ダレルは相棒(銃じゃない方)を手に入れた。
以上
モニターに映る光景は正直空いた口が塞がらなかった。
ダレル(冗談だと思いてぇな……)
状況から察するに本当に日常茶飯事なんだろう。
誰一人として特に慌ててる様子などなかったからだ。
ダレル「銃撃戦のドンパチなんざもう見ることは無いと思ってたんだがなぁ…」
キサキ「なんじゃ?まるでどこかで戦ってたかのような言い草をするのう。」
ダレル「ん?まぁな。」
あっちの事を話す理由は無い。
適当にあしらっておくことにした。
そのまま歩いていると、同じ服、同じサングラスをつけているSPのような連中3人に銃を突きつけられた取り囲まれた。
ダレル「あー、なんだ?ここだとこれ恒例行事なわけ?」
ミナ「全員、銃を下ろせ。この男は門主様の御友人だ。」
ミナのその一言でSP達が銃を下ろす。
キサキ「騒がしくてすまんのうダレル。」
ダレル「いんや、気にするこたぁねーよ。」
そんなやり取りがあったものの、俺はミナ、キサキと並んで歩く。
だが、ふと気づいたことがある。
ダレル(……妙だな。)
どことなく、街並みなどに見覚えがあるのだ。
ここに来る前での土地とは違うはずだ。
だが何故か……知っている気がした。
ミナ「……い、ダレル。」
考え事をしてるとふとミナが俺に声をかけていた。
ダレル「ん?どうしたよ」
ミナ「さっきからぼーっとしてるが、体調でも優れないのか?もしそうなら早めに言ってくれ。」
そんな事を言われるとは思わなかった俺は少し照れてしまった。
ダレル「なんだよ心配してくれんのかよ。」
ミナ「いや、門主様に何かあると困るから隔離するが?」
ダレル「少しでも期待した俺が馬鹿だった。」
ホントに期待しなきゃ良かったと後悔してる間に山海経にあるキサキ達の本拠地に着いた。
ダレル「ほぇー。ここが玄龍門か。」
事前に話は聞いていたが、デカイ。思ってたよりデカイ。
ダレル「デカイな。」
移動中に全体図を見たが、ここはキヴォトスというものらしい。
学校を軸とし、自地区として集合してると言うべきか。
玄龍門は山海経内での部活動という名でまとめられている組織のひとつとなる。
ダレル「ん?なんだこれ?」
ふと目先の売店に気になるものを見つけた。
ミナ「それか?それはキヴォトスサンダーだ。別名ブラックサンダー、チョコ菓子というものらしい。」
ダレル「ほう?」
ミナがすっとキヴォトスサンダーを買ってきて手渡してくる。
ミナ「食べるか?」
ダレル「おっ、サンキュ。」
早速開封し、食べる。瞬間、ダレルの舌に甘味が走る。
ダレル「うんまぁぁぁっ!!」
ミナ「ふっ、その様子だとかなり気に入ったようだな。」
ダレル「おうよ、こりゃ傑作だ。くそっ、足りねぇ!」
その様子を何故かミナは微笑ましく見ていた。
そして玄龍門の門をくぐるとSP風の生徒たちがキサキに元に集まる。
キサキ「すまぬ、苦労をかけるな。」
ダレル「相変わらず人気もんだなアンタ。」
ミナ「当然だ、そもそも相棒であるアンタも門主様に敬意を示すべきだ。」
ダレル「あれ君そんなキャラだっけ?」
キサキ「……ふっ、」
ダレル「んじゃキサキ、俺を匿うのはいいんだがちゃんと住処くれるとありがたいんだが。」
キサキ「おぉ、それなら既に決めておる。」
そして案内されたのは……。
キサキ「ミナと相部屋じゃ。頼むぞ。」
ダレル「………は?」
ミナ「え?」
キサキ「どうした?何か変なことでも言うたかえ?」
ダレル「待て待て待て待て待て!!いくらなんでも信頼しすぎだろ何考えてんだ!?」
ミナ「そうですよ門主様、私はこの男をまだ認めたわけでは!」
キサキ「そうかえ?なら妾の部屋でもいいが。」
ダレル「待て待て待て待て、それもおかしいだろ!?」
ミナ「そ、そうですよいくらなんでもそれは……!」
キサキ「ならば相部屋しかあるまい。」
ダレル・ミナ「「えぇ……。」」
こうして、奇妙な相部屋生活が始まってしまった……。
お久しぶりですワンダレルでございます。
ではまず謝罪から。
はい、すみません。2年半くらい別の小説書いたりとかして放置してましたマジですみませんでした。
特に真面目に相棒には焼き土下座案件です。ホントにすみませんでした。
ある程度落ち着いてきたのでキヴォトスのストーリーをちらほら進めていこうと思います。
謝罪はここまでとして、ここからは私からのこの作品の事を少々お話いたします。
実はこのお話はまだブルアカの「プロローグ」に入っておりません。そして、ダレル先生はブルアカプロローグから約1年前にキヴォトスに来た事になっております。
そしてもう少しだけプロローグ前のお話がありますので何卒ご理解の程をよろしくお願いいたします。
それでは、次回のブルーアーカイブ・白銀の記録
第3話「知らない事を知ろうとすると後悔する」
乞うご期待!