曇らせ好きTS少女の自業自得   作:すっごい性癖

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結局のところ、コレが書きたかったからこの作品を書きだしました。最終派のタイトルとは思えませんが、これが根本の作品ですからね。

調子に乗ってるTS女の子をわからせる作品はそれなりにありますが、マジの暴力
をふるってくれる作品は少ないので……。

一週間ほどの投稿でしたが、想像よりも多いUA、お気に入り登録、作品の評価、感想を頂けました


この作品を読んでくれた皆様に、最大級の感謝を。


最終話で初めて主人公の見た目書いたな……。



鼻血、青痣、恐怖顔の三種の神器で性格悪くても最高に可愛くなれる

ドス、ドス、ドス。

 

部屋の中に響く、低く鈍い音。

 

よく耳を澄ませば一緒に嗚咽のようなモノも聞こえてくる。

 

ヒュー、ヒューというあまりにもか細い呼吸音と、お゛っという呻き声。

 

部屋の中央では、赤髪の美しい女性が小柄な黒髪の少女を蹴り上げている。

 

子供のじゃれ合いなんかではない、明らかに殺意のこもっている蹴り。鳩尾を的確に抉り、一発ごとに確実に死に近づいてっている。

 

ドス、ドス、ドス。

 

それでも暴行は止まらない。

 

元より小さかった呼吸音はどんどん小さくなっていき、呻き声も消えていく。

 

気が済んだのか、赤髪の女は蹴りを止め、しゃがみ込み倒れ伏す少女の髪を掴み顔を持ち上げる。

 

体内が傷ついたのか、口や鼻からは血が垂れ流れており、目は涙で溢れていた。

 

女は顔を前後に振り、傷ついた演技でないか確認する。

 

30秒ほど行っても何の反応も起こさないので、本当に衰弱しているらしい。

 

女は懐から何か液体が入っている小瓶を取り出し、少女の口の中にその中身を投入した。

 

だが、体が拒絶しているのか飲み下すことができず、口の端から流れ出る。

 

女はチッ、と舌打ちを1つすると自身の唇を少女のモノに重ね出す。そして、自身の唇や舌を駆使して少女の口を強制的に開き

 

フーッ!

 

 

と息を思い切り吹き入れた。

その勢いで先ほどまでは呑み下されなかった液体は体内に送り込まれていく。

 

体内に入れこまれたのは魔法薬。患部に触れた瞬間に傷を治すという代物だ。

 

魔法薬は少女の食道、胃、腸と移動していき内臓の傷を治療していく。

 

また、魔法薬の一部は気道に入り込み傷ついた肺を治していく。薬は患部の治療と同時に消失するため肺に液体がたまることにはならない。

 

しかし、気道に相当量の液体が流し込まれたことに対する拒否反応から、少女は激しく咳き込みだす。

 

それを尻目に、今までの体験から体内の治療は完璧に行われたと判断した女は髪から手を離した。

 

ゴトッ、と鈍い音が響き渡りタラーと血が流れ出てくる。

 

スッ、と女は立ち上がり懐から先ほどと同じ薬を数本取り出す。キュポッ、と線を取り外し、雑に少女に振りかける。

 

先ほどの蛮行はすぐに直すのだからケガさせてもかまわないという考えであったらしい。なかなかに非道だ。

 

薬が振りかけられた外傷、青痣などはすぐに消えだす。しかし、雑な治療により、外傷があるにも限らず、一切薬が触れない箇所もありアンバランスな治り方をしていく。

 

少女の周りには血液、尿、吐しゃ物、胃液そして先ほどの薬が混ざり合った液体の水たまりができている。

 

女の着る服は比較的綺麗なことに対し、少女の服は水分を多量に含んでいることからすべてが彼女の身体から出たのだろうと推測できる。

 

「お仕置きはこのくらいで勘弁してあげる。片付けしときなさいね、モル。やらなきゃ、朝食は抜きよ」

 

そう言い放った女、ベネは部屋から出ていく。

 

(……いつか、いつか絶対に)

 

 

 

やり返してやる。

 

 

 

地面に倒れ伏す少女、モルはうつろな目ながらも心の中で憎悪の炎を燃やしていた。

 

 

身の程も弁えずに。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オレの首に枷がつけられるようになってから、3年が過ぎた。

 

