Sin and Punishment   作:アイダカズキ

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転章 嵐を呼ぶ男

「ええと、それでミスター・ベネット……」

「ライリー、でいい。『ミスター』は必要ない。その呼び方だと、ハイスクール時代に私の脳味噌をペロポネソス戦争で痛めつけた古代史の先生を思い出すんだ」

「では、ライリー……あなたの用事というのは一体何なんですか? そろそろ話してくれてもいいんじゃありませんか? 正直、この荷台にいると寒いし……」

「着いてくればわかる。というより……説明しようがない」

 ハンドルを握り締めてこちらを見ようともしない、実直そうな猟区管理官の顔面は『苦渋』というタイトルの絵画になりそうな代物だった。

 龍一とアレクセイは、またもライリーが運転するあのピックアップの荷台に乗せられていた。吹きっさらしで寒いのはもう慣れっこだったが、今回はあのラブラドール……ロビンという名前だったか、あの犬がいないせいで余計に寒く感じる。

 荷台から眺めるだけでも、トゥエルブ・リバーの街は──ちょっとした狂躁状態だった。

〈ヘルハウンド〉とエンリル製薬の「セキュリティチーム」を恐れて誰もが家に引き篭もっていたのは何だったんだろう、と思うような街路の混雑ぶりだった。中にはあからさまに食い詰めたような人々も混じっている。犯罪者予備軍どころか、犯罪者に容赦なく見ぐるみを剥がれそうな、辛い浮世に痛めつけられた風体の人々ばかりだ。

 そしてその全てが、往来で何事かを喜びあったり、この寒空に酒をかけ合ったり、肩を抱いて国歌を歌うというよりは怒鳴っていたり、あるいは気分を悪くして道端に吐いていた。誰が以前からの住民で、誰が食い詰めた流れ者なのか、もはや判然としない。

 今だ非公式とはいえ「核」が目と鼻の先に落ちたのなら、誰も彼も泡を食って逃げ出しそうなものだが、そう思っていたのは龍一だけだったらしい。大した賑わいだ。

「『説明がない』で済ませられないでしょう、猟区管理官」穏やかだが冷ややかなアレクセイの声。「僕の知る限り、法執行官は明確な理由もなしに誰かを連行してはいけないはずなんですがね。僕も彼も、禁猟区でムースを射殺したり、ニジマスの泳ぐ川に汚染水を垂れ流してはいませんよ」

「法執行官の原則の話をすると、私は今すぐにでも君たちを逮捕しなければならなくなる」

 反射的に龍一はアレクセイに向け、小さく首を振ってみせた。ライリーの首がころりと落ちるのを見たくなかったからである。案の定、アレクセイは身じろぎ一つしなかったが〈糸〉を密かに収納したのだけは確かだった。

 彼は〈最後のヒュプノス〉であり、もう殺し屋ではないが、龍一や自分に危害が迫った時に殺人を躊躇するほど慈悲深くはない。

「でも、俺たちのパスポートには何の問題もなかったんでしょう?」

()()()()()()()()()()()()()()。〈ヘルハウンド〉をあしらった君たちの身のこなしは只者じゃなかった。車両事故でレンタカーを粉々にしてしまった不運な学生にしてはね。大抵の人間はバイカーギャングに詰め寄られたら、恐ろしさのあまり声一つ出せないものなんだよ」

 頬に感じるアレクセイの視線が実に痛かった。

「私はFBIに友人がいてね。以前にこの地方で起きた事件で協力し合って以来の付き合いなんだが、ふと思いついて彼に君たちの情報を送ってみたんだ。数分とかからずに解答が来たよ。何というか……内容を読んで、彼の正気よりも先に、読む私自身の正気を疑ったくらいだ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 王手(チェックメイト)、と脳裏で見知らぬ誰かが呟いた。もちろん王手をかけられたのは龍一の方だ。

