「Twitterのトレンドに「集団幻覚」やら「アーマードコア」がある…まぁいつも通りの幻覚なんだろうな。10年経った今じゃ、もう続編出ないだろうし。はぁ…何かの間違いで新作本当に出てくれたら良いのになー…」
↓暫く後
「??????????????????????????」(YouTubeでゲームプレイトレーラーを目撃して、本当に新作が出ると理解した瞬間に思考回路が瞬時にキャパオーバー)
↓販売当日
店員さん「此方が予約注文していたソフトです」
自分「あ、ありがとうございます…」(ソフトを手に取った瞬間震え始める両手、店を出た瞬間に溢れ出す涙)
今回の話は「お好み焼き食べたい」という思考10割を元に出力されたイメージを執筆。飯テロを食らえ!!
突然だが、ミシガンは「お好み焼き」と呼ばれる料理が好きだ。
ひょんな事で巡り合わせ、好奇心のままに食べてみた一品だったが、それ以降は大きい仕事が片付いた時のご馳走として食している。
つまり木星戦争がひと段落つき、老人方が頭を使って交渉に入った今が、その時である。
…
ミシガンが赴いたのは、日本列島にあるアリサワグループの傘下として活動している飲食チェーン店の一つ。
お好み焼き専門店であるその店は、場所こそ違えどミシガンにとっては気に入っている店。特にアリサワ本社が置かれている日本列島である事もポイントの一つだ。
日本列島の場合は、美食を追求するアリサワ本社が直営している農耕地帯がいくつかあり、其処で生産された天然食糧は加工業者のみならず、日本列島にある飲食店や小売業者にも直送で送られてくる。
これによって日本列島の中ならば「取れたてで新鮮な天然食糧」が常に提供されている。当然、ミシガンが訪れたお好み焼き専門店もその類いだ。
まぁそんな話は傍に置くとして。
時間帯は昼飯を食べるにはやや早い時間。つまり店が満員とはなっていないタイミングで入店する事が出来たミシガンは、かなりガタイの良いミシガンを見て一瞬驚いた店員の案内の元、空いていた座布団の席に座る。
胡座をかく形で席に座り、一応気になる品物があるかどうかを見る為にメニューを一通り吟味。特にこれと言って琴線に触れる物が無いと確認し、呼び出しボタンを押して店員を呼び出す。
「お待たせしました、ご注文は?」
「豚玉と大盛りのライスを2つずつ頼む。それと…そうだな、ドリンクバーを」
「かしこまりました。コップはドリンクバーの下の棚からお取り下さい」
本音を言うならばビールを注文したい所だが、情勢次第では再び戦場に駆られる可能性もなくは無い。その為今回は我慢して、代替のドリンクバー。
一度席を立ち上がり、ドリンクバーへ。棚から新品のコップを一つ手に取り、ドリンクバー横のアイスビン*1から、氷を5つカップに放り込む。投入された氷がカラカラと音を鳴らしながら、コップの側面や底を叩いた。
横のドリンクバーにコップを置き、ボタンを押す。選ばれた炭酸飲料が置かれたコップに注がれ、炭酸の泡が勢い良く発生する。もう少しで炭酸の泡がコップから溢れ出す、というタイミングでボタンから一度手を離し、落ち着いた所でもう一度。9割2分辺りまで入った所でコップを手に取り、席に戻る。
炭酸飲料を軽く一口。ミシガンの感覚ではやはりビールには負けるが、時にはこの甘味と炭酸の感触を味わうのも、また一興。
品物が来る前に、早速下準備。
この店ではテーブルの中心部に鉄板があり、お好み焼きはその場で店員が調理するか、それとも客自身が調理するかの2択。
席の端に置かれた調味料置きから油を手に取り、サッと鉄板に適量を。そしてヘラを両手に持つと、鉄板に広げていく。折角なら油の量を豪快に行きたい所だが、流石に店側に迷惑を掛かるのは失礼なので自重する。
その間に、隣のテーブルに1人の男が店員の案内で座った。今は気にせずお好み焼きを堪能する為、その思考を端へと置いた。
「お待たせしました、豚玉2つと大盛りライス2つになります。宜しければ、
「いや、結構だ。ありがとう」
鉄板に油を広げ終わったタイミングで、丁度良く先とは別の店員がミシガンの机の上に注文した品を置いていく。
取っ手の付いた器*2に入っているのは、豚バラ肉、卵、キャベツ、ネギ、揚げ玉、薄力粉、水。所謂「豚玉」と言われるお好み焼きの具材。
そして茶碗から上へ飛び出す勢いで盛られた大盛りのライスが2つ。
鉄板の火力が丁度良いか確認すると、早速2つの器から豚バラ肉だけを取り出して鉄板で焼き、その間に豚玉の具材をよーくかき混ぜる。この時、空気が入るように混ぜるのがポイントだ。焼く時に膨らみが違う。
豚バラ肉をひっくり返し、もう片面も焼く。そして仕上げにもう一度ザクザクとかき混ぜて、豚玉2つ分の具材を一気に豚バラ肉の上に投入!
