ブルーアーカイブ・白銀の記録   作:Wandarel

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前回のあらすじ
ざっくり言えばとんでもないとこのガキに出くわした。
以上


第1話「タイムセールのスーパーとキヴォトスは戦場です」

ワードだけでわかるほど間違いなく大物だ。

この辺の地理は詳しくない、しかしどことなくうなずける。

服装を見る限り……。

ダレル「中国かここは。」

どうやら日本というよりは中国に近い所のようだ。

しかし、目の前のガキ(?)は首を傾げる。

キサキ「中国……よく分からん場所から来たのか。」

ダレル「あいにく俺がいた所はここより楽しそうなテーマパークだったんでね。」

キサキ「ふむ、流浪の人間も珍しくは無い。その様子では住処も金もないだろう。」

ちきしょうこのガキ見事に俺の状況を見抜いてきやがる。

日本で言ってたロリババアって類の奴か?

思考をめぐらせていると後頭部にヒヤリとした感覚が来た。

???「貴様、門主様に何をしている?」

声の主的に護衛にいた奴だろう。

俺はおとなしく手を挙げそっちの方にむく。

ダレル「おいおい随分と物騒だな。」

女は映画で見た典型的な中国マフィアのような見た目をしており、二丁拳銃だった。

キサキ「問題ない。銃を降ろせ。」

ミナ「………。」

ミナと呼ばれた護衛は銃を突きつけたまま固まっていた。

ダレル「………安全装置(セーフティ)が掛かってるぞお前。」

ミナは少し驚いた顔をしセーフティを覗き込む。

無論、その隙を逃さない。

素早く銃の片方を奪い取り、逆に銃口をミナの方に向ける。

ミナ「………ふむ、まずいな。」

相手は冷静だ。この状況下でも俺をぶち抜くという信念がある。

ダレル「冗談冗談、これから世話になる人達にんなことしねぇっての。」

俺はヘラヘラしながら銃をミナに返す。

ミナ「……ふっ、面白いな。名前は?」

ダレル「ダレル。それ以上でもそれ以下でもない。」

俺はミナに銃を返し、キサキの方に振り返り手を差し出す。

ダレル「改めてこれからよろしくな、キサキ。」

キサキ「よろしく頼む、ダレル。」

ミナの警戒心が大きく上がったように見えるが、キサキのアイコンタクトを理解して警戒を下げる。

ミナ「門主様が認めた人間か……いいだろう、よろしく頼むぞ相棒。」

ダレル「相棒って……まるで映画みたいなこといいやがって。そもそも相棒を作る予定ねぇから。」

ミナ「…………。」

表情だけでわかる。ものすごいしょんぼりしてるよこの子。

ダレル「わーったわーった、相棒になってやるからそんなしょんぼりするなって。」

するとミナはあからさまに表情が子供のように無邪気になった。

ミナ「そうか、よろしく頼む相棒。」

その様子を見ていたキサキがちょうどよいと言った。

キサキ「お前達には組んでもらおうと思っておった。まさに好都合よ。」

ダレル「え?何?仕組まれてたこれ?」

ミナ「さすがは門主様です。」

ダレル「何を感嘆としてんだオメェはよ。どう考えてもおかしいだろ、初対面だぞ俺ら。」

とはいえ、やれることはもう限られている。

……と思っていた時期がありました。

目の前のモニターに爆発と銃撃戦が起きている映像が流れた。

ダレル「……え?」

それはかつて戦場で見てきたものだったはずだ。

ダレル「ちょ……え?」

動揺しているとキサキが気づきこう言った。

キサキ「何を狼狽えている?キヴォトスでは日常茶飯事な事よ。」

ダレル「いやめちゃくちゃ冷静だなおい!!」

状況が全く理解できない。

ダレル(え?何?ここ普通に銃とかその辺ぶっぱなしてんの?ていうか頭直撃してたよねなんで生きてんの!?)

「ホント、どーなってんのここ。」

俺に言えることはもうそれだけだった…。




ダレル「ん?なんだこれ。」
ミナ「食べてみるか?」
ダレル「うぅんまぁぁぁー!!!」
ミナ「フッ、相当気に入ったようだな。」
次回
ブルーアーカイブ・白銀の記録
第二話「ブラックサンダーは最強の駄菓子だと思う。」
ダレル「た、足りねぇ………。」
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