 ロンドンを吹き飛ばしかけたのは〈将軍〉と〈鬼婆〉ですよ、と正確な事実を指摘したところで始まらない。客観的な事実はまさにライリーが口にした通りなのだ。訪れた先で都市が半分ほど消滅する男など、法執行官からすれば悪夢でしかないだろう。

「安心したまえ。逮捕はしない。()()()」ライリーはちらりと荷台のこちらに初めて視線を向けた。平静を装ってはいたが、首筋の緊張までは隠しきれていない。「先ほどの話の続きだ。FBIの知人から君たちの情報を受け取った後……私がどれほど動揺していたかはもう繰り返さないがね……気を取り直し、ともあれ彼と前後策を相談しようとした。ワイオミング狩猟漁業局(ゲームアンドフィッシュデパートメント)の手には余る案件だからね。ところが彼に電話をかける寸前で、州知事から直接『待った』が来たんだ」

 ライリーにとっては上の上のそのまたずっと上のボスからの直電である。まさか無視もできまい。

「州知事って……あの州知事ですか?」

「その州知事だよ。私の上の上のそのまたずっと上のボスからの直電だ。タイニー・ルーロン」

 アレクセイと顔を見合わせてしまう。ワイオミング州知事が俺たちに何の用だって?

 何にせよ、万策は尽きた感がある。これはもうその州知事の話とやらを聞くしかない。

「君たちは犯罪者なのだろうが、それにしても不思議な犯罪者だな。君たちの経歴なら、私は車ごと消し炭になってもおかしくないはずなんだが。ちょうどこの辺りは自然が豊かで、死体を隠す場所には困らないしね。なぜ、そうしなかった?」

「さあね。俺にもわかりません。『痩せこけた良心の欠片』という奴のせいかも知れない」

「僕の場合はもう少しシンプルです。暗殺者はもう辞めたんですよ」

 ライリーは苦笑した。「……いや、すまない。できれば君が残る一生、二度と暗殺業になど舞い戻らないよう祈っているよ」

「俺からも一つだけ聞かせてください。できたかどうかはともかく、どうしてあの時その場で逮捕しなかったんです?」

「そう難しくもない理由だ。たとえ君たちが都市一つを消滅させかねない怪物と、世界各国の要人をダース単位で葬ってきた暗殺者だったとしても、あの時の君たちは道に迷って腹を空かせた子供たちだったよ」

 これはもう駄目だ、龍一の全身から強張りが抜けた。降りかかる火の粉を払うことには何の痛痒もない。当然、逮捕など真っ平だ──だが、この実直な猟区管理官の喉を掻っ切り車から飛び降りて逃げる発想だけはなかった。そもそも俺にできるのか? 誰かの夫であり父である男を?

 傍らのアレクセイを見る。彼は肩をすくめただけだったが、口の端の苦笑いは隠せていなかった。

 そこで、周囲の情景が明らかに変わってきているのに龍一は気づいた。道路は綺麗に舗装されており、ひび割れどころかゴミ一つ落ちていない。立ち並ぶ建物も小綺麗なレストランやブティック、ラグジュエリーショップばかりだ。

「もしかして……街の中央区に向かっているんですか?」

「正直、私もこちらには数えるほどしか来たことがない。エンリル製薬の支社ビルが完成してからは特にね」

 この辺の人たちはどうやって買い物をしているんだろう、と龍一はいぶかった。上空を見てその疑問はすぐに解決した──無数の小型配達用ドローンが音もなく飛び交っている。龍一たちが通ってきたトゥエルブ・リバーの、悲嘆と諦念が絶妙にブレンドされた街並みとは別世界だと思った。SF映画の超近代都市と、ギャング映画のスラム街くらいに世界が違う。

 ブレーキを軋らせてピックアップは停まった。到着したのは、これまたトゥエルブ・リバーに来て以来初めて目にするお洒落なカフェの駐車場だ。停めてある車もスタイリッシュな電動カーばかりで、埃まみれのピックアップが余計に浮いて見える。

