吾輩はアトラル・カである。アトラル・ネセトになる予定はまだ無い 作:美味しいラムネ
今回は現状の装備紹介、言ってしまえばキャラ紹介回ですが、ただデータを羅列するのも味気ないと思ったのでいつも通りのストーリー仕立てだから初投稿です
「ピギャアアア(不思議と落ち着くのであるな...)」
黄金の輝きが、不思議と心を鎮まらせる。
新大陸の奥深く、地脈の奥深く。地脈の黄金郷で吾輩は休んでいた。
吾輩である。アトラル・カである。現在休養中である。
そもそも、吾輩の黄金のボディは、森林のような場所では酷く目立つ。砂漠以外では保護色にはならないのである。周囲が金ピカなこの場所は、吾輩にとって理想郷ではないのであろうか。
ごろん、と横になって、大地を伝わる溶岩の流れる音を聞く。
あぁ、ここ最近碌な目に遭っていなかったであるからなぁ。落ち着くのである。
そもそも、吾輩がどうやってここに辿り着いたのか。それは1週間程前に遡るのである。
煌黒龍との激闘の後。とりあえず散らばった外装の破片やら素材やらを掻き集めて、ボロボロの今の状態で襲われたらどうしようもないから適当な亀裂から地下に潜ったのである。鉱物資源も欲しかったであるからなぁ。
とにかく奥へ奥へ、狩人達が未到達の領域へ走ったのである。その結果、迷ったのである。どうやったら元いた場所に戻れるのかはわからないレベルで迷ったのである。そうして、入り組んだ洞窟や亀裂を走る中で、偶然マム・タロトの通り道にぶち当たったのである。
黄金郷の主たるマム・タロトは吾輩がここに滞在することを許可してくれているようである。なんなら吾輩の体が金ピカなこともあって元々ここにいたと勘違いされているかもしれないのである。
「ピギャアアア(...さて、ここからどうするであるか)」
バルファルクの外装や、ブラキディオスの炉心、キリンの外皮にシャガルマガラの人形のような替えの効かない素材は、その元来の強度もあってか無事であった。
しかし、他の兵器は殆どが滅茶苦茶。試作品も含めて兵器の殆どは破損か、下手をすれば全損しているものまである。滅竜砲、お前に何があった。砲身が焼け落ちてるんだが。今まで世話になったのであるよ。
あとゴール武器が何本か無くなってるのであるが、え、嘘でしょ?え?
ともかく、このままだと瓦礫砲弾か王の財宝もどきぐらいしか攻撃手段がないのである。修復、強化も含めて完全に装備は作り直しであるな。素材自体は流用したり、ストックがあるからいいのであるが...頼むから、準備が終わるまでここ見つからないので欲しいのである。何より、せめてバルファルクの飛行に耐えられる外装を作らないと始まらないのである。
外装のベースは便利なゲネル・セルタス型を継続して採用。骨組みにコスモライト、アミノタイトで強化したエルトライト合金で強化した古龍の骨を採用。その上に、鬼火を効率的に使うためにマガイマガド素材のボディ。それを上からクシャルダオラの脱皮した皮で補強し、テオ・テスカトルの素材で耐火性、耐爆性を確保。キリンの外皮により耐雷性も確保。足裏にはタマミツネの毛を貼り付け、泡沫の舞を効率的に使えるように改良。
その上から使い捨ての複合瓦礫装甲を纏い、ひとまずメインとなるゲネル・セルタス外装は完成である。壊れるというのは最良の衝撃吸収法であるからな、瓦礫は積極的に使い捨てにしていくのである。
それに、瓦礫の下の外装は多分全身切れ味紫でも弾く強度ではないのであろうか。勝ったな。
その上から、雷吸収のジンオウガ盾は採用。他にも瓦礫やら金属やら、他の兵器製作中に余った端材をつなぎ合わせた盾を複数周囲に浮かせている様はまるで鉄壁の要塞。まぁ基本的に破られているのであるがな!!
さて、搭載する武装はどうするか、という話であるが...ライトニングブレード、ディノバルド大剣、ドボルベルクハンマーは続投。ガジャブーから貰った、落ちていたマムタロトの素材でコーティングしたら威力が向上したのである。氷属性については、クシャルダオラに搭載していたものと旧来のアイスサイクロンを組み合わせた、吸引を伴った竜巻を発生させるスーパーセル擬きを制作したのである。威力?本家の半分にも届かないのである。
他にも、オストガロアの足を加工して発射できるようにした水レーザーを改良し、激毒、麻痺毒をレーザーのように発射、加えて近くに溶岩があれば汲み上げて熱線を放つこともできるように改良したのである。使う時は地面から触腕が生えてくるのである。うねうねである。
試し撃ちで我輩の朝ごはんは犠牲になったのである。吾輩の焼きスネークサーモン定食が!