今はベネと2人で暮らしている。成人したオレとベネは孤児院をでる必要があったのだ。孤児院出身の人間が外で生活するために就ける職なんて男は力作業、女は身を売るなどたかが知れているが、ベネというこの世のバグみたいな女は当たり前のように定職に就きやがった。

 

オレより半年ほど早く孤児院を出たベネは、その半年で全ての準備を整えていた。金、家、人脈。

 

全てを整えたあの女は、オレが孤児院を出た瞬間に首根っこを掴んで部屋に監禁しやがった。

 

そこから今日まで、ほとんどをこの部屋で過ごしていた。

 

部屋から出られるのは、風呂とトイレに行くときのみ。

 

家の外なんて指折るほどしか出ていない。

 

 

ベネの就いた職業は、自宅での作業で済むものなのか彼女もずっと家にいる。

買い物や、少しの用事位でしか外出をせず、1日の大半をこの部屋で消費しているのだ。

 

 

オレは手慣れた様子で部屋の雑巾がけを行いながら、この数年に想いを馳せた。

 

これで何回目だろう、自身の身体から出た体液の処理を行うのは。

 

 

最初はこの行為にも反発していた。

 

 

アイツが原因で生まれた結果だ。片付けるのはアイツだろ。

 

 

そう言い返したオレに彼女がとった行動は簡単だ。

 

先ほども言っていた通りに、朝食抜きだ。

 

あの時は拍子抜けした。

 

数時間も暴力を振るってきた女が、片づけをしなかったら朝ごはん抜きだなんて。そんなお母さんみたいな間の抜けたことを言うだなんて、思ってもみなかったからだ。

 

 

だが、その考えは間違っていた。

 

 

彼女の言っていた言葉に嘘は無かった。確かに朝食は出されなかった。

 

 

その日からずっと。

 

 

最初のうちは1食抜いたくらいで変わらないだろうと呑気に考えていた。朝食を出されなくなっただけで、昼と夜は普通に食べさせてもらえたし、モルとして演技しながら話しかければ鼻の下を伸ばしながら、気持ち悪いくらい上機嫌で会話をするし、逆にオレとして演技なしで話しかければ心底嫌そうにしながらも、必要最低限の応対はされた。

 

だから、大して怒っていないのだと考えていたのだ。

 

そんな生活を続けるようになって一か月。最初の転機が訪れた。

 

一日の活動のエネルギー源となる朝食を食べていないオレは基本的に空腹状態となっていて、そのせいでイライラするようになっていた。

 

 

 

その結果、オレは怒りを発散するべく彼女に当たり、朝食が抜かれたときと同じように長時間折檻された後、今度は昼食抜きが言い渡された。

 

 

そこからは一日一食だけの生活となり見る見るうちにやせ細っていった。

 

ベネは、オレを死なせないために必要な栄養をギリギリのラインで摂取させたが、カロリー量は十分な量を与えてくれなかった。

 

足りないカロリーの分だけ身体についていた脂肪をエネルギーに変換し、代謝に使用していく日々。

 

とうとう、彼女に反発するだけの気力も体力も失ったオレは折檻されることもなくなった代わりに、ベッドの上からも動けなくなっていた。

 

 

一日一回、ベネが死なない程度の食事を無理矢理摂取させて、それ以外の時間は寝たきりの状態。

 

 

そこではじめてオレの心は折れた。

 

 

恥も外聞もなく、動けない身体に鞭を打って這いずりながら彼女のもとへ行き、土下座をして赦しを乞った。

 

滂沱の涙を流し、鼻水などで顔をグシャグシャにしながら謝ったのだ。

 

その後、いくつかの条件を呑む代わりに、食事量を戻してもらえるようになった。

 

 

なお、現在のベネの部屋ではこれ見よがしにその時の写真が置いてある。はっきり言って性格が悪すぎる。彼女の部屋での行為中には延々と見せつけてくるし。

 

 

 

それからは、お仕置きされた後の片づけはオレの仕事となったのだ。

 

 

えっ?さっき心が折れていなかったかって?

 

あれは限界状態での話であって、今のオレの心はまっすぐ復讐するつもり満々である。

 

 

にしてもあの女、思い出したら腹立ってきたな。

ゴブリンにでも無理矢理犯させてやろうか。それとも目の前で犯されてやろうか。

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ザー、とシャワーの音が響き渡る。

 

オレは今、必死で自身の中にある異物を洗い流していた。

 

(あいつっ!マジで孕ませるつもりだっただろ、子供をなんだと思っているんだ!)