「ここでいいんですか?」

「ここでいいんだ」

 ライリーは自分の汗と埃まみれのシャツをつまんで一瞬躊躇ったが、すぐに気を取り直してドアを押し開けた。軽やかなチャイムが鳴る。

 全面ガラスを大胆に使い陽光をふんだんに取り入れた内装が龍一たちを迎え入れた。控えめな声で談笑している客たちにも不自然さはない──だが龍一は、不自然さがないのはかえっておかしいと思った。空気に妙な緊張感が漂っていたのだ。

「猟区管理官のライリー・ベネットだ。例の2人を連れてきた」

 ライリーがそう声を張り上げると、店内の会話が急に止んだ。談笑していた客たちが男も女も、会話をやめて一斉にこちらを見る。やはり、と龍一は思った。全員、素人ではない。

 一際体格の良いリーダーらしき男がライリーの顔に向けて手早くスマートフォンを操作し、軽く頷いた。身元照合をしたらしい。黙ったまま、分厚い顎で店内の奥まった一席を示す。

「やあライリー、また君に会えて本当に嬉しいよ。奥さんと娘さんは元気かね?」

 示された席、店内なのにカウボーイハットをかぶったまま大口を開けてクラブサンドに齧りついていた大男が、こちらを見るなり真っ先に声をかけてきた──いや、吠えたに近い大声で呼ばわった。見れば見るほど()()()()だった。

 単に太っているのではない。背丈はともかく、縦にも横にも大きいのだ。龍一もかなり筋肉質な方だとは思っているが、目の前の()()を見たらお手上げでしかない。ロンドンで出くわした〈将軍〉エイブラム・アッシュフォードを彷彿とさせる巨躯だ。

 とにかく一挙手一投足が大仰で、無視をするにも一苦労という有り様なのである。本人が政治家を目指したのは自らの意思なのか、それとも他になりようがなかったのか、微妙なところだ。

 もう一つ、紹介される前に察せたことがある。彼が例のお騒がせ州知事──タイニー・ルーロンか。

「元気ですよ。おかげさまで」握手を交わしたライリーがちょっと顔をしかめたのを見ると、相当痛かったらしい。

 ルーロンは気さくに──気さくすぎるくらいの笑顔を龍一にも向け、手を差し出してきた。「よく来てくれた、タイニー・ルーロンだ。君たちがロンドンを吹っ飛ばしかけた2人……相良龍一と、〈最後のヒュプノス〉アレクセイだね?」

 ここまで正面切って言われるとは思わなかった。

「お会いできて光栄です、州知事。主観的にはともかく、客観的にはそうですとしか返しようがありませんね」

 大きく分厚い掌を握り返しながら、龍一は静かに言った。ここまで面が割れていては言い逃れなどしようがないし、相手が誰様だろうと言っておかねばならないことはある。

「正直で結構」大男は破顔し、さらに手をアレクセイにも向けた。「そちらが元殺し屋の彼だね?」

 アレクセイもいちいち取り合わないことにしたらしい。「先に言っておきますが、()()は受け付けておりませんのでそのつもりで」

 ルーロンは窓ガラスを震わせそうな大笑いをした。「もちろんだとも! 環境保護活動家、ロビイスト、立法府の議員、それに実業界の利権屋ども……いかに気に食わん奴がごろごろしていたとしても、その始末なんか君に頼まないさ。第一、暗殺で何かが変わるなんて素人の発想じゃないかね。さ、座りたまえ」

