出動!夜間警備員   作:もふもふガチ勢

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やばいギリギリ投稿!



第0章 はちゃめちゃネコ達ロボトミー生活
間話 ハロウィンイベント〜驚きに列車を添えて〜


 

シュ〜…ポォーーー

 

「………」ペラッ

 

シュ〜…ポォーーーーー

 

「………」ペラッ

 

シュ〜…ポォーーーーーー

 

「…ねぇ、リーダー。」

 

「…どうかしたの?レイチェル。今この本良いところなんだけど…」

 

「なんか今日、列車の音が何回も聞こえるんだけど、なんとも思わないの?はい、あ〜ん。」

 

「別になんとも…ちょっと回数が多いかなぁって。後レイチェル、別にケーキ自分で食べれるよ。」

 

 『Lobotomy Corporation 』の地下で、今日は珍しくネコチーム数少ない女性メンバーのレイチェルが早く来たので、のんびりとおやつタイムをしていた。

そしてここネコチーム、背が低いからなのかリーダーである私を子供扱いする事が多い気がするのだ。その筆頭であるレイチェルは特にその傾向が強く、美味しいおやつをよく買ってきてくれるのは嬉しいんだけど、頭を撫でてきたり、今のようにケーキを食べさせようとしてくるので恥ずかしくて仕方がない…まぁ食べるけど…。

 

「だけどねリーダー、管理人が『地獄への急行列車』を収容してあまり時間が経たないうちに収容したことを後悔してるのは知ってるじゃない?"まさか時間制限系だったとは"って…管理人が時間制限があるタイプが特に苦手なのは施設周知の事実でしょ。」

 

「きっと管理人が気になる何かあったのではないのでしょうか。紅茶のおかわり入りますかリーダー?」

 

「ありがと〜ルーク!貰ってもいい?」

 

「さっすが"ネコチームの変態執事"その名は伊達じゃないわね。ついでに私もちょーだい。」

 

「変態は失礼ではないですかレイチェル。今日はキャラメルティーです。」

 

 ルークがレイチェルが話している途中に入って来た。

ネコチーム最年長のルークはとても頭が良く、よくオススメの推理小説や紅茶を教えてくれるんだ。とても紳士的なんだけど、あるアブノーマリティ限定でその…変になっちゃうところがあるのが残念だなぁと思う。

 

「でも私が収容確認して実際に対話して来たけど、結構いい人(?)そうだったけよ。」

 

「それ絶対リーダー限定だと思うけど…でも変よね。管理人、アレに対してはめっちゃ神経使ってるのになんで今日に限ってあんなに発車させているのかしら。」

 

「ところでリーダー、先程から一体何を読まれているのですか?」

 

「芥川龍之介作の"羅生門"。結構面白いけど…読む?」

 

「何そのチョイス、私はいいわ。」

 

ルークは面白そうだと言ってくれたのに…何故⁉︎

 その後3人で考えても想像がつかず、頭を悩ませていると

 

 

【本日の業務は以上になります。職員の皆さま、作業をして終了次第、忘れ物が無いようにお気をつけ下さい。】

 

 

【緊急事態発生、アブノーマリティの脱走が確認されました。脱走アブノーマリティネーム『F-01-57、赤ずきんの傭兵』、至急、付近の職員は管理人の指示に従い鎮圧作業を実行して下さい。繰り返します…】

 

 

「あら、もうこんな時間。もう少しのんびりしてたかったけど…」

 

「仕事なら仕方がないですね。食器は私が洗っておくので、リーダーは先に行っていていて下さい。」

 

「いつもごめんねルーク。私が赤ずきんの傭兵の対処するからいつも通りの作業を始めて大丈夫だからね。行って来まーす。」

 

「行ってらっしゃいませ。……しかしクロムはまた遅刻ですか。そろそろ締め上げたほうがいいかもしれませんね。」ブツブツ

 