 

他者に聞かれたら、ゴブリンを使って何かしようとしていた彼女がそれを言うか?と思うだろうが、この場にはモルしかいないのでツッコミ役になどいなかった。

 

本日のお仕置きは毛色が違った。

 

普段は暴力で屈服させようとしてくるが、今日は徹底的に犯され続けたのだ。それこそ、彼女の持つ穴という穴を。

 

 

(そもそもなんで一晩ぶっ続けで出来んだよ!)

 

 

オレだって元男。球数制限は身をもって知っている。

 

だから最初のうちは、後のことも考えずにビュービュー蛇口のように出し続ける彼女の姿に同情だってしていた。可哀そうに、これじゃ15分もしないうちに力尽きるぞ、と。それ以上になんて言って煽ってやろうかなんてことを考えていたが。

 

だが、彼女はそのまま衰えることを知らなかった。最初のうちの同情混じりの嘲りも、次第に驚愕へと変わっていき、最後にはオレの方が疲れ果てて頭が真っ白となっていた。

 

(過去一でムカつくんだけど!何が黙っていれば可愛いだよ!)

 

行為後、意識を取り戻したオレに彼女が最初にかけた言葉がソレであった。昨日が初めてとは思えない余裕な発言だ。オレが求めていたのは初めての感覚に戸惑って、オレにやり込められるベネの姿なのに、まったくの逆となってしまった、

 

(そもそも、あんな薬を持っている知り合いってなんだよ)

 

昨晩の出来事の発端となったのはとある薬であった。ベネの知り合いの魔法使いがなんでも俺たちの関係を知って、特別に用意してくれた代物らしい。余計なことをしやがって。

 

おかげで散々な目にあった。嫌だよ、オレ、男のつもりなのに子供を孕むとか。

しかもベネが父親だろ?逆だろ、そこは。あいつが孕めよ。

 

ん?これ、結構いい考えなんじゃね?

 

モルとしてラブラブHをしているところで、盗んだ薬をこっそり服用してオレがアイツを孕ませる。

 

コレでベネがキレて、我を忘れオレを殺したら3年前のベネにだけ良い思いはさせないという目標は達成される。我を忘れなかったとしても、キレはするだろうからオレの人格は消されるだろう。しかし、これは3年前と事情が異なり、オレにしてやられたベネの苦し紛れの一手となる。しかもその後はオレとの子を産んで苦しむか、堕ろして苦しむかという道まで舗装されるおまけつきだ。

 

良い。すごく良い。特にすべてがオレの掌の上というところがクル。

 

よし、この計画で行こう。

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何の問題もなく、薬を手に入れることができたオレは自分から彼女を褥に誘った。

 

オレが彼女の機嫌を取るときには良くモルとして彼女との行為に及ぶ。今まで何度か起こった危機をそのようにして回避してきたのだ。

 

今日は午前中にわざと彼女を怒らせたので、自分から誘っても彼女は何の疑問も持たないだろう。むしろ今は頭はピンク一色なのではないか。

 

彼女が来る前に薬を枕の下に隠しておく。服は脱がされるだろうからポケットになんて入れていたら取り出せない。ここなら彼女が一瞬目を離した瞬間にすぐさま抜き取って服用できるだろう。

 

部屋に遺書でも置いていってやろうかとも思ったが、それでバレたら目も当てられない。同じ轍は踏まんのだ。

 

ガチャ、と扉が開き彼女が入ってくる。心なしか嬉しそうだ。オレもうれしい。良いことだ。

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行為が始まり2時間。小休止として、彼女はベッドの横の机に置いてある飲み物で水分補給を行っている。

 

今だ!

 

枕の下に手を素早く伸ばし、ゴクリ、と薬を飲み込んだ。

お?おお?

 

懐かしい感覚がオレに生まれる。一点に血液がたまっていく感覚。

 

「あなたもいい加減諦めたら?気づいてーーー」

 

彼女はベッドに腰かけながら話しかけてきている。視界にオレは映っていない。相手に気取られないように少しづつ近づいていく。

 

後3メートル、2メートル……1メートル。

 

「ねえ、返事くらい、キャッ!」

 

振り返られたがもう遅い。急な奇襲に対応しきれず、彼女はオレに馬乗りされる。

 

「ねえ、どういうつもり?」

 

「見てわからないのか?今からオレがお前を犯して孕ませるんだよ」

 

そう言ってこれ見よがしに自身の男性器を見せつける。

 

