルト。

 

(告白する時は恥ずかしがりまくった癖に、こういう時一切のためらいなく行動する辺り本当によくわからないやつ)

 

モルは心の中でそう呟くとはぁ、と大きなため息をつき

 

「……ん」

 

自分からカルトに向かって目を閉じ唇を差し向ける。この行為の意味は幼子が見ても一瞬で理解できるだろう。

 

”もういっかい”

 

「ふふッ」

 

恋人の意を汲み取ったカルトは再度自身の唇を近づけ、手を……

 

パシンッ!!

 

「……いたいんだが」

 

「おまッ、ガチで盛んなよ!こんなとこで本番しようとする奴がいるかッ?!」

 

モルにキスをしながら胸を揉みしだきだしたカルト。慣れたようにそのふくらみを愛でようとしはじめたその右手をモルは叩き落したのだ。

 

「はーッ、んだよ恋人とのスキンシップとか言っておいてヤリだそうとするとか。お前の基準ってマジ分から……んぅッ?!」

 

カルトは再びモルの唇を奪う。油断も隙もないなと語ったモルの油断を狙った形だ。

 

ただし、今度は唇同士の軽いものではない。

 

舌と舌を絡め合う、情欲に満ちたキスだ。

 

無論、職場で行うような行為ではない。

 

(……はぁ。まぁセックスよりはましか)

 

諦めたモルは自身からカルトの舌に自身の舌を絡みつかせた。




ついでに練習で3人視点でしてみました

【登場人物設定】

モル……学校にちゃんと行って、教育を受けた姿。メロという妹がいるが、引きこもってい要るので何年も会っていない。大学でカルトに出会い、そこから目を付けられるように。付き合いだしたのは、研究所を作ってすぐ。告白はカルトの方からであった。黒髪黒目のロリボディは健在であり、白衣を着ると背伸びした子供のように見られる。付き合ってることを公表してないのは恥ずかしいから。

カルト……大学時代のモルと度々意見がぶつかり合い、そのうちに少しずつ惹かれていった。普段は飄々とし、あまり取り乱さないが告白する時はメチャクチャに取り乱した。なかなか思い切りが付かず、いろいろと言い訳しまくりかなり情けない姿をさらした。が、何とか勇気を出して告白しOKを貰う。いつも着ている白衣の血痕は、それから間もなくして着いたもの。見た目は背が170ほどで、濃い赤色で腰ほどまでの長髪。瞳は朱く、血の様。基本半目でやる気がなさそうに見えるが、やる気はある。ただ、覇気がないだけ。白衣の下には上下黒の服。本人曰く、センスが無いからモノにしてるとのこと。
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