 椅子が軋む勢いで彼は腰を下ろし、ライリーがその隣に居心地悪そうに腰を下ろす。こうなったら龍一たちも話を聞くしかない。

「ここへ来るまでにミスター・ベネットから大体の話は聞きました。何やら俺たちに話があるとか」

「話、だけではないな。頼み事だ」

 いいかね、と言うように州知事がライリーに視線を送り、彼らは軽く頷き合う。

「ライリーがFBIに友人がいるように、私にもワシントンの友人がいる」ルーロンはコーヒーで口の中のクラブサンドを流し込み、話し始めた。「その友人の紹介で、私は先日、ある女性と出会っていた。まもなくワイオミング州どころか、全米を巻き込む大事件が起こる。そしてその鍵を握るのは、時期を同じくして州を訪れる2人の若き異邦人だ、とね。つまり君たちだな」

「その、俺たちのことをあなたに説明した女性とは──誰です?」

「君の方がよく知っているのではないかね? 君と同じ日本人の、赤毛が似合うキュートな女性だよ。いやあ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「……やられた」

 顔面から血が引く、とはまさにこのことだった。

 してやられた、という思いしかなかった。米本土を走り回って彼女を追いかけていたと思ったら、当の彼女にまんまと嵌められたわけだ。やられた。完全にしてやられた……!

「何しろ私でさえアクセスできるくらいだ。君たちの存在は──〈竜〉とかいう超自然的存在は、もう米政府内では公然の秘密と言っていいくらいだろう」

 龍一たちの身バレがボディブローなら、今度はアッパーカットだった。

 それが本当なら──疑う理由もないのだが──これ以上の凶報はない。いかに強大ではあっても所詮は犯罪結社に過ぎない〈王国〉どころか、本物の国家が総力を上げて龍一を確保しようと動き始めたのだ。〈島々〉の支援など気休めにもならない。アメリカ合衆国はそのマンパワーを活かして、ゆっくりと着実に龍一を追い詰めていくだろう。

()()()()」ルーロンはにっこり笑って両掌を見せた。

「君たちは当然捕まりたくない。ワシントンDCは『核』の炸裂を望んでいない。そして私だって、自分の管轄州が月まで吹っ飛ぶのを座視したくはない──どうだろう。ここで私は平和の使者となれるのではないかね? 早い話、()()()()()()()()()()()ということだ」

「願ってもない話ではあります。しかし、具体的には?」

「君たちにも和平の使者になってもらいたい。つまり私と、例の〈ヴァルキリー〉との会見をセッティングしてもらいたいんだ。こちらのライリーからは、君たちとあのおっかない娘たちとの間で会話が成立していたとも聞くしね」

「お言葉ですが、ルーロン……彼らは、その……」

 ルーロンの手前「犯罪者ではないか」とはっきりとは言えないようだったが、ライリーの困惑した顔は明らかにそう言いたげだった。そりゃそうだ、と龍一でさえ思う。自分のボスのボスのはるか上のボスが犯罪者と取引を始めたら、どんな緩い法執行官でも渋い顔をするだろう。

 州知事は分厚い掌を広げてみせた。「まあ聞け、ライリー。君の立場上、看過はできないのはわかるよ。だがこうした突飛なケースはこれが初めてでもないだろう。君の超法規的活動……いや、活躍と言った方がいいかな」

 ライリーが今まで見せたこともないような厳しい表情になった。「私の友人の件で私を脅迫するおつもりなら、無意味です」

「そう気色ばまないでくれ! 私は君を脅すつもりもなければ、君と差し違えるつもりもないんだ。君が今までどれだけの難事件を解決してきたのか、それでどれだけ私が君に救われたのか、今さら繰り返すまでもない。そうだろう?」

 さも弱り果てたように、ルーロンは広い額を掌で擦った。

「だが相手はアメリカ版〈ヴィヴィアン・ガールズ〉だ。真偽定かではないにせよ『核』を保有し、しかもこの世の虐げる者全てへの底なしの憎悪と、メガトン級の理想まで抱えている。軍が特殊部隊なりあの薄気味悪い人造兵士の軍団なりを投入すれば解決はするだろうが……果たしてそれを『解決』と呼んでよいものなのかね? ろくな火器すら持たないティーンの娘さんたちが銃弾でモツとミンチの山になるのを、全米中にブロードキャストしろと?」

