曇らせ好きTS少女の自業自得   作:すっごい性癖

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https://syosetu.org/novel/328203/


皆様のアンケート結果から、R-18版を書き上げさせて、もらいました


最初はマイルドなお話なので気軽に読んでください

これは人の好みを選ぶと思ったときは、閲覧注意などの注意文をつけるつもりです

あっ、今回閲覧注意です(誰もひどい目に合わないため)

その為、短めです


……閲覧注意って言葉、こんな理由で使ったの初めて


お知らせ兼小話 (閲覧注意)

「ママ~、パパ~。早く早く~!」

 

「そんなに急がないのー!転ぶよー!」

 

目の前の丘を駆け上がっていく愛娘と、それに呼びかける愛しい妻。

 

幸せな瞬間だ。

 

今日は家族3人でピクニック。一番の懸念であるアイツは昨日出てきたばかりだから、今日はずっとモルのままの日だ。

 

「何してるのベネ?」

 

下からのぞき込むように見上げるモル。彼女が小柄なのも、逆に私が長身なのも相まっていつも彼女は見上げる形となっている。ちなみにこの間、ソレ関連で首周りのマッサージをモルに行った。血行が良くなって火照ったモルの姿は大変眼福であったことを今でも覚えている。

 

気を取り直して、ある程度丘を登っていくと……

 

「「うわー!」」

 

モルとベルが同時に感嘆の声を漏らす。

 

「確かにこれは壮観ね」

 

視界一杯に広がる花畑。ここの花畑はシーズンごとに入れ替えられると聞いた。

 

今の季節は夏。

 

夏の花と言えば

 

「コロの花……モルが一番好きだった花だったわよね?」

 

昔、花屋に彼女とお使いに行った日、そんなことを言っていたことを今でも覚えている。

 

「うん、そうなんだぁ。……とはいってもコレは偽物だけど」

 

ここで咲き乱れている花は、厳密に言うとコロの花ではない。

 

野生のコロの花は、汚い環境であればあるほど美しく咲き誇る。

 

そんな性質を持った花だ。

 

 

ならばなぜ、ゴミなどどこにもないような花畑で満開の花を咲かせているのか。それは単純、品種改良だ。

 

人間は美しいものに目ざとく、金になると思ったらすぐに研究をしだす。

 

その一例がコロの花だ。

 

今から5年ほど前、国直属の研究所が、コロの花をいつでも美しく咲かすことができるように交合したのだ。

 

それ以降、ここなど多くの場所で季節を彩る代名詞として活躍しているのだ。

 

「良いじゃない、偽物でも。……本物が美しいとも、偽物が本物に優っていないとも決まってなんかいない。美しいモノは美しい。それでいいのよ」

 

私はモルを愛している。

 

世界の誰よりも愛している。

 

それが例え、アイツの作りだした虚構であったとしても、今こうして隣で笑ってくれている。

 

私と一緒に居てくれている。

 

もしも世界が彼女に牙をむくというのなら、世界を相手取る覚悟だってある。

 

「愛しているよ、モル」

 

溢れた思いが口から出る。

 

それを聞いた彼女は何を急に……と驚いた顔をした後

 

「ワタシも愛しているよ、ベネ」

 

コテン、と彼女の小さな頭を私の腕に

 

ヒュー、と夏の心地いい風が私たちの間を縫っていく。

 

眼下には花畑の近くで遊んでいる、ベルの姿。

 

「そういえば、ベルの15歳の誕生日、もうすぐだったよね?今年は何を上げようかなぁ?何だったら喜んでくれるだろう?」

 

「モルからのプレゼントだったら、なんだって喜ぶんじゃないかしら?あの子、マザコン気味だし。というよりも誕生日まであとまだ半年以上あるわよ?気が早すぎるわ」

 

そっかな、と頭をかいて誤魔化そうとするモル。

 

 

何度だって言おう。私は今、幸せだ。

 

 

【娘の衝撃的なカミングアウトまで後……】




仲睦まじい家族ですね……

オレが中にいないとこんなに幸せな家族と優しいモルが生まれるんですね……
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