一つの巨大お好み焼きとなったら、目安としておよそ5分待つ。
勿論それとは別にベストなタイミングという物がある。なので4分ちょっとを過ぎたあたりから、端をヘラで持ち上げて焼き加減を見る。
「…」
何度か確認した所で、良い焼き加減となったと判断。
此処からがお好み焼きを作るに当たって1番大事な場面、最初のひっくり返し。片面が生のままでひっくり返すこの場面、成功すれば綺麗なお好み焼きとなり、失敗すれば無惨なお好み焼きになる二者択一だ。
改めて両手にヘラを持つと、両端からヘラをゆっくり差し込んで、崩れないように持ち上げる態勢を整える。
「………!!」
そして次の瞬間に一気に持ち上げつつ、空中でヘラを中心に具材を引っくり返すッ!!
ヘラの勢いと重力によって落下しながら完璧にひっくり返った具材は鉄板に叩きつけられ、残っていた片面の焼きが始まる。
ひっくり返した後、ヘラでお好み焼きを圧迫する者もいると聞いた事があるが、そんな行為はお好み焼きに対する暴挙に等しい。お好み焼きの膨らみを自ら台無しにするなど、お好み焼きの旨さを数割損してしまっているような物だ*3。
ひっくり返しに成功し、再び炭酸飲料を一口。約5分待ち、再びひっくり返す。今度は両面が焼けている状態の為、慢心しなければ失敗しない。逆に失敗した日は割とショックを受ける。
2度目のひっくり返しを終えれば、後は3分待つだけ。とはいえこの間は何もしない訳ではない。
お好み焼きソース、マヨネーズの順でお好み焼きの上にかけていく。この時重要なのは、ソースは鉄板に
かけ終えたら、ヘラを使ってお好み焼きソースとマヨネーズをよく混ぜる。すると必然的に鉄板の上にソースとマヨネーズが溢れていくが、その匂いがまた食欲を刺激させる。
混ぜ終えたソースの上に、青のりと鰹節をパラパラと。熱気によって、お好み焼きの上に乗った鰹節がよく踊る。
3分を少し経った所で鉄板の火力を保温程度に調整し、ヘラでお好み焼きを切り分け始める。
ザクリ、ザクリ。
賽の目状に刻み込むヘラに伝わる硬くも軽い感触が、益々味への期待を掻き立てる。
そして大きめの一口大に切り分けたそれを、もはや現地の住人と遜色無い程にまで磨き上げた箸の技量で摘まむ。崩れないよう、尚且つ滑らないよう。
その断面を覗き込めば、生地の中にハッキリと見えるキャベツやネギ。
3度程息を吹き掛け、それでも尚まだ熱々と言えるそれを口に入れた。
瞬間、まず歯に当たる生地の表面が小気味良い感触と共に砕ける。そして溢れてくる豚バラ肉の油の甘味とネギの甘味に、荒くカットされたキャベツのしゃきしゃきとした歯応えが口の中を賑やかす。
その中に少し辛めのソースとまろやかなマヨネーズの甘味が合わさり、青海苔と鰹節の香りが生地の香ばしさと共に鼻に抜けた。
何度食べても、唸らずには居られない旨さ。その味が残る口に、今度はライスを掻き込む。粒のしっかりと立ったジャポニカ米の優しい味が、後味を抱き込んで胃に落ちて行った。
熱くなった胃に、良く冷えた炭酸飲料を流し込む。熱を持ちすぎた口と胃を冷まし、ついでに口の中をしゃっきりとリセット出来るこれには、酒類のそれとは別の趣があった。
その後もミシガンは、ゆっくりとお好み焼きとライスを堪能する。
最中に、お好み焼きをひっくり返す事に失敗していたベイラム所属のとあるACパイロットと漸く会話を始める事になるのだが、それはこの話の中では蛇足な出来事だ。
ミシガン「お好み焼きが美味い」
一番大事な所の語彙力がッ!!お好み焼きの美味さを表現する為の語彙力が全然足りなかったッ!!!!
お好み焼きは豚玉でご飯と一緒に食う、これが1番美味い。
え、炭水化物同士?
追記
お好み焼きを食べる描写の文章に、エターナルドーパント氏の文章を採用させて頂きました。誠にありがとうございます。
投稿から僅か30分足らずであのクオリティの原文を送ってきて下さっていて、本当にビックリした…飯テロした側にも、まさかカウンター飯テロされるとは思わなんだ。