電磁加速砲やラオハンマーのような規格外の武器は基本的に全て続投。滅竜砲は修理不能でさようならであるが。ただ、撃龍槍は取り回しがネックであったため、改良型のネコ式撃龍槍を複数外装の内部に組み込んだのである。近寄った瞬間カウンターで撃龍槍である。小さいから複数組み込めるのである。
トンテンカン、トンテンカン、槌の鳴る音がする。幸いここは地の底。鉱石も熱源も豊富なのである。ガジャブーが料理と交換に渡してくれた素材も使って武器を作る。吾輩、素のスペックじゃただの蟲でしかないのであるからなぁ。
破損した吾輩の義手も作り直す。やっぱ腕が片方ないと体のバランスを保つのにも一苦労であるよ。
さて、とりあえず最低限の装備は準備できたのである。あとは──新兵器の開発であるな。
「ピギャアアア(アルバトリオンの角に、鱗...これ大丈夫なのであるか?)」
こんなもん持ってるのがバレたら*1間違いなくギルドナイト行きである*2。
しかし、新大陸は魔境であるが、手に入る素材も素晴らしいのである。おかげで、新兵器の開発も無事に上手くいきそうなのである。
『黒翼超弩』。それがこの兵器の銘である。シンプルに、どの兵器よりも巨大なヘビィボウガン型の兵器である。アルバトリオンの角を組み込んだ制御装置、それをジンオウガ亜種やイビルジョーの素材で補強。そこに、天廊で拾った属性弾発射装置に通すことで、広範囲に選んだ属性の爆発を発生させる超兵器である。プチカトンジャッジメントを発射する砲台であるよ。位置によっては吾輩が自爆するのである。龍結晶によるブーストを含むと間違いなく吾輩は自爆することになるが威力も跳ね上がるのである。
試し撃ちで吾輩のお昼ご飯は犠牲になったのである。吾輩のドデカボチャの天ぷらが!
戦闘中に咄嗟に作成した、地対地打ち上げタルミサイルも改良したのである。粉塵は貴重であるため、龍結晶でさらにブーストした粘菌と火薬が詰め込まれているのである。まぁ龍結晶も貴重な消耗品なのでバンバンは使えないのであるが。
実験中に吾輩の夜ご飯は犠牲になったのである。吾輩のドスフォアグラが!!
フォアグラが!!
あとは、設置型対龍気化地雷、ふむとドカンと爆発する兵器も製作中であるが、超弩以上に吾輩を巻き込みそうなので凍結である。
さて、新兵器の開発もひと段落した今日この頃。黄金郷の内部を探索中である。
「ピギャアアア(いい感じにあったかいのであるよ)」
ハンターも危険なモンスターもいない、いい場所である。あ、武器みっけ。マムタロトの歩いた後を追ってるとたまに落ちているのである。強化すれば使えないこともないかな?灼熱した武器、皇金武器であるよ。
そんなことはどうでもいいのである。新大陸を歩いていると手に入るアイテム、その中で一番重要なものは別にあるのである。
「ピギャアアア(おぉ、あったあった...珠であるな)」
風化した珠や封じられた珠。そう、装飾品である。現大陸には護石は落ちているが、装飾品は落ちていないのである。密猟者から剥ぎ取れることはあるにはあるのであるが、滅多にないし碌なのも無いのである。
なんか攻撃力が上がった気がする珠とか、会心ダメージが上がった気がする珠とか、よりどりみどりであるよ。その上、とある事実も判明したのである。『護石系統倍化』に続き、『スキル加点+2』も発動しているようなのである。外装に装飾品を嵌め込んだ時、明らかに効果が想定より高かったのである。しかもワールド式で+2なので、シンプルにレベルが2上がってるのである、多分。
外装に取り付けられる装飾品の数には限りがあったので*3、全部つけて最強、とはいかなかったのではあるが満足である。現大陸に帰る前に集めておかなくては。
新大陸...魔境であったのである。蒼い星に出会わなかった*4ことだけは幸運であるな!
...お、そろそろ青空が見えてきたのであるな。うむ。...古代樹の森、であるな。ここから海に出て飛べば、無事に現大陸に帰還できるのである。あぁ、恋しきかな我が故郷、現大陸!
鬱蒼とした森を歩く。酷い目にしかあっていないけど、新大陸。何やかんや言っていい場所だったのであるなぁ、なんて考えながら湿った土を脚が踏む。
途中で、蔦が絡まって出られなくなったプケプケを助けたら、そのオトモダチらしきテトルーから攻撃珠をもらえたのである。やっぱ人助けはするものであるな!人じゃないけど。
「ピギャアアア(さらば新大陸!!!吾輩は現大陸に帰るのであるよ!!)」
龍気を吸引する音が海岸に響く。次の瞬間、勢いよく噴射された龍気が体を浮かび上がらさせ、女王は飛び立った。
♦︎♦︎♦︎
うむ。
多分ここ現大陸であるな。これで一周して新大陸に戻ってきてたら笑うしかないのであるが、多分現大陸であるな。
この河を辿れば、きっと内陸部に出れると思うのである。...さて、何とかして師匠とかと合流して、今のハンターから見た吾輩の評判とか確かめなきゃなぁ...アルバトリオン戦見られてたら即死であるよ。
「ピギャアアア(あ、ブンブジナ...お前カムラの里周辺以外にもいたのであるなぁ)」
た、大変でゲコ!
カムラの里に繋がる大河で、アトラル・カが発見されて大変ゲコ!しかも、通常よりも知能が高い特殊個体でゲコ。
...原因はギルドが調査中でゲコ。奴は神出鬼没、今後の狩猟中に乱入してくることもあり得るゲコ。充分に注意するゲコ。
感想、評価、誤字報告などありがとうございます!大変感謝しています。
ほぼ全身切れ味紫でも弾くし弾弾くし極限化するし回復するし罠も使うし攻撃にパターンはない上にすぐ逃げる女王様はお好きですか?(逃げる時に稀にゴール武器とか神おまが落ちるものとする)
今回は短くて申し訳ないです。アトラル・カくんちゃんがセイラー装備着るので許してください。あとレ・ダウカッコいいですね
次の番外編で使うかもしれない(エイプリルフールでつかうかも)
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掲示板if②
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擬人化if
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vsアルバトリオン