「呆れた。あの薬を盗んだわけね。……それで?その粗末なモノでどうしようって?孕ませる?そんな細くて短いゴミみたいなモノで?女の私以下の男に出来るの?」

 

いちいち煽るような話し方をするベネ。だが、完全に腕を押さえつけられている現状、そんなのはこけおどしだ。

 

「まあ良いけど。そういうのには慣れてるからヤリたきゃヤレば?」

 

そう言って彼女は面倒臭そうにくつろぎ始めた。

 

舐めやがって。そういう気持ちが男としてのプライドから生まれるが、それよりも重要なのは計画を達成することだ。

 

オレはそのまま腰を下ろした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ふぅ」

 

一息入れる。行為開始後20分。オレは疲れていた。

 

「終わったの?早くない?」

 

彼女は終始つまらなそうな顔でいた。それは今でも変わらない。

 

「あなたと一緒に居るのも長いから考えてることも何となくわかったけど無駄よ、ソレ。私そもそも犯された程度で冷静さなんて失わないし。だから今も別に怒っていないわ。嫌いな男に好き勝手されるのは慣れているし」

 

彼女はそのまま体を起き上がらせると今度はオレに覆いかぶさる。

 

「無駄な時間を過ごしたわね。気持ちよくもなんともなかったし、せめてあれがモルだったら健気でかわいかったのに。……まあいいわ。気が済んだみたいだし、今度はこっちの番」

 

そういう彼女の手には、つい先ほどオレが手に取った薬が。

 

「本当に孕ませるって言うのは、どういうことか教えてあげる」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その後何時間も犯され続けたオレ。

すでに窓からは朝日が見えだしてきていた。

 

「あなた、自覚しているかはわからないけれど最近、モルに浸食されてきているわよ」

 

彼女はオレを犯しながらそう言ってくる。

 

「ハアっ?言ってる意味が分からないんだけど?」

 

前回では限界になっていた時間帯。それを意地で耐えていたオレは、乱雑な回答を返した。

 

「この3年で何度も心を折られながら、ずっと演技の強要。モルとしての生活が当たり前になってきているの。覚えていないみたいだけど今日の昼間なんてリビングで自分から私に甘えてきていたのよ?」

 

初耳だ。確かに最近はボーっとするような時間が多いとは思ってはいたが、そんなことになっていただなんて。

 

いや、内心では気づいていたのかもしれない。だからこんな穴だらけの計画を急いで実行したのだ。

 

「もう諦めて楽になりなさい?あなたがモルに浸食されると言っても、あなたが消えるわけでは無い。あなたの価値観が変わるだけ。痛いのは嫌でしょう?」

 

彼女の行為は優しく、恋人と行うようなものとなっている。

 

頭がフワフワする。風呂に入っているような、夢でも見ているような。

 

この気分に身を任せて、モルとして過ごすことを決意する。そうすればずっと幸せなまま。もう痛い目にも、ひどい目にも遭わない。

 

俺の他人の曇った顔を見て楽しみたいという性癖を捨てて、彼女と愛し合うことが1番という性分に生まれ変わる。

 

彼女の提案を呑んでもいいのかもしれない。オレが幸せなら……

 

 

「やだね。最後に笑うのはオレだ!」

 

プッ、と目の前にあるベネの顔に唾を吐きかける。

 

オレが求めるのは完全勝利。

 

オレが幸せで、ベネが不幸で。

そんな未来しか受け入れない。受け入れるつもりはない。

 

スーッとベネの顔から表情が抜けていく。

 

「ああ、そう」

 

そう言って彼女はオレの脚に何かを突き刺す。

 

「ギャアアアアアアアッ!!」

 

痛みで目がチカチカする。視線を向ければ、彼女の手にはアイスピックが握られていた。

 

 

「まあ、そう答えると思っていたわ。……受け入れてくれたら何もしないでいてあげたのに。あなたが悪いのよ?いま頭を縦に振ってさえいたら躾けなんていらないんだから」

 

そう言って彼女は握っているアイスピックで傷口をグリグリと痛めつける。

 

「痛いでしょう?苦しいでしょう?あなたが首を縦に振るまで何週間、何か月、何年も続くのよ?そんなの、いやでしょう?」

 

 

そういいながらアイスピックからは手を放し、今度は片方の手を使って髪を掴んで顔を正面に向けさせ、もう片方の手で勢いよくビンタしだす。

 

パシン、パシンと肉と肉がぶつかり合う音があたりに響く。

 

