621「全部燃やしたら、ごすずん達が異世界転生しちまった!」 作:静かなるモアイ
621ことレイヴンことG13の手で引き起こされたルビコンを燃やし尽くした大災害、レイヴンの火。それはご存知、ルビコンに住まう人間や滞在していた人間全員を問答無用に異世界転生させた。まあ、問答無用に異世界転生させたのはアクアが仕事をめんどくさくなり、一纏めに転生させたのも有るのだが。
しかし、異世界転生されたとは言え、スネイル率いるアーキバス、ミシガン率いるレッドガンが所属するベイラム、大豊やファーロン等の傘下企業、ルビコニアンで構成されたルビコン解放戦線やその協力企業、そしてウォルターやカーラが所属していたコーラルを観測し……いざと成れば宇宙を救うために燃やそうとしたオーバーシアーはいがみ合い部分もあった。だが、アクアの手で問答無用にアクセルの大地に蘇生されて飛ばされた彼等は話し合いの末にこう決めた。
『今までの事は一先ず、水に流して遺憾無しで手を結ぶ』
と決めたのだ。スネイル達ヴェスパー部隊とアーキバスはアーキバス本社と繋がらず、ぶっちゃけベイラム本社の事はどうでも良かったミシガン率いるレッドガン、この星を新たな母星と決めた解放戦線、そして621との再会を夢見るウォルター達は過去の事は一先ず水に流して共にこの星で暮らすことと成ったのだ。
「ぎゃぁぁあ!!617さん!!ラスティさん!!助けてくれ!!」
ミシガンの所で訓練は受けた、ウォルターの所でアルバイトの紹介を受けて働き多少の金銭は貯まった。そのお陰か、冒険者としての第一歩を歩みだしたカズマとアクアはアクセルの冒険者ギルドで受注できる最も簡単なクエスト『ジャイアントトードの5体討伐』に参加した。
ウォルターからはハウンズの隊長である617、そしてウォルターとミシガンから手厚い信頼を得ている好青年 元V.Ⅳでありルビコン解放戦線所属のイレギュラー ラスティの付き添いの元でクエストに向かったのだ。
「ガッツは有ると思ったんだがな……」
617は大きなため息を吐き出す。617やラスティ達は乗っているACを再現して貰い、保有している。だが、クエストによっては生身で参戦した場合が良い時も多々ある。そこでリアルコマンドーのミシガンは別として、冒険者としても暮らすのなら生身での武器も用意した方が良い。
617は人間サイズのガトリング、刃渡り50センチ程のコンバットナイフを武器として選んだ。そして……
「カズマ。ギルドからのレンタルの武器は性能も低いし、壊れたら弁償だ。ハンドラー・ウォルターからのアルバイトを続けて先に装備を固めたらどうかな?」
と告げる背中に狼のエンブレムが刻まれたジャケットを羽織った黒髪で十代後半~二十歳程のイケメンが居た。彼こそがラスティである。
ラスティはサブマシンガン、スナイパーライフル、そしてダブルセイバーを日本刀の刀身にした落葉を生身での武器として選んでいる。
「仕方ない……俺がカズマを助ける。ラスティ、お前はあっちを頼む」
617の兄貴がガトリングを軽々と右手で構えると、カズマを追っていたジャイアントトードを瞬く間に蜂の巣に変えてしまった。
「やれやれ、仕方ない。なら、アクアは私が助けよう」
そう告げて落葉を抜刀したラスティ。所で皆さん、どうしてアクアが一言も言葉を発してないかご存知だろうか?何故なら、既にジャイアントトードに食べられてしまって胃袋に納められた為だ。
ラスティはアサルトブーストを使うように地面を蹴って加速し、アクアを食べたジャイアントトードを真っ二つに切り裂いて駄女神を救出。その後、右手に構えたサブマシンガンで蛙の脳天を撃ち抜いた。
「カズマとアクア。先ずはお金を貯めて防具を揃えることだ。次に仲間を集めることだな。私と617が居なかったら、今回は間違いなく死んでいたぞ」
ラスティからアドバイス。カズマとアクアはお金が貯まってきたが、防具は一切買っていない。先ずはもっとお金を貯めて装備を整えることだろう。
次に仲間を集めること。今回はラスティと617が居たからなんとか成ったが、残念な事に2人が居なかったらカズマとアクアはジャイアントトードの胃袋に納められてゆっくりと消化されてどろどろに溶けていただろう。それに仲間は冒険者ギルドの掲示板に募集の張り紙を張れば、集まってくれる場合もある……たとえそれが一回のクエストだけの繋がりだとしてもだ。
「それは言えるな。一度の繋がりからでもそれから何度かクエストに行くことに成るかもしれないしな」
617からも仲間を集める重要性を説かれたカズマとアクア。
「仲間ですか……そうだよな、必要だよな」
「ヌメヌメなんですけど……」
「装備を整えるなら、明日はギルドの広場でアクセル博覧会が行われる。様々な企業は勿論、武器屋や防具屋がブースを構えて新商品の紹介やイベントが行われるな」
「それは面白そうですね!」
「あの……私、ヌメヌメなんだけど!!」
そして明日はイベントが行われる。ギルドの広場でアーキバスやベイラム、大豊と言った企業や武器屋や防具屋等が新商品を紹介してくれたり販売してくれたりするのだ。
翌日……
「やあ、カズマにアクア。待っていたよ」
「お前がカズマか。兄貴から話は聞いたよ」
カズマとアクアは広場でラスティと合流した。ラスティは可愛らしい15歳程の美少女を連れていた。彼女はリトル・ツィイー、ルビコン解放戦線の幹部だが……扱いとしては皆の妹分でありどちらかと言えばジャンヌ・ダルクのように扱われたのだろう。だってACのアセンがあれだもん。
(美少女との出会い!?これだよ……これこそが異世界あるあるだよ!!)
カズマ、ツィイーとの出会いで鼻の下を伸ばす。
「今回はな……アーキ坊やの新作グッズが発売されるんだよ!!それに、アーキ坊やとベイラムのプロレスも行われるんだぜ!!」
ツィイーが嬉しそうに言う。何でも今時の女の子にはアーキ坊やとベイ太郎というゆるキャラが人気であり、男性には大豊娘娘が人気のだとか。
アーキ坊や「私こそが……企業だ!!」
ベイ太郎「役立たずども!!楽しい遠足の時間だ!!」
ルビコンが誇る二大マスコット……正体を隠して現場に現れる。
次回!!アーキ坊やとベイ太郎が登場!!
因みにアンケートは次回の投稿までです。めぐみんが出るぐらいで、621が密航します
621ことレイヴンことG13のアクセル密航方法!
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宇宙で敵を撃墜してサーフィン!
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しれっとやって来る
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ミールワーム食べながら
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絶望的なピンチを救うために