「うっわ怖(これは純粋なリーダーに見せられないわね)」

 

笑顔で送り出した後、不穏なオーラを出すルークを見て、レイチェルはこの後来るであろうクロムの事を哀れに…あまり思わなかった。

 

 

 

 

 

 出た後ルームの中がどうなっていたのかつゆ知らず、私は走りながらスマホで施設全体の監視カメラと連動し、赤ずきんの傭兵の場所を探し出す。

 

「いたいた。赤ずきんの傭兵、こんばんは!」

 

「…シズクか。ねぇシズク、なんなのよ今日は。何度も何度も汽笛の音が聞こえてうんざりするのだけど!」

 

「う〜ん、私にもよくわからなくって。ごめんね…」

 

「別にあんたが悪いわけじゃ無いんでしょ。謝んなくてもいいわ。」

 

やっぱり赤ずきんの傭兵は優しいなぁ。

もし私に姉がいたならこんな気持ちになるのかな。

 

「ッ⁉︎シズク!」ガバッ

 

「んえっ⁉︎」

 

2人で収容室に向かっている時、ぼんやり考えていたら急に赤ずきんの傭兵が私の腕を掴み引っ張る。

突然の事で変な声を出してしまった…魔弾の射手に見られたら笑われる…

 

シュ〜…ポォーーーーーーーー

 

目の前を列車が通過した。もしあのまま歩いていたら、私たちは確実に列車に轢かれていただろう…

その事実にゾッとしていたら、シズクはあることに気がついてしまった。

 

「危ないわねあの列車!ちょっと突撃してこようかしら…シズク、大丈夫だっt「ハロウィン!」…は?」

 

今目の前を通過した列車、カボチャやコウモリの飾りがつけられ『Happy Halloween!』の文字が書かれた旗が見えたのだった。

 

「そっか今日はハロウィンだったんだ。…赤ずきんの傭兵、お菓子いる?」

 

「…別に要らないわよ。」

 

 

 

 

「とまぁ、前はこんな事があったのよね。あの後シズクから写真送って貰ったの見る?」

 

「そうだったんですか。レイチェル先輩はその時一体何をしていたのですか?写真は是非見させてください!」

 

「良かった。レイチェルとオーウェン、仲良く出来そうだね!ルーニャ、ここの問題間違ってる。」

 

「お手伝いありがとうございます。リーダーと一緒のおかげで彼女の勉強がとても捗りますね。クロムも見習ってください。」

 

「…俺ギブしたいんだけど。」

 私はルークと共にルーニャとクロムに勉強を教えながら、前年より賑やかになったネコチームを眺める。

 

あわよくば来年もまた、このメンバーでハロウィンを過ごしたいものだ。





書けたのぉ!
まさか完成間近でペーストミスって全文消えるなんて誰が思うのよ…
今回また新キャラ登場!
昨日忘れちゃったんで今日は忘れずにメンバー紹介。
今回はネコチーム!

〈ルーク〉
"ネコチームの変態執事"の二つ名を持つ最年長。元々指揮者として活動していたが、病気により引退せざる終えなくなってしまう。絶望の中、シズクと出会い、尊敬するようになる。とあるアブノーマリティ限定で紳士が消える。
「アレがなければ完璧なのになぁ」

〈レイチェル〉
ネコチームの数少ない女性。色々とデカい。特技はリンゴを素手で潰す事。彼女が料理をすると何故か爆発する。今の性格とは全く違ったが、新人時代のシズクと出会い、素を出すようになった。可愛いものが好きで"リーダーは愛でる対象"らしい。
「抱きしめてくれるのは嬉しいけどよく窒息しかけるの…」

〈クロム〉
ネコチームの最年少で遅刻常習犯でよくルークに絞められている。機械に強く、ロボトミーに就職して渡されるスマホに入っているアプリを制作する手伝いをする。過去になんらかのトラブルがあったとか。
「ゲームすると私全敗するくらい強いの!」
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