 ワイオミング州が月まで吹っ飛ぶのも、〈ヴァルキリー〉の虐殺も見たくない、という彼の言葉は真実だろう。龍一はそう踏んだ。人気取りの意図が見え透いているのも確かだが──〈ヴァルキリー〉、ワイオミングに落ちた「核」、それらの元へ集まってくる不満を溜め込んだ無数の食い詰め者たち、そして〈竜〉。どれ一つ取っても施政者には頭の痛い問題を、まとめて全部解決してしまえばルーロンの名声は揺るぎないものになるだろう。しかし、本当にそれができるのか?

「当面の間、ワシントンDCはこの件を私に一任している。まず、君たちには民間から公募されたスタッフという体で私の警護チームに加わってもらう。少なくとも突入部隊(グークスクワッド)が君たちのコテージのドアを蹴破るまで猶予は設けたし、最悪でも君たちが、その……ケツをまくって逃げる時間は稼げる」

 確かなのは──提案を拒否することもできる。このカフェが全壊する勢いで戦えば突破も可能だろう。ただその後がとてつもなく面倒になるだけで。

 自分にはライリーは殺せない。そしてこの州知事も殺せない。となれば、この街に滞在するどころか、取るものも取らず逃げるしかなくなる。そもそも、当てもなく逃げ続けるのが嫌で母親探しを始めたのではなかったか?

「……わかりました。ボディガードなんて真似事ですらしたこともありませんが、力の限りやってみましょう」

 実は要人警護なら〈のらくらの国〉健在時──自衛軍のブラックオペレーション部隊と散々やりあったあの一件だ──キム・テシクにみっちりしごかれたのだが、正直に言う必要もないだろう。

「ありがとう! そう言ってくれると思っていたよ!」心底感激したようにルーロンは龍一の手を再度握り締め、それだけでなく反対の手で肩までばしばしと叩いてきた。やはり痛かった。

「ただし、約束は守っていただきますよ。契約解除と同時に牢屋へ放り込まれるなんてごめんですからね」

「私が好き好んで、その気になれば街を一つ吹っ飛ばせる男と、世界最高の暗殺者だった男を敵に回すものかね。もっとはっきり言ってくれていいのだよ? 謀れば殺す、とね」

「街は吹っ飛ばしません、誰も殺しません。ただ約束を違えたあなただけを、確実に後悔させます。()()()()()()()

 一瞬、ルーロンの灰色の瞳がこちらの目を覗き込んだ。動揺はしているが、少なくとも怯えてはいない目だった。龍一は初めて、この男を少し見直した。

「……わかっている。私も州知事であり、何より()()()()の男だ。男同士の約束は守ろう」

 愛嬌たっぷりにルーロンはウィンクまでしてみせたが、内心でどれだけ真に受けていいんですかね、という気分だった。何しろ彼は政治家なのだ。後でアレクセイと話を詰めておく必要があるだろう。

「そう、まだこいつはオフレコにしてほしいんだが、私は現地入りしたんじゃない。これから、するんだ。まずはトゥエルブ・リバーの住民たちを味方につけなければ、〈ヴァルキリー〉との交渉など最初っから成り立たない。諸君、覚悟はいいな?」

 大兵肥満の州知事の目は決意に燃えていた──誰にも押し留めることができそうにないほど。もしかしたら彼を止められるのは、それこそ〈竜〉でもなければ無理なのかも知れない。

 しかし思わぬ展開になったな。

 突飛な状況にはもう慣れたと思っていたが、とんだ思い上がりでしかなかった。母親を追って米大陸を縦断していたら、立ち寄った先の街の近くに「核」が落下し、しかも州知事がぜひとも自分のボディガードになってくれと直接スカウトを持ちかけてきた。しかもそれを斡旋したのは、追いかけていた当の母親ときたものだ。これは一体何なんだ? 風邪を引いた時に見る悪夢か何かか?

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