脚の痛みのせいで飛びそうだった意識が無理矢理連れ戻される。

 

意識が戻ってきたのかを確認したのか、すぐにビンタを止め、今度は両手をオレの首に宛がった。

 

 

「ンオ゛ッ」

 

 

喉の奥から泡があふれてくる。

 

その後また気を失いそうになったオレの気付けを行い、再度首を絞め、また気付けを行うという魔のループが行われた。

 

 

 

彼女の行為はそのまま一日続き、並行されて行われていた性行為によってオレは彼女の子供を身籠った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「ねーねー、パパ~?なんでうちのママっていつも優しいのにたまに悪いことするの~?」

 

この子はベル。今年で14歳になる女の子だ。私とモルの自慢の娘で、モルが大好きなマザコン気味な子でもある。

 

「なんでだろうね、ベル?私もいい加減諦めればいいのにって思うけど」

 

彼女が妊娠してから15年。その間に何度も心を折り続け、今ではほぼモルが彼女の素となっている。

 

だが、往生際の悪いアイツはいまだに健在で週に一回、数時間ほど表れてくる。ゴキブリ以上だ、気持ち悪い。

 

「ホラ、学校に行く時間でしょベル」

 

「アッ、そうだった!行ってきまーす!」

 

ベルは慌てた様子で走っていく。ああいう活発なところはモルによく似ている。

 

 

「さて」

 

ベルが学校に行ったのを見届けた私は荷物を持って家の階段を下っていく。目指すは地下室だ。

 

 

ギギギギ、と重厚な扉を開き明かりをつける。

 

部屋の中央には磔刑台。貼り付けられているのはもちろん彼女だ。

 

 

「で、今朝のはなんだったの?どうせくだらない理由なんだろうけど」

 

「べつに、溺愛してる娘をオレに汚されたら曇るかなって思っただけ」

 

想定以上に想定以下の発言。倫理観の欠如も甚だしい、自己中心的な快楽主義は未だに直っていなかった。

 

大事な娘に手を出そうとしたと聞いたベネは静かに怒りの炎を燃やし、上から持ってきた道具を取り出す。

 

「とりあえず今日のお仕置きはコレからにしましょうか?前使ったとき、本当に苦しそうだったし」

 

そう言いながら注射器をモルの首元に刺すベネ。

 

効果はすぐに表れモルの顔色は真っ青になっていく。

 

 

死なない程度ギリギリの毒薬、額からは脂汗があふれ出て一目で体調不良であるとわかる。

 

 

それを無視してベネは次にナイフを取り出した。

 

「ッング!」

 

刃先を滑らせるようにモルの皮膚に走らせ、赤い線を形作っていく。そこから少しづつ血液が漏れ出ていき、全身をなぞるころには顔色も真っ青から真っ白へと変わっていった。

 

「オラ、起きろよ!」

 

昔はビンタであったが、今ではそんな生易しいものでなく気付けでさえ腹パンとなっている。

 

 

チョロチョロ、と彼女の太ももを伝って漏れ出る尿。彼女の下には小さな水たまりと、その尿を受け止めていたバケツが一つ。

 

バケツの中には彼女の身体から漏れ出た血液も溜まっている。

 

「飲みなさい」

 

それを一切の躊躇なく彼女の口元へと運び、ムリヤリ飲み込ませる。

 

嫌な成長というべきか、今では何の嫌悪感もなくそれらの物体も飲み干せるようになってしまっていた。

 

吐きだしたらさらなるお仕置きが待っているのだから。

 

「いい加減モルに堕ちれば?」

 

ベルを孕んだ日と同じ質問を投げかけるベネ。

 

 

「嫌だね、俺だけ幸福じゃなきゃ嫌なんだよ」

 

 

「あっそ」

 

ベネはそのまま次の道具に手を付ける。

 

自己中心的な考え方はそのまんま。

 

 

いつまでオレが残るかはわからない。明日にでもモルになり切っているかもしれないし、10年後にも残っているかもしれない。

 

 

だが、これだけは言えるだろう。

 

彼女が、曇らせ好きのTS転生者が余計なことをするたびに、因果応報を受け続けるのだ。

 

 

曇らせ好きTS少女の自業自得 完




R-18ラインをすぎないように何度も書き直しました、おそらく許してもらえる範囲であると思っています。直接的な描写はないので。

それでは皆様さようなら。

……すぐに番外をかきそうな気もしますが
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